運動部員必見! 伝説のボクサーのストイックすぎる生活!

この記事をまとめると
- トレーニングや稼ぐお金など、スポーツ選手の知られざる部分に注目!
- プロボクサーのマイク・タイソンはトレーニングもファイトマネーも超一流
- 華やかなスポーツの裏側に目を向けてみると、見方が少し変わるかも?
プロスポーツ選手のトレーニング量ってどれくらい?
今も昔もプロスポーツ選手はみんなのあこがれの存在。みなさんの中でも華やかなプロの世界を目指し、毎日部活でトレーニングに励んでいる人がいるかもしれません。しかし、実際のプロスポーツ選手たちが毎日どれくらいトレーニングに励んでいるかは、知らない人も多いでしょう。
そこで今回は、プロスポーツの中でも特に派手で華やかだといわれる「ボクシング」の裏側に注目。トップ選手のストイックでハードなトレーニングと、彼らが稼ぎだすオドロキのお金についてご紹介します。
トレーニングとファイトマネー、共に一流のマイク・タイソン
みなさんはマイク・タイソンというプロボクサーを知っていますか? 圧倒的な強さで20年以上前に一世を風靡(ふうび)したヘビー級世界チャンピオンです。18歳でプロデビューしたタイソンはデビュー戦からなんと28連勝を重ね、29戦目でヘビー級の世界チャンピオンになりました。そのときの年齢は弱冠20歳。まさにボクシング界のレジェンドです。
タイソンのトレーニングはハードの一言。毎朝5時に起床し、5キロのジョギング後、仮眠。朝食後にリングで練習(10ラウンドのスパーリング)。昼食を食べてまたリングで練習。1時間エアロバイクをこいで、ハードな筋トレ(腹筋は1日2000回、腕立て伏せは500回行っていたとか)。夕食後またエアロバイクをこいで就寝、とすさまじい練習量だったといわれます。
そんなタイソンですが、トレーニングも一流なら稼ぐお金もまた一流。なんと1試合で22億円のファイトマネー(報酬)を手にすることもありました。生涯で稼いだ報酬は250〜300億円と言われています。まさにチャンピオンにふさわしい金額です。
年収105億円! 最強王者のスゴすぎるファイトマネー
ボクシング界にはさらにスゴいお金を稼ぎだす男がいます。それが現世界スーパーウェルター級スーパー王者のフロイド・メイウェザー・ジュニア。その戦績は47戦47勝! なんと無敗のまま5階級を制覇したボクシング史上最強との呼び声も高い、天才ボクサーです。
2014年にアメリカの経済誌『フォーブス』が発表したスポーツ選手長者番付では、メッシやクリスティアーノ・ロナウドなどサッカー界のスーパースターを抑えて堂々の1位(2014年フォーブス6月号)。その年収はなんと1億5000万ドル(約107億円)!
この年、メイウェザーが戦ったのはたった2試合。どちらの試合も12ラウンドをフルに戦っているので、実質労働時間は2試合で72分。つまり単純計算すると、メイウェザーは72分で105億円ものお金を稼いだことになります。拳ひとつで107億円。まさに、これぞアメリカンドリームという夢のある話です。
しかし、ボクシングに限らずプロスポーツの世界は本当にハードな競争の世界。ここまでたどり着くのは、血のにじむような努力を重ねた中の、さらにほんの一握りだということを忘れてはいけません。
プロスポーツ選手を目指している人、スポーツ観戦が好きな人は、選手たちの陰の努力やそこで動いているお金など、華やかな世界の裏側にも目を向けてみると、より深くスポーツの世界を知ることができるでしょう。スポーツの見方が、少し変わるかもしれませんよ。
この記事のテーマ
「健康・スポーツ」を解説
スポーツ選手のトレーニングやコンディション管理に関わる仕事と、インストラクターなどの運動指導者として、心身の健康管理やスポーツの有用性を一般に広める仕事に分かれます。特に後者は、高齢化や生活習慣病が社会問題化する中、食生活や睡眠も含めて指導できるスペシャリストとして需要が高まっています。
この記事で取り上げた
「プロスポーツ選手」
はこんな仕事です
野球やサッカー、ゴルフ、ボクシングなど多種多様なスポーツ分野で、プロとして活躍する仕事。試合や大会でよい成績を残せるように日々トレーニングを積む。また、けがや病気をしないように体調管理をすることも仕事の一つだ。実力主義の面が大きく、結果を残すためには厳しい競争が待っているが、一流選手になると世間からの注目が高まり、やりがいに直結するだろう。プロスポーツ選手になる方法は競技によって異なるが、スカウトされるケースや入団テストを受けるケースが一般的。また、ボクシングなどはライセンスが必要になる。
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