【シゴトを知ろう】保健師 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】保健師 ~番外編~

2017.01.04

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】保健師 ~番外編~

人々の健康づくりのお手伝いをする「保健師」として市役所や企業で働いた経験を持ち、現在はフリーで企業に健康に関するアドバイスを行っている田篠晶子さん。自分の健康や服装への意識など、医療系のお仕事ならではのエピソードに加え、働きやすさ・続けやすさなど、現場の人でなければ分からない部分についても伺いました。

この記事をまとめると

  • 自分の健康管理はもちろん、服装や髪型にも配慮が欠かせない
  • スキルアップのため、プラスアルファの資格を取る人も多い
  • 70歳でも現役!! 女性が長く働き続けやすいのも保健師の特長

相談者にリラックスしてもらうことが重要。茶髪&パーマで上司に怒られたことも!

――保健師さんはやはり、ご自身の健康管理には人一倍気を付けているのですか?

そうですね。人に助言している手前、やはり自分の健康にも気を付けている人が多いですね。とはいえ、健康に気を使ってお酒を一切飲まないなどではなく、適量を知っているので程々に楽しむことを上手にやっているのだと思います。


――健康以外で、保健師として気を配っていることはありますか?

「保健師=白衣」というわけではなく、私服の場合もあるのですが、華美すぎる格好にならないようには気を付けています。もちろん、清潔感も大切です。
相手に寄り添う仕事なので、緊張感を与えるような派手な格好はNGですね。保健師になりたての頃、茶髪にしてクルクルのパーマをかけて出勤したら、上司に「午後から休んで直してこい」と言われたこともあります。

また、休みの日でも常に情報を拾うようにしています。テレビなどで健康に関する情報を得ている方を相手にすることも多いので。
例えば野菜嫌いの人が、テレビで健康にいいと言っていた黒酢ばかり飲んでいたとしても、それを頭ごなしに否定するのは保健師の仕事ではありません。その人の気持ちや考えを聞きながら、どうすればいいかを一緒に探っていくのが私たちの仕事ですから。みなさんが触れる情報は知っておく必要があると思っています。

より相手に寄り添えるよう、さらなる資格取得も

勉強中の産業カウンセラーのテキスト。スキルアップを目指して新たな資格を取る人も珍しくない

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――保健師として働くようになって、驚いたことはありますか?

保健師になった最初の年、住民基本台帳を調べて一人暮らしのお年寄りのお宅に健康状況や困っていることがないか一軒ずつ聞いて回ったことがありました。
もちろん、「はじめまして」の方ばかりでした。そういうことがあったから、担当地域の方に顔を覚えてもらい心を開いてもらうことにもつながりましたが、正直、最初は「ここまでするんだな」と戸惑いましたね。


――保健師のキャリアパスについて教えてください

公務員として働く場合は年功序列がありますが、保健師の資格にプラスして他の資格を取る人が多いというのは、官民問わず共通しているように思います。
例えば私も、今勉強中なのが産業カウンセラーです。傾聴だけではなく、心理学的な手法も用いて話を聞いて援助ができるようにと考え、資格取得を目指しています。

また、臨床心理士に転向した保健師も知り合いにいますね。身体の健康だけでなく、現代では心の問題を抱えている人も多いからではないでしょうか。

保健師には女性が多い。それにはちゃんとした理由があった

――保健師は女性が多いそうですが、実際、女性が活躍しやすい職業ですか?

はい、そう思います。地域保健に携わる公務員の場合、日勤だけで土日も休みであることが基本です。ですから、退職まで勤め上げる人が大半です。
民間の保健師の場合も、夜勤がなく子育てをしながらでも続けやすいので、育休を取って復職するケースが多いと思います。

今の職場では70歳の保健師も在籍しているんですよ。資格とスキルがあれば年齢制限はないと言っていいと思います。女性が一生続けられる仕事なのではないでしょうか。


――田篠さんご自身も、一生保健師を続けたいとお考えですか?

はい。近い将来、フルタイムで復帰したいと考えています。産業カウンセラーの資格を取ろうと勉強しているのもそのためです。
もし、急に沖縄や北海道に行くことになったとしても、保健師の資格を生かして何かしらの仕事はできるという自信はありますね。医療系専門職の中では、生活リズムが狂うこともなく、家族との時間もとりやすい仕事です。そういう意味でも、女性が長く、誇りを持って続けていける職業だと思いますよ。


保健師は、女性が活躍しやすく、そして続けやすい職業だと話す田篠さん。ライフステージが変わっても、それに応じて働き方を柔軟に変えることができるのも、国家資格職のメリットだといえるかもしれませんね。
医療系の道へ進むことを考えている人、そして、仕事も家庭も両立していきたいと考えている人は、保健師を将来のお仕事の候補にしてみてはいかがでしょうか。


【profile】保健師 田篠晶子

この記事のテーマ
医療・歯科・看護・リハビリ」を解説

医師とともにチーム医療の一員として、高度な知識と技術をもって患者に医療技術を施すスペシャリストを育成します。医療の高度化に伴い、呼吸器、透析装置、放射線治療などの医療・検査機器の技師が現場で不可欠になってきました。専門的な技術や資格を要する職業のため、授業では基礎知識から医療現場での実践能力にいたるまで、段階的に学びます。

「医療・歯科・看護・リハビリ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「保健師」
はこんな仕事です

保健師は、人々が健康な生活が送れるよう、病気予防や健康管理の指導を行う仕事。勤務先としては市町村が多く、地域の身近な健康相談係として、妊婦や赤ちゃん、高齢者などを対象に幅広く指導を行っている。さらに、障がい者や難病の患者を対象とした保健所での勤務、一般企業の労働者、学生や教職員を対象とした保健業務など、活躍の場は幅広い。今後の高齢化や、生活習慣病予防をはじめ健康への関心が高まるなか、保健師が必要とされる場が増えるだろう。

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