【シゴトを知ろう】雑貨カフェクリエイター ~番外編~

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【シゴトを知ろう】雑貨カフェクリエイター ~番外編~

2016.12.05

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】雑貨カフェクリエイター ~番外編~

東京・調布でカフェを経営しながら、開業相談にも乗っている雑貨カフェクリエイター・上薗正美さんへのインタビュー番外編。「いつか自分のお店を持ちたい!」という夢を持っている人には参考になるお話ばかりでしたので、上薗さんの今後の目標とあわせてご紹介します。

この記事をまとめると

  • 販売促進やレイアウト、そして、自分自身の芯となる「事業計画書」の書き方などを学ぶ
  • ランチで訪れたお客様に夜も立ち寄ってもらうには、ちょっとした印象を残すこと
  • 「ファサード」をどうするかは、お店のコンセプトによってさまざま。「ファサード」って何?

迷った時に立ち返るべきものが「事業計画書」

――雑貨カフェクリエイターって、どのような勉強をされるんでしょうか?

「人気ショップを作る」というコンセプトで、実際に店舗を作る場合に、例えばカフェなら「コーヒー以外のメニューも出した方がいい」「レジの横に、ついで買いの需要がある商品を置く」など、いかに売り上げを伸ばしていくかという部分を勉強することが大きな軸となっています。

椅子やテーブルの高さはどのくらいだとお客様が使いやすいか、カウンターを作るならどの高さがいいのか、テーブルのレイアウトなどについても学んでいきます。
雑貨も同様に、「どの高さに商品を陳列すると、よりお客様の目につくのか」や「店内のレイアウトをどのようにすれば、お客様に回遊いただける導線が作れるのか」という部分を学んでいきます。

中でも、「事業計画書の書き方」というのが一番大切です。
事業計画というのは、銀行からお金の融資を受けたりする際に作成するものではあるんですが、「迷ったときに立ち返るもの」でもあるんです。もし、何かに迷ったら事業計画書を読み返すことで、自分自身の芯となる部分を再確認することができます。


――元々の計画からブレてしまいそうになる場面って、多くあるものですか?

実際にお店をやっていると、「こんな風にしたらいいんじゃない?」「こんなメニュー出したらいいんじゃない?」など、お客様からアドバイスをいただくこともあるんです。飲食店は常連さんがついてくれたり、結果が出るまでにはなかなか時間がかかるものなので、特にお店を始めたばかりの頃は不安にもなります。

でも、全てを取り入れてしまったら、きっと最初とはまったく違うお店になってしまいます。お店のコンセプトやターゲットなど「ブレてはいけない」部分が必ずあるものなので、そこをきちんと最初に作っておくというのが重要な勉強の一つでした。

カフェに足を運んで記録をつける。そこからコンセプトが見えてくる

上薗さんのお店「LAPOT(ラポット)」の人気メニューはロールキャベツ

上薗さんのお店「LAPOT(ラポット)」の人気メニューはロールキャベツ

――カフェの開店にあたって、特に何かされたということはありますか?

おしゃれなカフェを特集している本や雑誌などには写真もたくさん掲載されていますし、ある程度の雰囲気を感じることはできるのですが、やっぱり実際多くの店に足を運んで、自分の目で見ておくというのは大切だなと思いました。
もちろんその中から自分のお気に入りのお店を見つけて、そこでの時間をゆっくりと過ごすこともあるのですが、私が大切にしたのは、「お店を見に行ったり食べに行ったりしたら、それを記録していく」ということです。

もし、将来的にカフェを開業したいと思っているのであれば、カフェノートやカフェ日記のようなものをつけておくことは無駄にはならないと思います。そういうものをためておくと、「自分がどのような空間が好きなのか」「どんなメニューがあるといいのか」といった部分から、自分が開業する際のコンセプトが見つかったりするものです。
今日見て「これがいいな」と思ったことが、翌日ノートを見返してお店のことを思い出してみると違う部分によさを感じるかもしれないので、「記録」は重要ですね。


――店舗運営の中で実践されている、ちょっとした工夫やテクニックはあるんですか?

ランチで来ていただいたお客様に、夜も来ていただけるような工夫というのはしています。
カウンターの上にグラスハンガーがあってそこにワイングラスがつるしてあったり、お客様から見えるカウンターの中の棚にお酒のボトルが並んでいると、「あ、ここってお酒も飲めるんだ」という風にお客様は感じますよね。
「仕事の合間だからお酒は飲めないな」というお客様に対して、ちょっとした部分で印象に残るようにしておくことで、仕事終わりに立ち寄っていただくこともできるようになります。

SNSを通して、カフェの開業について相談されることも

営業時間中に、メールでカフェの開業相談を受けることも

営業時間中に、メールでカフェの開業相談を受けることも

――雑貨やカフェなど店舗に関連している専門用語ってありますか?

看板など店舗正面の全体のことを「ファサード」と呼びます。ファサードの作りによって、お客様が店内に入りやすいか入りにくいかなど、心理的な影響を与えます。
ガラス張りになっていると、「どんな雰囲気のお店か?」「どんな人が働いているのか?」といったことが分かりやすいので、足を踏み入れやすい造りということになります。
お店のコンセプトとして「隠れ家的なお店にしたい」というものがあれば、ファサードを全面木にして、表から見えない部分を多くするということもあります。


――開業の相談って、お友達が中心なんですか?

「カフェコンサルティング」や「カフェアドバイザー」を将来は仕事の中心にしていきたいとは思っているのですが、今は友達から相談されることが多いですね。
でも、実際にお店にいらっしゃったお客様から相談されることもあります。FacebookやInstagramなど、SNSでお店の情報発信をしているので、そこから相談いただくというケースも結構ありますね。


――今後出店したいお店の計画などはすでにお持ちなんですか?

今考えているのは、カフェとは全然違うコンセプトのお店ですね。
メンズのセレクトショップをやれたらなと思っています。息子が「近所に洋服とかを買える店がない」と言っていたのが、アイデアのきっかけになっているんですが……。
近所には女性向けのお店は結構多かったりするんですが、男性が何か買おうと思うと困ることが多いみたいなので。


取材させていただきながら「ちょうどいい椅子とテーブルの高さだな」と感じていたので、上薗さんのお話を聞いて納得。快適な空間をどのように作るかという勉強もできる点を考えると、カフェ開業を目指すなら「雑貨カフェクリエイター」の資格を取ることは大きなプラスになるのではないでしょうか。


【profile】Cafe bar LAPOT(ラポット) 代表 上薗正美
HP https://lapot-cafe.com/
Facebook https://www.facebook.com/sengawalapot
Twitter https://twitter.com/lapot_cafe
Instagram https://www.instagram.com/lapot_cafe/

この記事のテーマ
食・栄養・調理・製菓」を解説

料理や菓子などの調理技術や、栄養や衛生などに関する基礎知識を身につけます。職種に応じた実技を段階的に学ぶほか、栄養士などの職種を希望する場合は、資格取得のための学習も必須です。飲食サービスに関わる仕事を目指す場合は、メニュー開発や盛りつけ、店のコーディネートに関するアイデアやセンス、酒や食材に関する幅広い知識も求められます。

「食・栄養・調理・製菓」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「雑貨力フェクリエイター」
はこんな仕事です

雑貨とカフェのプロとして、店舗のコンセプトを立案し、経営やカフェメニューを提案する民間の資格。雑貨カフェは、カフェの中でも雑貨とカフェを結び付けた比較的新しいスタイルの業態である。主なビジネスの相手は、飲食店や雑貨ショップのオーナー、百貨店や大手カフェチェーンの企業など。また、企業の商品開発関連の部署で活躍したり、自ら雑貨カフェを経営したりする人もいる。時代の雰囲気や流行を敏感に察知して、こだわりの空間をつくり上げる喜びがある。

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