【シゴトを知ろう】広告デザイナー 編

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【シゴトを知ろう】広告デザイナー 編

2016.12.05

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】広告デザイナー 編

高校生のときからデザインを仕事にしたいと考え、その夢を叶えた北村亮介さん。専門学校時代にはデザイン事務所でアルバイトをするなど、早い段階から自分の将来について思い描いていたようです。
現在は、株式会社クオラスで広告デザイナーの仕事に携わっている北村さんに、広告デザインに興味を持ったきっかけやお仕事のやりがいなどについて伺いました。

この記事をまとめると

  • ものづくりが好きで広告業界へ。お仕事のやりがいとジレンマとは?
  • デザインへの興味の原点は、幼い頃に見たCM。高校時代からデザインについて学ぶ
  • 広告のメッセージを受け取るのは「一般の人」。普通の感覚を大事にしよう

予算が減ってもクオリティは落とせない。作り手としてのジレンマも

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えて下さい。

社内のクリエイディブディレクターとともに制作の柱となる部分を組み立てて、細かい部分に関しては制作会社の人と作らせていただいています。

元々は広告代理店でコンセプトとなる部分を作って、実際に手を動かしてもらうのは制作会社というのが主流だったとは思うんですが、最近は広告代理店の内部でも制作に関する業務をしているので、そういった部分においては自分自身がデザイナーとして作業をしていきます。
プランナーやアートディレクターとしての立場で仕事をすることもあれば、デザイナーとして自らデザインをするという作業も半分くらいずつあって、両立しているというのが現状です。

<一日のスケジュール>
09:50 出社・メールチェック
10:00 始業
    クライアント(依頼主)への提案を考える
    スタジオでの映像・写真の撮影
    映像の編集・写真の加工
21:00 退社


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

ものづくりが好きでこの業界に入ったということもあって、グラフィックやCMなど何かを作る作業はものすごく楽しいですし、それが世の中に出ていくことに対して大きなやりがいを感じています。


Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

予算との兼ね合いは、やはり難しいと思いますね。広告費を減らしたいと考える企業さんが増えている中で、「じゃあ、でき上がる広告のクオリティは落としていいのか?」となると、そこに対してはもちろんいいと言ってくれる方はいないので。

制作のための予算は減るのに、クオリティは落とすことができないとなると、やはりどこか無理をしなくてはいけない局面が出てきます。
デザイナーが自分一人のときならいいんですが、制作会社のデザイナーさんと一緒に仕事をしているときには、無理をしてもらわなくてはならない場面も出てくるので、そういう時は仕事をしていてしんどくもなりますね。

デザインやアートで食べていきたいと考え、商業デザインに行きついた

佐藤雅彦さんのCMの中でも、「バザールでござーる」は子ども心にも印象に残ったとのこと。

佐藤雅彦さんのCMの中でも、「バザールでござーる」は子ども心にも印象に残ったとのこと。

Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?

昔から芸術やデザインに興味があって、「仕事としてデザインをしていくためには商業デザイン」と考え、グラフィックやCM関係の芸術系の勉強をするようになっていきました。
最初は、制作会社でデザイナーとアートディレクターをさせていただいていました。そこから、「もう少しクライアントと近い場所で仕事をしたい」と思うようになったので、広告代理店に移らせていただいたという形です。


Q5. 専門学校では何を学びましたか?

高校のときから、デザインやアートを教えてもらえる教室に通っていました。
その後専門学校では広告とグラフィックデザインの勉強をしました。
ただ、学校の勉強だけではなくてもっと実践的な場所で勉強していきたいという想いがあったので、学生のときからデザイン事務所でアルバイトをしていました。現場で知識や技術を身に付けようという意識は強くあったと思います。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

小さい頃、佐藤雅彦さんが作ったCM(※1)や川崎徹さんが手掛けたCM(※2)を見たことが広告に興味をもった原点で、高校のときにはもう「デザインに興味があってそれを仕事にしたいな」という想いだけは漠然と持っていたと思います。

まだその時点では「広告の仕事に」という具体的なものではありませんでしたが、あまり勉強というものが好きではなくて、好きで得意な科目は美術と体育というタイプの高校生だったので、それがそのまま今の仕事へとつながった感じです。


※1 佐藤雅彦さんが作ったCM:バザールでござーる(NEC)、ポリンキー(湖池屋)、モルツ(サントリー)など

※2 川崎徹さんが手掛けたCM:キンチョール(金鳥)、フジカラープリント(富士フイルム)、生樽(サントリー)など

まじめかふまじめか、どちらかのタイプが向いている!?

Q7. どういう人が広告デザイナーに向いていると思いますか?
 
いろんなタイプがいると思いますが、この仕事を始めても辞めていってしまう人も多くいるので、「ものすごくまじめ」か「ものすごくふまじめ」という人が最終的に残っているという印象がありますね(笑)。
自分のこだわり次第で仕事の時間が延びていったりするものなので、何かしら割り切って考えていかないと、できない仕事だとは思うんです。

そういう中で、うまく適度に手を抜くところを作って仕事をしている人か、もう誰からもケチのつけようがないくらいまじめにこだわって仕事をする人なのか、両極端ではありますが、どちらかのタイプの人が向いているんじゃないかなと思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。

もし、広告やデザインに携わる仕事をしたいと思っているのであれば、「普通に高校生活を楽しんで過ごす」というのが一番だと思います。
アートに興味があるのであれば、それを突き詰めていくのもいいとは思うのですが、最終的に広告を目にするのは「一般の人」ということになります。こだわりが裏側にあるのはいいですが、それが表に出過ぎてしまって、多くの人々にとって難解なものになってしまっては伝わりませんし、作っている側にも「どうして分かってもらえないんだ?」という葛藤が生まれてしまう場合もあると思います。

広告を作る側になってしまうと、規則正しい生活を送っている人の感覚というのがなかなか実感しづらくなることがあります。「ご飯を食べて、テレビを見て、寝る」といった、多くの人がしている規則正しいごく普通の生活をきちんと高校時代に体験しておくことが、広告を作る立場になった時に生きてくるものだと感じます。


より実践的な場所で学びたかったという北村さん。学生のときから、制作プロダクションでアルバイトもされてきました。
興味のある分野の会社で働いてみて、実際にどのような仕事をするのかを学ぶことは、働き方を具体的にイメージできるいい機会。もし、将来働きたい業界が決まっているのであれば、進学後にアルバイトとしてその業界経験しておくといいかもしれませんね。


【profile】株式会社クオラス コンテンツソリューション局クリエイティブ部 北村亮一

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

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この記事で取り上げた
「広告デザイナー」
はこんな仕事です

クライアントから任された商品やサービスの特徴を熟知し、その意向を反映したデザインを制作する。グラフィックデザイナーとも呼ばれる。広告デザイナーの活躍の場は、雑誌や新聞のほか、ポスターなどさまざまだ。ビジュアルはコピー(広告文章)や写真などから構成されるため、クライアントも含めてそれぞれの専門のスタッフと打ち合わせや微調整を繰り返しながらつくり上げることになる。広告代理店・制作会社、デザイン事務所勤務のほか、メーカー専属デザイナーなどもある。実力と人脈次第で独立は十分可能だ。

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