【シゴトを知ろう】キャスター 編

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【シゴトを知ろう】キャスター 編

2016.12.07

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】キャスター 編

キャスターというと、「テレビやラジオでしゃべっている人」という印象かもしれませんが、実は、それは仕事のごく一部。
人前に出ない時にはどんな仕事をしているのか、学生時代のどんな活動が今に生かされているのかなど、フリーランスでキャスター、アナウンサー、そしてディレクターと幅広い活躍をされているバーランド和代さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • キャスターは「情報の最終伝達者」。音声で誰にでも分かりやすく情報を伝えるプロ
  • 英語漬けの毎日だった学生時代。それが仕事で生かさている場面も数知れず!
  • コミュニケーションを取ることが好き。そして、打たれ強い性格がキャスターに向いている

興味のあること、得意なことで、仕事の幅が広がるキャスターという仕事

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えて下さい

キャスターといえばテレビなどで「ニュースを読んでいる人」という印象を持たれているかもしれませんね。キャスターは、情報の最終伝達者であると私は考えています。単に原稿を読むだけではなく、内容を理解して、音声で聞いて分かるようにすることが大切です。

書き言葉であれば後で見直すこともできますが、話し言葉は1回限りなので、誰が聞いても分かりやすく伝える必要があります。私が以前勤めていたNHKでは、「中学生が聞いても分かる言葉で」と言われていました。
また、アドリブを加えたり自身の感想を述べたりもしますし、自分たちで企画をして取材へ行くこともありますよ。

私の1日は朝5時に始まります。子どもが3人いるのでお弁当作りや朝食の支度をして、子どもたちをそれぞれ送り出し、一段落する8時くらいからが仕事の時間です。
その日の仕事内容によってスケジュールはバラバラですが、18時には帰宅するようにしています。とはいえ、どうしても夜仕事に行かなければならないときは、家のことは夫に頼むようにしています。


<ある一日のスケジュール>
09:00 現場入り
10:00 打ち合せ/リハーサル
12:00 ランチ
13:00 イベント本番(日本語と英語で司会進行を担当)
16:00 イベント本番終了
18:00 帰宅


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

自分の興味があることや得意な分野を柱として立てて、取り組んでいけることでしょうか。例えば、私の場合は舞踊が好きなので新しい芸術表現のレポートをしたり、着物が好きなので新しい帯の開発をした人に取材をしたり。
また、英語力を生かして、担当していたラジオ番組で毎週外国人をゲストとしてよんで、それぞれの母国語で日本の生活情報を伝えてもらっていたことがあります。これは、リスナーからも好評でうれしかったですね。


Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

民放に勤めていた頃、伝統行事の取材に行ったら「女はココから入るな」と言われたことがありました。今でいうジェンダー差別ですよね。世の中には、まだまだ男尊女卑の考え方があるんだということに驚きました。

他には、雪の中でずぶぬれでしゃべったこととか、夜中の1時半に真っ暗な中、漁の取材に海へ出たこととか。その時は「えーっ」と思っていましたが、今となっては「何とかなったなー」と感じています。命さえあれば、たいていのことは何とかなると思ってしまう性格なんです(笑)。

今の活動を支える英語力は高校〜短大時代に培った

インタビュー中も笑顔を絶やさないバーランドさん

インタビュー中も笑顔を絶やさないバーランドさん

Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?

短大を卒業してからは、民間企業で英文事務をしていました。イタリアと英文タイプでやりとりする仕事だったのですが、向こうとの時差があるので終業が遅く、習いごともできなくてストレスがたまっていたんですね。
それを見かねた母が「こんな仕事があるわよ」と勧めてくれたのが、地方テレビ局の求人チラシでした。採用試験を受けて、FBC(福井放送)にレポーターとして採用されたのが、この業界への入口でした。


Q5. 大学では何を学びましたか?

英語が好きで、学生時代は寝ても覚めても英語でしたね。中学時代は苦手だったのですが、高校のときの英単語テストで満点をとって名前を張り出され、それを母がとても喜んでくれて。それから途端に英語をがんばるようになりました。
英語科のある短大へ進み、ESS(English Speaking Societyの略。英語研究部)に入って、いろんな人と英語でしゃべったり演劇をしたり。英語漬けの毎日でした。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

当時から、英語を使って人と話すことに魅力を感じたり、人前で活躍している人を格好いいと思ったりしていたので、今の仕事につながる点はあったのだと思います。
また、今でも英語はやっていてよかったと思っています。英語での情報もキャッチしやすいですし、インタビューもできますしね。

言葉や活字、人とコミュニケーションを取るのが好きな人はキャスター向き

Q7. どういう人がキャスターに向いていると思いますか?

フレンドリーな人、出会いが好きな人、でしょうか。
人前に出る仕事なのでいろんな方にいろんな意見を言われることもありますが、少々たたかれたくらいではへこたれないメンタルの強さも必要だと思います。
それから、自分の好きな世界がある人は得だと思います。例えば、電車が好きな人はずっと電車のレポートや取材をしたり。得意なこと、好きなことが仕事に反映しやすい面があると思いますね。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

子どもの頃からマンガも含めて本を読むのが大好きだったのですが、本を読んでおいてよかったと思うことが今でも多々あります。高校生のみなさんにも、とにかく活字を読むことをお勧めしたいです。
推奨図書を全部読んでほしいなんて言いませんが、極端な話、何でもいいから読んでおくと、それが後々糧になるんです。

今は映像やアプリなど手軽でおもしろいことがたくさんありますが、いろんな本を読んでおくことは、私のような仕事に就いて人と話をしたりするときには必ず役に立ちますよ。イマジネーションを広げるためにも、活字には積極的にふれてほしいですね。


学生時代からとにかく活字に親しんでおくことが、文字や言葉を扱うキャスターを目指す人には欠かせないといえそうですね。
そして、人前に出る機会が多いゆえに、不特定多数の人からの評価をダイレクトに受けるキャスターという仕事。けれど、それを跳ね返して何事にもポジティブに取り組む姿勢が、バーランドさんの笑顔に表れているようでした。


【profile】アナウンサー/キャスター/ディレクター バーランド和代

写真提供:(1枚目)ハービー・山口

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

「マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「キャスター」
はこんな仕事です

テレビやラジオのニュース番組、情報番組において主に司会をする仕事。複雑であったり難解であったりする内容を、分かりやすい解説と報道スタイルで人々に届けるのが役割。番組制作にはプロデューサーや記者など多くの人間が関わっているが、表側に立つのはキャスターが中心であり、まさに「番組の顔」だといえる。キャスターになるには、テレビ局やラジオ局に入社することが第一歩。最も近いポジションはアナウンサーだが、記者として長く実績を積み、コメンテーターなどを経てからキャスターに抜擢される例もある。

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