【シゴトを知ろう】将棋棋士 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】将棋棋士 ~番外編~

2016.12.20

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】将棋棋士 ~番外編~

長谷川女流二段は、プロ入り後の初戦でいきなり二段分昇格して初段となり、その後4戦目で女流二段に昇格したという、異例のスピード出世で知られる女流棋士です。若くして特殊な将棋の世界に入り、活躍をされている長谷川さんならではの視点で、将棋棋士の世界について語っていただきました。

この記事をまとめると

  • とにかく実戦を重ねて、スランプに立ち向かった
  • 基本はセルフマネージメント
  • 棋士同士は実は仲良し

勝負の世界の浮き沈みの厳しさ

――15歳で日本将棋連盟に入会し、一年半でプロに。その後もプロ入り4戦目で二段に昇格したのは史上初のスピード出世だそうですね。すごいですね。
 
そんなことないです。プロになりたての頃は、何というか本当についていて。実力以上が出ていた状態だったのです。その後は次第に勝てなくなって、スランプに陥って苦しみました。
 
 
――ですがやはり将棋の対局は長時間にわたりますし、運やまぐれで勝てるものでもないですよね。

それはそうです。将棋には大きく分けて序盤、中盤、終盤という3つの段階がありまして、序盤まではまだ自分の形を作ってやれるのですが、中盤以降になると毎回未知の領域です。
ですが、当時の私は本当に恵まれていたというか、何にも考えず、するすると勝っていたと思います。


――やはり次第に相手に研究されてしまったりする部分もあるのでしょうか。

将棋には対局者が行った手を順に記入した記録を残した「棋譜」というものがあります。棋譜などを参考に、対戦相手の棋士のクセや傾向を研究するということは当然あると思います。 


――苦しい状況を打破するために、どのような努力をされていたのですか?

とにかく実戦を重ねました。大学の将棋部に参加したり、「研究会」で女流棋士と将棋を指したりということを地道に続けました。最近も、大阪市福島区にある「関西将棋会館」の近くに住まいを移し、時間がある時は毎日でも詰将棋をするようにしています。
ただたくさんやればいいというものでもないですが、これだけやったという自信を持つことで、本番でも浮き足立つことなく落ち着いて指すことができると思っています。

自己管理能力が問われる

――いつ何をどれだけやっていくかという部分が全て自分自身に委ねられているのですね。一般のいわゆる「お勤め」とは随分違っていますよね。

そうですね。イベントなども不定期に入ってきますし、決まったお休みみたいなものはありません。仕事の依頼は、将棋連盟を通じてだったり、個人的にお話があったり色々ですが、基本自分一人でスケジュール管理し、移動も一人です。

女流棋士同士普段は仲良し

――将棋棋士の世界は全てが個人プレーなのですね。ちなみに将棋の世界では、横のつながりはあるのですか?

対局で真剣勝負しているから、普段からバチバチ火花を散らしていると思われがちなのですが、女流棋士同士は普段は仲がいいんですよ。お休みの日には一緒に遊びに行ったりもします。
皆それぞれ忙しくしているから何カ月もかけてやっとスケジュールを合わせたのですが、今度女流棋士の仲良し4人組でハワイ旅行にも行く予定で、とても楽しみにしています。
また、男女問わず先輩棋士の方々にも良くしてもらっています。
 
 
21歳という若さで、自分の能力としっかり向き合って努力をし、仕事や生活面も全て自しっかり自己管理しているという長谷川女流二段。将棋棋士は、幼い頃からプロを目指すのが主流のため、家庭環境は大きく左右するものの、実力が全てのシンプルな世界でもあります。将棋棋士という仕事に興味を持ったという方は詳しく調べてみてはいかがでしょうか。
 
 
【profile】日本将棋連盟関西本部所属 長谷川優貴 女流二段
公益社団法人 日本将棋連盟ウェブサイト

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

「マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「将棋棋士(しょうぎきし)」
はこんな仕事です

将棋盤と8種類の駒を用いる将棋を行う対局者(プレーヤー)。プロの将棋士になるには、まず日本将棋連盟の奨励会に入会して四段まで昇段しなければならない。プロ将棋士の弟子になり推薦を受けるか、小中学生対象のアマチュア大会での好成績を残して推薦を免除された19歳以下の者に入会試験の資格が与えられる。奨励会に入会する年齢層は、小学校高学年が一般的で、奨励会員は満21歳の誕生日までに初段、満26歳の誕生日までに四段になる必要があり、常に腕を磨き続ける必要に迫られる厳しい世界と言える。

「将棋棋士(しょうぎきし)」について詳しく見る