【シゴトを知ろう】ペットシッター ~番外編~

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【シゴトを知ろう】ペットシッター ~番外編~

2016.11.30

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】ペットシッター ~番外編~

ペットシッターの誰もが感じる不安、一度も姿を現さない「まぼろしのネコ」!?、最近依頼が急増している小動物など、ペットシッターの業界あるあるについて伺いました。

この記事をまとめると

  • ペットシッターの不安「鍵閉めたっけ!?」
  • 世間一般の旅行シーズンがペットシッターの繁忙期
  • お客さまの歴史に触れられるのがペットシッターの感慨

消えることがない「鍵の閉め忘れ」の不安

藤村さん宅で飼われているネコちゃん

藤村さん宅で飼われているネコちゃん

――イヌやネコ以外の動物のお世話をすることも?
 
ワンちゃんとネコちゃんが半々くらいで全体のご依頼の9割を占めます。数年前に比べてネコちゃんの新規依頼は増えていますね。ネコちゃんブームの影響でしょうか。最近ご依頼が増えたなと思う犬種はフレンチブルドッグ。男性の飼い主さんも多いですね。他にはフェレットさんやハムスターさん、モルモットさん等の小動物のご依頼もあります。ここ1年で依頼が急増したのはハリネズミさん。YouTube等でハリネズミさんの動画がアクセスを集めているのも影響しているかもしれません。
 
 
――初対面のペットと仲良くなるコツはありますか?

相手がどういう気持ちなのか、よく観察することです。警戒していたら無理せずにそっとしてきますし、大丈夫そうなら距離をつめてみる。この犬種は警戒しやすい等のセオリーも大切ですが、自分の経験プラス相手をよく見ることが大事です。
 
 
――時間の枠が決まっているお仕事ですが、焦ることはありませんか?

時間に間に合うかどうかという事も気にしています。他には「鍵ちゃんと閉めたかな……」という不安。もちろん閉めた後の確認していますが、何十メートルと歩くと不安になり、戻ってまたガチャガチャと確認することもあります。ペットシッターあるあるだと思います。


――業界用語のようなものはありますか?

どれくらい業界で浸透しているのかわかりませんが、人見知りするネコちゃんで、ずっと隠れて出てこない子のことを「まぼろしのネコ」と呼びます。物陰や家具の隙間を探してみつけますが、滞在中一度も自らは顔を出さないネコちゃんもいます。

お客さまの歴史に立ち会い、感慨深くなることも

――1日あたりの仕事量は?繁忙期はありますか?

繁忙期には、1名のペットシッターで1日あたり3〜8件の家をお伺いします。私はもっとお伺いします。何名もスタッフがいるので1日合計すると数十件に。繁忙期はやはりお客さまがご旅行に行かれる年末年始やお盆などですね。


――毎日依頼されるお客さまも?

週3〜5回ご契約している方々もいます。この仕事は連続性が大事。たとえば水曜定休にしてしまうと、月〜金曜日にご依頼をされたいお客さまのニーズにはお応え出来ません。ですから弊社は年中無休です。


――リピートが多いそうですが、長い付き合いのお客さまも?

事業を始めてから14年。トータルで900人くらいのお客さまにご利用していただきました。立ち上げ当初から10年以上のお付き合いになる方も。そうするとお客さまの歴史がわかるんですね。独身だったお客さまが、ご結婚なされて、お子さんが生まれたりすると、「あぁ」と感慨深くなります。私が何をしたわけではないのですが(笑)。また、ペットが亡くなるとご連絡をくださる方もいれば、ご依頼が来なくなったことで察することもあります。そのときにはいろいろなことを思い出します。


――ユニフォームはありますか?

仕事のときは全身ユニクロです(笑)。汚れてもいい服。でも一度だけ、お世話の後に友人の結婚式に直行しないといけないときがあって。スーツを着て革靴をカツカツ鳴らしながらワンちゃんを散歩させたことがあります。不自然ですね(笑)。

内向きな自分を一度捨て、自分の新しい一面を知った

――仕事を通じて自分が変わったと思うことはありますか?

高校生の頃は読書ばかりしていました。読書によって身についた「ものを考える力」は仕事でも役に立っていますが、内向的では仕事はやっていけなくて。そんな自分を一度捨てたんです。根っこにある部分は変わっていないと思いますが。もし、人と接するのが苦手だから自営業をやりたいと考えている人がいるなら、むしろ逆だよと伝えたいです。対人関係が苦手ならかえって組織に属した方が良いと思います。自営業だと営業も自分でしないといけないですから。でも対人関係が苦手と思っていた私でも、必要に迫られて積極的に人と話すようになってから、実はそういうことが好きなんだと気づいたり……。わからないものですね。


――今後チャレンジしたいことは?

ペット関連のオリジナルグッズを企画中です。地域に根ざした会社なので、地元である練馬区・石神井の人たちとの交流も育んでいきたいです。石神井は最近ちょっとしたカルチャースポットなんですよ。私も協賛している石神井の氷川神社で年に一度開かれる「井のいち」というカルチャーイベントも盛り上がりを見せています。ペットシッター業に邁進しつつ、活動の場を広げていろいろな人と交流していくことも楽しめるといいなと思っています。
 
 
生まれ育った地元で仲間に囲まれて好きな仕事をしている藤村さん。大変さはあっても、うまく息抜きをしながら今の生活を楽しんでいらっしゃるようです。仕事を通じて苦手と思っていたことが好きになったというお話も参考になりますね。
 
 
【profile】(資)ストローラーカンパニー 代表 藤村衡平
HP:http://dog-walker.co.jp

【撮影協力】CHICK FLICK BAKE
HP:https://www.instagram.com/cfbtokyo/

この記事のテーマ
動物・植物」を解説

ペットなど動物や観賞用の植物に関わり暮らしに潤いを提供する分野、食の供給や環境保全を担う農業・林業・水産業などの分野があります。動物や植物の生態や生育に関する専門知識を身につけ、飼育や栽培など希望する職種に必要な技術を磨きます。盲導犬や警察犬、競走馬、サーカスの猛獣などの調教・訓練や水族館や動物園で働く選択肢もあります。

「動物・植物」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ペットシッター」
はこんな仕事です

旅行や出張、自営業が忙しいなどで飼い主が留守にするときなど、子どもの世話をするベビーシッターのように、家族に代わってペットの世話をするのがペットシッターである。家族の一員である大切なペットを預かり、飼い主のいない不安やストレスを軽減するために、ペットの心理や体調に細心の注意を払いながら、食事をさせたり、一緒に遊んだり、散歩させたりするのが主要な仕事となる。実際にはペットホテルで働くほか、最近ではペットショップや動物病院などでもシッティングのニーズが増加している。

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