【シゴトを知ろう】小学校教師 編

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【シゴトを知ろう】小学校教師 編

2016.12.01

提供元:マイナビ進学編集部

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【シゴトを知ろう】小学校教師 編

「先生になりたい」みなさんの中には、そんな夢を持っている人もいるかもしれませんね。小学校の先生は、子どもたちに授業をする以外にどんなことをしているのでしょうか? 小学校教師として4年生の担任をしている藤丸裕基さんに、お仕事について聞いてみました。

この記事をまとめると

  • 子どもたちの成長を実感できることが一番のやりがい
  • 進学先によって、取得できる教員免許に違いがあるので注意が必要
  • 教育実習は、教師に向いているかどうかを判断する材料の一つ

仕事の結果がでるのは、10年・20年先になってから

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えて下さい

児童への学習指導がメインとなります。教材の研究のほか、職員会議、学校行事の企画・運営というのものも業務に含まれますし、学校の安全点検なども行います。

<一日のスケジュール>
07:00 登校・教材準備
08:00 児童が登校してくるので教室で待つ
08:20 児童がそろう
08:45 授業開始
15:15 6時間目まである日はこの時間まで授業
15:30 テストの採点、打ち合わせ、週の予定月の予定を組む、
    アンケートの集計、行事提案の資料の作成
    区の研究会、市の研究会に属しているので、研究のための準備など
21:00 下校


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

やはり子どもたちと1年通して付き合うことによって、成長が目に見えてくることはやりがいですね。壁に貼ってある子どもたちが作った新聞一つにしても、最初の頃はお世辞にもそこまで上手だとは言えないんですけど、何度も作るうちに本当に上手になっていくんです。

個人の成長という部分でもそうですし、クラス全体が高まっているな、成長しているなと感じられることは、教師という仕事をしていて鳥肌が立つほど感動する瞬間ですね。


Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

教材の研究などの部分でいえばキリがない仕事なので、やればやるほどできる仕事だということです。ただ、時間は無限ではないので、そことの折り合いもつけなくてはいけないのは難しい部分ですね。

また、「子どもたちに教える」ということは、一般企業に勤めている人のように、お金や数値として結果が出てくるものではありません。「10年・20年先くらいになって出てくるものなのかな」と思っています。
「子どもたちが楽しんで学べるもの」と「教育のために必要なもの」の狭間で揺れながら、教える側の自己満足に終わらないようにしなくてはいけないと思います。

きっかけは小学校時代の恩師! 楽しい思い出が教師への道を後押し

中高体育教師の免許や特別支援学級の教員免許も取得している藤丸さん

中高体育教師の免許や特別支援学級の教員免許も取得している藤丸さん

Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?

高校の1・2年生の時には、何となく興味があるなという感じで方向性としては小学校の先生になろうと決めていました。自分自身の小学校時代の先生との出会いが大きかったかなと思っています。
今もその先生は現役で教師をされているので、たまに体育の行事などでお会いすることがあります。小学校時代の楽しい思い出がなかったら、きっとこの道に進もうとは思えなかったなとは感じますね。


Q5. 大学では何を学びましたか?

教員養成課程だったので、基本的な教育論や学習指導要領について学びました。それから、具体的にこんな風に授業をしましょうという勉強ももちろんしました。

私が通っていたのは小学校をメインとした教員養成をしている大学でしたが、学校によっては中学をメインとしている場合もありますし、中学・高校の教員免許しか取得できないという学校もあります。大学によっては取得できる免許の幅が狭い場合もあるので、ダブルスクールで複数の免許を取得したという先生も中にはいらっしゃいます。
そういう意味では、教師になりたいと思われている人は、どこに力を入れている学校なのかというのをよく調べておく必要があると思います。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

小学校の時の卒業アルバムには、「コックさんになりたい」と書いてありました。今、振り返ってみると、中学時代も高校時代も口には出してはいなかったのですが、「小学校の先生になりたい」という想いがずっとあったように思います。
小さい頃から剣道をしていて、高校生の時には小学生に指導をするといった機会もあったので、そういうことも教師という仕事につながったかなと感じます。

早い時期から将来を意識していたことで、進路の計画が立てられた

Q7. どういう人が小学校の教師に向いていると思いますか?
 
毎日何時間も学校にいますが、「仕事がつらい」という感覚があまりなく仕事をできることは大切なのかなと思います。
人との関わりがメインになりますので、そこを楽しめるというのももちろん重要ですし、「どうしたら子どもたちの能力や学力がさらに高まっていのか、ということを考えられる」ことも求められます。

一つの判断材料になるのは「教育実習が楽しくできるのか」ということですね。教育実習で「あ、自分には無理だな……」って思ってしまう方もいるので。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

私の場合は、早い段階から将来について考えていたことで、「小学校教師になるための大学」「教員採用試験のための勉強」という対応ができたのが大きかったかなと感じています。

友達の中には、就職活動の時期が迫ってから「自分は何の仕事をしたいのか?」と考えていた人もいたので、まだ将来について迷っているのであれば、先延ばしにし過ぎない方がいいとは思います。
まだ時間的な余裕がある高校1年や2年という時期に、ちょっと立ち止まって「自分がやりたいこと、学びたいこと」について考えてみることで、後々楽になることもあるかなと思います。


進学する学校によって、取得できる免許の種類が違うとのこと。先生になりたいと思っている人は、自分が何の学校の先生になりたいのかをよく考え、どの学校だったら、そのために必要な免許を取得できるのかという部分まで、きちんと調べる必要がありそうです。

また、将来について早い時期から考えておけば、そのために必要な知識や資格の取得について準備する時間が取れます。「就職なんてまだまだ先」なんて思わず、みなさんも今から将来についていろいろと考えておくといいですね。


【profile】横浜市立桂小学校 教諭 藤丸裕基

この記事のテーマ
教育」を解説

教育機関や子ども向けの施設で、教育指導に関わる仕事を目指します。小・中学校や高等学校の教員を目指す場合、大学や短期大学の教職課程で学ぶ必要がありますが、専門学校の中にも、提携する大学や短期大学の通信教育を受けて、教員免許状を取得できる学校もあります。語学教師や臨床心理士など希望する職種により、必要な資格や免許が異なります。

「教育」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「小学校教師」
はこんな仕事です

小学校1年生から6年生の子どもを対象に、勉強や生活全般について指導するのが小学校教師。国語や算数などを含むほぼ全教科を、教師一人で教えるケースがほとんどだ。6年間の小学校生活は子どもの人格形成にもつながる大切な時期なので、一人ひとりの個性を理解して指導しなければならない。優しさと厳しさの両方を備え、常に公平な立場で接することが望まれる。学校の授業以外にも、運動会や遠足といった学校行事やPTA、家庭訪問など仕事の幅は広いため、多忙な職業といえる。

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