【シゴトを知ろう】画家 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】画家 ~番外編~

2016.12.09

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】画家 ~番外編~

都内の美大を卒業し、転職を経て、現在は大分県別府市を拠点に画家として活動する新宅和音さん。創作活動をメインに行うようになる前は、会社で働いたり、教師として美術を教えたりしていたそうです。今回は新宅さんに画家になる前の話や画家として生き抜く方法などを伺いました。

この記事をまとめると

  • 地方で活動していても、発表の場は東京になる
  • 美大を卒業しても、画家になるのは大変
  • 自分の作品を積極的に発信することが必要

地方で活動、発表の場所のメインは東京

――業界内にはどんな性格の方が多いですか?
 
さまざま人がいますね。内向的な人が多いかと思いきやそうでもない。オープンな人もいるし、クローズドな人もいます。自分は思い込み(強迫観念)が強いタイプです(笑)。
 
 
――画家だとどこに住んでいても創作活動ができますよね。

住む場所の制限はないと思いますし、知っている人でも地方在住の人は何人かいます。ただ、やはり発表の場所のメインは東京になるので、地方から行き来することになりますね。私は今、別府を拠点にしているんですけど、別府はアートに力を入れているので、こっちを拠点にして、メインの発表の場を東京にしてという形で活動しています。

美大を卒業してから、画家になるまで

――画家になる前の就職活動のことをもう少し詳しく教えてください。

2010年に大学を卒業したんですけど、いわゆる就職氷河期世代で(笑)。テレビの制作会社のインターンに参加したり、美術会社の試験も受けたんですけど、結局就職できなかったので、同じ大学の院に進学しました。院では「何か勉強する」というより、「とにかく自分の表現を突き詰めなさいよ」という感じでしたね。院を卒業した後は、院生時代からアルバイトとして勤務していたフェイスペインティングの会社に正社員として就職しました。


――その後、中学校の美術教師として採用されたんですよね。

勤務形態は非常勤で、3年間契約でした。美術の授業を担当したり、連絡表という通知表みたいなものに成績をつけたり、特別支援教育に参加する障がいを持った生徒たちに教えたり、普通学級に在籍する発達障害の生徒のサポートをしたり、いろんな仕事をしました。
私は子供とは相性がいいので(笑)、美術の授業は楽しかったですね。

自分から積極的に発信できる人は強い

――画家という職業に就いてから、一番驚いたことはなんですか? 

強いて言えば、作品の裏にサインを忘れずに書かなければならないことですね。最初は私もギャラリーのオーナーさんに言われるままに書いたのですが、本人が描いた作品だと証明するために必要なんだと思います。


――アート関係の仕事はとても特殊だと思うのですが、ご自身が思う「生き抜く方法」はなんですか?

たとえば、ギャラリーで自分の絵を販売する場合、他の作家さんたちと一緒にそのギャラリーの作品の一部として展示されるので、他の作家さんのファンがくることもあるんですよ。そこでもしかしたら自分の作品を好きになってもらえるかもしれないから、まず自分の絵を気に入ってくれるお客さんが来てくれそうなギャラリーを選ぶことが大切だと思いますね。
そして、いい作品を作ることは前提なのですが、最近ではSNSを通して人気が出たり海外の人に知ってもらうことができるので、自分から積極的に発信できる人は強いと思います。


美大卒業後の就職難や転職などの紆余曲折を経て、「自分にはもう画家しかない」と思い至った新宅さん。当たり前のようですが、「絵だけ描いていればいいわけではない」「グループ展や持ち込み等で自分から活動の場所を開拓する」というタフネスと積極性も画力と同じくらい大切なんですね。
 
【profile】新宅和音
http://kazuneshintaku.tumblr.com/

この記事のテーマ
デザイン・芸術・写真」を解説

デザインは、本や雑誌、広告など印刷物のデザイン、雑貨、玩具、パッケージなどの商品デザイン、伝統工芸や日用品などの装飾デザインといった分野があり、学校では専門知識や道具、機器を使いこなす技術を学びます。アートや写真を仕事にする場合、学校で基礎的な知識や技術を身につけ、学外での実践を通して経験やセンスを磨きます。

「デザイン・芸術・写真」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「画家」
はこんな仕事です

絵を描くことを仕事としている人を指す。日本画や洋画を代表に複数のジャンルが存在。現代は平面にこだわらず、デジタルも駆使したミクストメディア作品やインスタレーションを発表するアーティスト的存在の画家も増えた。描いた絵を画廊を介して売る収入だけで生活できる画家は決して多くはない。コンテストへの応募、学校や絵画教室での指導、イラストレーター、似顔絵描きなどで生計を立てる人も多い。展覧会だけでなく、イベントでのライブペインティングや絵本、パッケージなどで作品を発表する人もいる。

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