【シゴトを知ろう】DTPオペレーター 編

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【シゴトを知ろう】DTPオペレーター 編

2016.12.06

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】DTPオペレーター 編

ファッション雑誌やカタログ、ポスターなど、みなさんが普段目にしている紙を使った印刷物に深く関わっているのが「DTPオペレーター」。実は、こういった紙媒体の制作に関わっているのは、編集者やディレクター、デザイナーだけではないんです。
「DTP」というのは「Desk Top Publishing」の略称。フリーランスとして、DTPオペレーターのほかアートディレクターなどのお仕事もしている佐尾太一郎さんに、お仕事の内容ややりがいなどについて伺いました。

この記事をまとめると

  • タイムリミットとデータの正確性。DTPオペレーターはこの2つがせめぎ合うお仕事
  • 高校時代「デザイン」の魅力にひかれ、デザイン系の専門学校で「印刷」に興味を持った
  • デザインに関連する仕事をしたいと思うなら映画を見ることもおすすめ!

ミスなく正確に作業することが、単純なようで一番難しい

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えて下さい

カタログ・チラシ・書籍などの印刷物において、ディレクターや営業からの指示通りに、紙面や誌面の構成レイアウトを専用のソフトで組み、印刷のために必要なデータを作成するというのがDTPオペレーターの仕事です。

以前、DTPオペレーターとして会社勤めをしていたときは、勤務時間は9:00~17:00でした。ただ、営業やディレクターからの修正指示が夕方に入ってくることもあるので、そういった場合は、終業時刻以降に作業をすることもありました。

<一日のスケジュール>
09:00 出社
    デザインを基に専用ソフトでデザインを組む
    完成したデータを確認に出す
    確認してもらったデータを修正する
17:00 退社・帰宅


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

ミスなく正確に仕事を終えることができて、それが印刷物として仕上がってきたのを見ると、やりがいを感じますね。細かな文字のミスなどに対して神経を使う作業が続くことも多いので、やりがいと同時にホッとするという気持ちも大きいです。


Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

DTPオペレーターという仕事は、印刷するためのデータを作成するので、完成させるまでのタイムリミットというものが存在します。締切ギリギリのタイミングで度重なる修正が起こると、ちょっと大変ですね。時間に追われながらも、正確なデータを作って印刷に回さなくてはならないので。

看板屋さんになりたい! デザインに興味を持ったのは高校時代

誤植や写真の取り違えなど、組版には細心の注意が必要

誤植や写真の取り違えなど、組版には細心の注意が必要

Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?

デザイン系の専門学校を卒業した後、デザイン会社で働くといった選択肢もあったのですが、「印刷物を作る」ということに興味があったので、最初に入社したのは印刷物の製版会社でした。

そこでの業務は「出力オペレーター」。入稿されたデータが問題なく印刷できるように製版データを調整・修正するという仕事だったんです。そこでデータの修正などもしていたことから、その後転職して、入稿する側である「DTPオペレーター」になったという流れですね。


Q5. 専門学校では何を学びましたか?

私が通っていた専門学校では、広く浅くデザイン全般について勉強できるカリキュラムが組まれていました。中でもポスターやエディトリアルデザイン(出版物のデザイン)についてより深く学びましたね。
その時に「Illustrator(イラストレーター)」や「Quark(クォーク)」といった組版(※)を行うためのソフトの操作方法についても学んだことで、印刷により興味がわいたというのはあると思います。

※組版:文字や画像を紙面に適切に配置する処理


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

高校の時は「看板屋さんになりたい」と思っていました。街の中を歩いていると、カッコイイ文字フォントを使っていたり、この色使いがいいなと思えるものがたくさんあったりすると思っていたんです。
デザインに対して「いいな」と思うようになった出発点は、今振り返ると高校時代だったんだなと感じますし、その流れがあって今の仕事へとつながったなと思いますね。

円滑に仕事を進めるため、笑顔でいることを心がける

Q7. どういう人がDTPオペレーターに向いていると思いますか?
 
デスクに向かって黙々と作業する時間がどうしても長くなるので、淡々と作業をこなすことが苦にならないということは大切ですね。忍耐強く、創意工夫しながら作業ができると仕事も楽しくなると思います。
あと重要なのは「笑顔」ですかね。締切ギリギリの段階で修正を依頼され、心の中で「ちょっとキツイな」と思っている時でも、それを表に出してしまうと営業との間にピリッとした空気が流れてしまうので(笑)。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

私自身は高校生のときに「やりたいようになってみなさい」と言われたことで、自分の興味のある方向へ歩みを進めて、自然と今の仕事までたどり着いた気がします。全ての人にそれが当てはまるとは思いませんが、興味の持てるものを見つけるのは大切なことかなと思います。

デザインに興味がある人は、映画を見ておいた方がいいかな。タイトルやポスターにはデザインが関わっていますし、衣装なども含めて総合芸術だと思うので、いい刺激をもらえると思いますよ。
DTPをやってみたいというのであれば、雑誌やフリーペーパー、チラシなど印刷物は街中にあふれているので、そういうものにふれることを意識しておくと後から役に立つと思います。


正確さを求められるDTPオペレーター。入稿の締切というプレッシャーの中で作業をすることには、苦労する部分も多いようです。仕上がった印刷物を手にしたとき、どこか間違いはないかと確認してしまうこともあるんだとか。
Webではなく紙のメディアに興味があるのであれば、DTPオペレーターというお仕事も視野に入れてみてはいかがでしょうか?


【profile】DTPオペレーター/アートディレクター 佐尾太一郎

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

「マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「DTPオペレーター」
はこんな仕事です

DTPオペレーターは紙媒体を印刷するために必要な版下・製版データをパソコン上で制作する職業。編集者やデザイナーの指示を受けて、指定の配置、指定の印刷所のフォーマットに合わせて正確に文章を流し込んだり、画像を埋め込んだりすることが主な仕事となる。紙面制作の初期段階から、何度も修正や調整を重ねて完成させ、印刷工程に入稿データを納品するところまでが領域となる。印刷物の制作になくてはならないポジションで、オペレーターを経てDTPやグラフィックのデザイナーに転身する人も多い。

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