【シゴトを知ろう】靴デザイナー 編

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【シゴトを知ろう】靴デザイナー 編

2016.12.12

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】靴デザイナー 編

「おしゃれは足元から」と言うほど、ファッションにおいて重要な存在である「靴」。今回は、「RANDA」「CAMOLLEBIS RANDA」といった人気ブランドを手がける、株式会社ジェイ・ビーでデザイナーを務める富山由貴さんに、靴デザインのお仕事内容や魅力についてお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • デザインを考えるのはもちろん、工場とのやりとりなども行うのが靴デザイナー
  • デザイナーは、周りと協力しながら仕事を進めるための協調性も必要
  • 靴デザイナーはセンスやスキルを磨くだけでなく、人として魅力的であることが大切

試行錯誤してデザインした靴が売れ筋になることが、大きなやりがいに

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えて下さい

私の仕事内容はさまざまですが、靴の企画・デザインを中心に担当しております。靴のデザインを考えるだけでなく、工場とのやり取り、納期管理まで行うのがデザイナーの業務になります。

工場とのやり取りでは、シーズンや商品の打ち出し時期に合わせて、1週間のうちに工場に送る仕様書(※1)の枚数が決まっており、マーチャンダイザー(※2)と相談して生地や色などを決め、仕様書を起こしていきます。それとは別に、年に4回シーズンごとに自社ブランドでテーマとしていくコンセプトを決め、そのイメージに基づいたデザイン提出があります。

ブランドを引っ張るカタログにも掲載される中心のデザインとなるため、デザイナーが一番やりがいを感じ、力の入る時期です。そのほかにも資材集めのために海外へ新しい生地やパーツを取りに行かせていただきます。イタリア、ニューヨークで行われる靴の展示会に行かせていただける機会もあります。

※1 仕様書とは靴の設計図を書いたもの。ステッチの幅や素材などが細かく書かれている。
※2 マーチャンダイザーとは市場調査から商品開発、販売計画、予算管理までを行う役職。


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

コレクションの情報や市場の流れを読み取りながら、自社ブランドにしかないデザインを考えていくとき、とても楽しさを感じます。自分が試行錯誤して完成させたアイテムが売れ筋の商品になったときは、自分が考えた「かわいい」がお客様と通じていることを実感し、やりがいを感じます。身に着けているお客様を見かけたときは何年経っても毎回感動しますね。


Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

デザイン提出の期限内に表現したいイメージを自分の納得のいく形、デザインにまとめることができないときです。他社にあるデザインや、誰でも思いつくアイディアは私たちデザイナーには求められていないと考えているため、自社ブランドという世界観の中で毎シーズン、「今期の〇〇ブランドがかわいい! 絶対ほしい!」と言っていただけるアイテムを形にし続けることを常に意識しています。

自分の納得いく形にできないときは大変さを感じることもありますが、形にできたときの感動を知っているため、やりがいしかありません。

アパレルの販売員から靴デザイナーにチャレンジ

富山さんが手がける「RANDA」の靴

富山さんが手がける「RANDA」の靴

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?

服飾の専門学校に通っており、卒業後、アパレルの販売職を約6年間ほど勤めました。デザイナーが昔からの夢で、チャレンジしたいと考えていたとき、自社デザイナーの求人を知ったことが入社のきっかけになります。


Q5. 専門学校では何を学びましたか?

服飾の専門学校で、スタイル画の練習から洋服のパターン、縫製まで服づくりの一通りの流れを学びました。ファッションのものづくりについて、基礎となる知識をここで身につけることができました。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

高校時代からデザイナーになることが夢でした。ファッションに関わる仕事しか考えていなかったため、服飾の勉強をすることは、すべて将来のデザインの仕事につながると思っていました。昔からファッションが大好きだったので、買い物に行って販売員さんやマネキンのコーディネートをチェックしたり、雑誌を読んで好きなページを集めたり、市場のオシャレな人を探してメモして真似をしたり、自分の好みや市場の流行をチェックしていましたね。

人として魅力的でいることがデザイナーの大前提

落ち着いた見た目がおしゃれな「RANDA」の靴

落ち着いた見た目がおしゃれな「RANDA」の靴

Q7. どういう人がその仕事に向いていると思いますか?

ファッションが大好きで、自分の力で成長できる人が向いていると思います。明るくて人が好きな方、コミュニケーションをとることが好きな方、何でも興味を持つことができ人にも業務にも感謝の気持ちを持てる素直な方は、楽しんで取り組むことができると思います。物づくりは一人でできることではなく、さまざまな方のご協力のもと皆でつくり上げていくものです。人の意見を聞き取り組むことが出来る人や、仕事を楽しみ「ありがとう」と「すみません」が躊躇(ちゅうちょ)なく言える人は成長できるチャンスを引き寄せられると思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

デザイナー職は素晴らしい仕事です。物づくりが好きな方にはこんなにやりがいと感動を感じることができる仕事はほかにはないと思います。Photoshop(フォトショップ)とIllustrator(イラストレーター)※は使えると任せていただける仕事の幅が広がると思います。

センスやスキルを磨くことも大切ですが、それ以上に人として魅力的でいることがデザイナーとして大前提だと思います。1回しかない人生なので、好きなこと、やりたいこと、学びたいことを全力で楽しんで下さい。そして好きなことを仕事にできるよう、チャレンジしてください! 好きなことに関われる毎日は、素晴らしい人生だと感じています。

※Photoshop(フォトショップ)、Illustrator(イラストレーター)とは、画像編集ソフトのこと。



靴は、洋服と同じようにシーズンごとにトレンドが変わります。そのたびに新しいデザインを考えるのは大変ですが、トレンドや売れ筋の商品を生み出すことができるのはデザイナーだからこそ。靴が好き!という人はもちろん、おしゃれなものが好き、ものづくりが好きという人にとってもぴったりのお仕事ですね。


【Profile】株式会社ジェイ・ビー RANDA 富山 由貴
http://jb-corp.co.jp/
https://www.facebook.com/jb.corp.Recruit/

この記事のテーマ
ファッション」を解説

ファッションの専門知識や業界のビジネスノウハウを学び、感性やセンス、基礎技術を磨きます。作品の発表会や学外での職業実習などを通して職業人としての実践力を身につけるほか、資格取得を目指すカリキュラムもあります。仕事としては、素材づくりや縫製など「つくる仕事」と、PRや販売促進などファッションビジネスに関わる仕事に分かれます。

「ファッション」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「靴デザイナー」
はこんな仕事です

靴のデザインを専門に行う職種。分野は大きく分けて紳士靴、婦人靴、子ども靴の3つ。季節や用途によってビジネスシューズやハイヒール、スニーカー、サンダル、ブーツなど多様なアイテムに対応する。ファッションアイテムとしての美しさはもちろん、履き心地、歩きやすさを兼ね備えているか、さらに歩行に関する運動力学の視点も必要。多くがシューズやアパレルメーカーの企画部やデザイン部に勤めている。足下のファッションが大好きなら適性があるが、消費者ニーズを反映させる視点や企画力、デザイン能力も求められる。

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