【シゴトを知ろう】ビューティーアドバイザー・ビューティーカウンセラー 〜番外編〜

前回の記事「【シゴトを知ろう】ビューティーアドバイザー・ビューティーカウンセラー編」では、ビューティーアドバイザー・ビューティーカウンセラーのお仕事内容について、ちふれ化粧品の天野真有さんにお伺いしました。
今回は、「番外編」としてビューティーアドバイザー・ビューティーカウンセラーとして働いている中で感じる「あるある」や、お仕事の知られざる一面、これまでに達成感を感じたエピソードなどについてお話を伺います。
この記事をまとめると
- ビューティーアドバイザー・ビューティーカウンセラーは、意外と体力勝負
- 休みの日もつい他社ブランドのコーナーを見に行ってしまう
- 女性ばかりの職場だけどおもしろい人が多く、働きやすい
メイクだけでなく、きちんとしたお辞儀や立ち姿勢も求められる
――ビューティーアドバイザーやビューティーカウンセラーは、メイクの技術のほかに立ち振る舞いの美しさも求められると聞きました。同じ職業の人同士で「あるある!」となるような習慣やお仕事の特徴を教えてください。
休憩時間以外は立ちっぱなしですし、重いものを持つこともあるので足腰がかなり鍛えられます。ですが、きちんとしたお辞儀や立ち姿勢が身につくので、普段から姿勢よく立つことができます。結婚式に参列する時などはバッチリと決まるので、少し得した気分になりますよ。
他社のポイントメイクの色展開やディスプレイが気になって見てしまう
――お仕事とリンクする、休みの日にありがちな「あるある」があれば教えてください。
他社ブランドの化粧品コーナーをじっくり見てしまいますね。どんな接客をされているのだろうかとか、ポイントメイクの色展開やディスプレイなど、気になって見てしまうことが多いです。
お客様に喜びと感動を与える究極のリラクゼーション
――意外と知られていない、ビューティーアドバイザーやビューティーカウンセラーのトリビアを教えてください。
入社前は、女性ばかりの職場なので戦々恐々(笑)としていましたが、間違っていました。ビューティーアドバイザーやビューティーカウンセラーはおもしろくて元気な方が多いんです。仕事の話をするにも笑いを交えて、常に楽しく仕事ができています。
――最後に、お仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。
この仕事では、多くはありませんが、職場を異動することがあります。その際、お世話になったお客様が、わざわざ異動したお店まで会いに来てくださったんです。お客様が私に会いに来てくださることは、今までがんばってきてよかった、またお客様とこういう関係を作り上げられるようにがんばろう、と思えますね。
モデルさんや女優さんのようにいつもきれいなメイクをしてコスメカウンターに立っているビューティーアドバイザーやビューティーカウンセラーのお仕事は、じつは体力勝負! 見えないところで努力されているんですね。
化粧品売り場をあちこち回ってみると、ビューティーアドバイザーやビューティーカウンセラーのお話が聞けたり、最新のコスメを試すことができてとても楽しいと思います。美容の仕事に興味がある人は、ぜひいろいろなコスメを試して、化粧品についての知識を増やしてみてくださいね。
【profile】ちふれ化粧品 天野真有
http://www.chifure.co.jp/
この記事のテーマ
「美容・理容・メイクアップ」を解説
理容師や美容師、メイクアップアーティストなど、美のスペシャリストとして技術と感性を磨き、人や社会に貢献する仕事です。理容師や美容師の国家資格取得をめざす他、それぞれの職種に応じた技術力や表現力の習得、接客能力を身につけます。また、高齢者や不自由のある人のもとへ出張するニーズも高まっています。
この記事で取り上げた
「ビューティーアドバイザー・ビューティーカウンセラー」
はこんな仕事です
来店者の体質や希望に合わせて、最適な化粧品を販売する仕事。「美容部員」「ビューティーコンサルタント」などと呼ばれることもある。百貨店や化粧品店のカウンターで、肌の状態をカウンセリングしながら、来店者の年齢や健康状態、好みなどを踏まえて、最適なスキンケア方法を提案する。店頭で、来店者に対して実際にメイクを行う場合もある。肌のタイプは人それぞれであり、トラブルに悩む人も少なくないが、そのような来店者に対して希望と自信を与えることができる、やりがいの大きな仕事だといえる。
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