【シゴトを知ろう】DTPオペレーター ~番外編~

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【シゴトを知ろう】DTPオペレーター ~番外編~

2016.12.06

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】DTPオペレーター ~番外編~

フリーランスでDTPオペレーターなどのお仕事をされている佐尾太一郎さん。華やかなイメージのある印刷業界のお仕事ですが、実際は、地道で正確性が求められるんだとか。
印刷物の豆知識や職業病といったDTPオペレーターの裏話を、「番外編」としてご紹介します。

この記事をまとめると

  • 「トレース」「ノンブル」印刷業界には一般には知られていない用語も
  • オンとオフの切り替えが大事! ストレス発散が得意な人が多い!?
  • 社内での作業が中心。人付き合いが得意ではない人に向いているかも

印刷物をルーペで拡大すると4色のインクでできている

――業界や職務内での、一般人が知らない業界用語はありますか?

「トレース」でしょうか。DTPの基本的な部分になるのですが、見本となるものをスキャンしてそれと同じような構成を作ることを言います。カタログなど最初から決まった形式があるもののデータを作るときなどには、トレースの作業が必要となることがあります。
あと、雑誌やカタログの誌面の隅にあるページ表記のことを「ノンブル」って言いますね。確か語源はフランス語だったかな……。


――一般の方に言うと驚かれる業界の常識はありますか?

印刷物が、「C(シアン=青)、M(マゼンタ=赤)、Y(イエロー=黄)、K(キー・プレート=黒)」という4色のインクで刷られるということを知らない人も意外と多いですね。カラー印刷されたものをルーペで見てもらえれば分かるかなと思います。

世に出る印刷物にはすごく大勢の人が関わっていて、できあがるまでにかなりの時間が必要だということも、知らない人は多いんじゃないでしょうか。家庭用のプリンターみたいに、パッと印刷できるものなのかなと思う人も想像以上にいると思います。

職業病は、腰痛・肩こり・冷え性……。動かないから逆に大変

――業界内にはどんな性格の方が多いですか?

黙々と机に向かって作業する時間が長いので、それなりにストレスがあります。それをうまく発散する手段を持っている人、何かのめりこめる趣味を持っている人など、オンとオフでしっかりと切り替えてメリハリのある生活をできる性格の人が多いです。
必然的にそういうことが必要になるという感じでもありますね。


――働くにあたって制限されることや、職業病のようなものはありますか?

勤務する会社によっても変わるとは思いますが、服装は比較的自由なところが多いなと思います。フリーで仕事をさせていただく前に所属していた会社でも、服装は自由でした。

作業によっては勤務時間が不規則になることがあるので、食生活が乱れがちになるという人も。私自身はここ5年くらいは食生活になるべく気を使って、バランスのいい食事をするように心掛けています。

デスクに向かってディスプレイを見つめるという作業が長時間になるので、腰痛や肩こりを抱えている人も多いですね。
あとはマシンが多く並んでいる環境なので、夏場は冷房の設定温度が低い会社も多いようで、冷え性になってしまう人もちょっと多い印象があります。

一見華やか! でも、地道な作業の積み重ねでできている

――業界内の横のつながりは多いですか?

編集に使うソフトを出しているAdobe(アドビ)や、多くのDTPオペレーターが使っている製品を扱っている企業が主催しているセミナーなどに出かけると、横のつながりというのは出てくるかもしれません。
でも、基本的には会社の中で作業をすることが多いので、特定の会社でDTPオペレーターだけを業務としている場合には、社内以外のつながりというのはなかなか出てこないものではありますね。むしろ人付き合いがあまり得意ではなかったり、接客などを多くしたくないというタイプの人には向いている仕事なのかな……(笑)。


――事前のイメージとのギャップはどんな部分にありましたか?

ポスターだったりCDのジャケットだったり、印刷してできあがるものっていうのは、多くの人にとって華やかなものが多いと思うんです。ただ、裏側でしている作業は、コツコツと表組みを作ったり、案内状などの場合には地図のデータを作ったり、地道で正確性を求められることが非常に多いので、「裏は本当に地味なんだな」という風に思いました(笑)。


――業界内ではどのようなキャリアパスがあるのでしょうか?

DTPオペレーターはアプリケーションを使いこなせるスペシャリストなので、ディレクターの手足となって作業するのが基本ということを考えると、それだけで独立したりフリーになったりするのは難しいですね。
私のようにDTPオペレーターとしての仕事を受けながら、アートディレクターの仕事も兼務するという方法はあると思います。また、DTPオペレーターからデザイナーになるという人もいます。そういうタイプの人は、後々独立やフリーランスでの仕事というのはあるかもしれません。


肩こり・腰痛・冷え性という職業病を聞くと、ちょっとハードな仕事だなとも思えるDTPオペレーター。佐尾さんは太極拳を趣味にされていて、ストレスを上手に発散しているそうです。
スペシャリストを目指したい人や地道な作業が好きな人に向いていそうなお仕事ですね。


【profile】DTPオペレーター/アートディレクター 佐尾太一郎

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

「マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「DTPオペレーター」
はこんな仕事です

DTPオペレーターは紙媒体を印刷するために必要な版下・製版データをパソコン上で制作する職業。編集者やデザイナーの指示を受けて、指定の配置、指定の印刷所のフォーマットに合わせて正確に文章を流し込んだり、画像を埋め込んだりすることが主な仕事となる。紙面制作の初期段階から、何度も修正や調整を重ねて完成させ、印刷工程に入稿データを納品するところまでが領域となる。印刷物の制作になくてはならないポジションで、オペレーターを経てDTPやグラフィックのデザイナーに転身する人も多い。

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