【シゴトを知ろう】アクアソムリエ ~番外編~

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【シゴトを知ろう】アクアソムリエ ~番外編~

2016.12.01

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】アクアソムリエ ~番外編~

一般の人にはまだそこまで浸透していない「アクアソムリエ」というお仕事。日本初のアクアソムリエである山中亜希さんが、これまでに味わった中で一番印象に残っている水とは? 資格を取得した人がどのように活躍しているのかなど、お仕事の裏話について伺いました!

この記事をまとめると

  • ボトルに入っている水だからといって、必ずしもミネラルを含んでいるわけではない
  • 水の販売やコーヒー教室など、資格の生かし方はさまざま
  • 一生忘れない味! アクアソムリエの資格を取得するきっかけとなった水とは?

高校生のアノ悩みに「水」が利く!?

――ニキビや体型に悩みがある人にはミネラルウォーターがおすすめとのことですが、どのような効果があるのでしょうか?

水には、老廃物を排出する浄化作用(デトックス作用)があります。飲む水が足りないと、尿や汗と一緒に老廃物を排出することができず身体の中にためこんでしまうため、ニキビや吹き出物ができやすくなり、むくみや肥満の原因にもなります。

水を飲むだけでもそういった悩みが解消されることもありますので、まずはたくさんのいい水を、あまり冷やさずに飲むことをおすすめしたいです。


――業界や職務内での、一般人が知らない業界用語はありますか?

アメリカ硬度やドイツ硬度、TDSなどでしょうか。
アメリカ硬度は現在日本で使われている硬度の基準で、水に含まれるカルシウムイオンとマグネシウムイオンを炭酸カルシウムの量で換算した値です。
ドイツ硬度は戦前に日本で用いられていた基準で、酸化カルシウムの量で換算された値です。
TDS(Total Dissolved Solids)とは総溶解固形分のことで、ミネラル成分の総量を表しています。


――一般の方に言うと驚かれる業界の常識はありますか?

ボトルに入って売られている水全てが、ミネラルを含んでいるミネラルウォーターというわけではないということに驚かれる方も多いです。
そして、ミネラルウォーターには賞味期限があります! 実際に流れている「水」には賞味期限はありませんが、ボトルに詰められた時点で賞味期限が発生します。

あとは、ちょっとマニアックかとは思いますが、炭酸の入っている水だと生きられるバクテリアが少ないので、菌の検査項目が少ないんです。

アクアソムリエにはキレイな人が多い!?

――業界内にはどんな性格の方が多いですか?

アクアソムリエという資格取得の目的がさまざまなので、一般化するのは難しいですが、もともと「水が好き」で受講されている方は感性が鋭く、食などにこだわりがあり、ストイックで繊細な方が多い気がします。
そして性格とはあまり関係ないですが、とてもキレイな方が多いです。私はもちろん例外です(笑)。


――働くにあたって制限されることはありますか?

やはりミネラルウォーターへの関心が強く、種類も多く置かれている都心の方が仕事の幅は広いと思います。また、ミネラルウォーターが健康にいいと言っている以上、自分が健康でないと説得力がないと思いますので、体調管理にはできる限り気をつけていますが、特にダイエットなどの制限はしていません。
テイスティングする仕事がある際には、刺激物や化学調味料などの添加物はできるだけ取らないようにしています。

また、水に関するあらゆる情報が日々出ていますので、そういうものに対するアンテナは常に張るようにしています。


――アクアソムリエという資格を生かす仕事にはどういったものがありますか? 実際に資格を取得された方は、どういったお仕事をされている方が多いのでしょうか?

水の販売(ウォーターサーバー、ミネラルウォーターなど)のほか、「アクアマエストロ」という資格を取ると、ミネラルウォーター専門店「AQUA STORE(アクアストア)」の認定店になることもできますので、アクアストアから水を仕入れ、販売されている方もいらっしゃいます。
また、ミネラルウォーターを使ったドリンクを販売されている方もいらっしゃいますし、ご自身が主宰されているコーヒー教室でミネラルウォーターを使われていたりもしています。
ミネラルウォーター専門スクール「AQUADEMIA(アクアデミア)」の講師として、アクアソムリエの養成をされている方もいらっしゃいますよ。

アクアソムリエが、最も印象に残っている水って?

――業界内の横のつながりは多いですか?

水のメーカーの担当者さんや輸入商社の方とお会いする機会はそれなりにあります。最近の市場の動向などを話すことが多いですね。


――事前のイメージとのギャップはどんな部分にありましたか?

アクアソムリエというと、水の味をコメントしたり、料理と合わせる水を提案したりするのがメインの仕事というイメージがありましたが、実際には、水の飲み方や水の違いなど水全般の話を求められることがほとんどです。
そのあたりが世間的にもギャップがあるかなと思います。


――これまでさまざまな水を味わってこられたと思いますが、この水が人生で最高の味というものはありますか? また、おすすめの水の飲み方などあったら教えてください。

人生で最高の味かどうかはまだ分かりませんが(笑)、アクアソムリエの資格を取得しようと思ったきっかけとなった水の味はとても印象深く、一生忘れないだろうと思います。
もともと軟水が苦手で水を全然飲んでいなかった私が、初めて大量に飲んだ軟水です。
残念ながら今は販売されていませんが、イタリアの『Frisia』という水です。

おそらく一般的には、硬水が飲めない方の方が多いのではないかと思いますが、硬水と一口にいってもいろんな硬度の硬水がありますので、飲まず嫌いをせずにいろんな水を試していただきたいです。
また一種類の水をずっと飲み続けるより、いろんな水を飲むことをおすすめします。


硬水や軟水という言葉は一般的に広まってはいるものの、何種類もの水を飲み比べる機会はなかなかありません。水の繊細な味の違いが分かるようになるまでには時間がかかるかもしれませんが、興味がわいた人は一度飲み比べてみると何か発見があるかもしれませんね。


【profile】ミネラルウォーター専門スクール「AQUADEMIA(アクアデミア)」 校長 山中亜希

一般社団法人 アクアミネラーレ協会 http://www.aquaminerale.jp/
ミネラルウォーター専門スクール「AQUADEMIA(アクアデミア)」  http://www.aquademia.jp/

この記事のテーマ
食・栄養・調理・製菓」を解説

料理や菓子などの調理技術や、栄養や衛生などに関する基礎知識を身につけます。職種に応じた実技を段階的に学ぶほか、栄養士などの職種を希望する場合は、資格取得のための学習も必須です。飲食サービスに関わる仕事を目指す場合は、メニュー開発や盛りつけ、店のコーディネートに関するアイデアやセンス、酒や食材に関する幅広い知識も求められます。

「食・栄養・調理・製菓」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「アクアソムリエ」
はこんな仕事です

民間団体によって認定される「アクアマエストロ」と「アクアアドバイザー」の2つの資格の総称。科学的に根拠のあるミネラルウォーターの深い知識を活用して、食生活やライフスタイルの提案をする水のスペシャリスト。また、自然環境保全や保護に貢献する活動を行う場合もある。レストランやカフェで料理やお客に合わせた水を提案したり、浄水器などの水に関連のある企業で活躍したり、セミナーや講演会で講師をしたりと、その活躍のフィールドは幅広い。

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