【シゴトを知ろう】児童英語教師 編

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【シゴトを知ろう】児童英語教師 編

2016.12.02

提供元:マイナビ進学編集部

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【シゴトを知ろう】児童英語教師 編

0歳から小学生までの子どもに英語を教える児童英語教師。英語力はもちろん、子どもの成長過程に合った指導が求められるため、児童教育についての知識やスキルも必要です。活動の場は幼稚園や小学校のほか、民間のスクールや自宅で教室を開講するというケースも。
今回は、英語で保育を行う施設「プリスクール」で教師を務める青木真理子さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 児童英語教師には、語学力だけではなく教育の知識も求められる
  • 大学では建築学を専攻。不動産関係の会社に就職するが、縁あって児童英語教師に
  • 保育の仕事でもあるので、保育士資格があるとなお有利

レッスンは常に英語! 子どもたちの成長にやりがいを感じる

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えて下さい

私の勤めているプリスクールには、0歳から小学2年生までの子どもたちが通っています。週2日、4時間ずつ滞在する子もいれば、放課後に週1日2時間だけ通ってくる子もいます。
その日に集まる子どもの数によって、教師として子どもたちと一緒に過ごす日もあれば、マネージャーとして、今後のクラス活動の企画やWebサイトの更新、クラスで使う小物の作製など、デスクワークをして過ごす日もあります。

<一日のスケジュール>
09:15 自分の子どもを保育園へ預ける
09:40 出社後、掃除
09:50 レッスン準備
10:00 プリスクールクラスの子どもたちの迎え入れ・レッスン開始
    ※教師の数が足りている時は、デスクワークに取り組む
12:00 子どもたちと昼食
14:00 プリスクールクラスの子どもたちを送り出す
15:00 近隣の保育園から通う子どもたちを迎えに行く
15:30 レッスン開始
    ※教師の数が足りている時は、明日のクラス準備やデスクワーク
17:30 レッスン終了、片付け
17:35 掃除をしながら、ほかの先生たちと情報共有・確認など
18:00 退社。保育園へ自分の子どもを迎えに行く
18:20 帰宅


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

子どもの成長を、長い期間を通して見守り続けられることでしょうか。子どもがおしゃべりできる歳になってくると、「自分は日本語が喋れるのに、なぜ英語を話さなくちゃいけないの?」と思うようになる子も出てきます。すると、英語しか話さないクラス内で、なかなか言葉を発してくれないこともしばしば。
そんな子がある日私のそばに来て、“Chair please!”と自分から英語で、しかもきれいな発音で話しかけてくれたりすると、「おっ! 成長した!」と思うと同時に、その子に英語がしっかり身に付いていることを実感でき、とてもやりがいを感じます。


Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

なんといっても、体力です。子どもたちはとにかく元気なので。週の後半になってくると、疲れが蓄積されているのを感じることもあります。
クラスで力を出し切ってしまっているので、自宅で自分の子ども(3歳)に対しては、クラスで子どもたちと接している時ほどはテンションをあげて接してあげられません(笑)。でも、愛情はたっぷり注いでいますよ。

一度身につけた英語力をブラッシュアップし続ける努力は、常にしていた

子どもたちと接するときは同じ目線にするのが基本

子どもたちと接するときは同じ目線にするのが基本

Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?

スクール経営者の知人と私の主人が知り合いだったことが、きっかけです。
大学卒業後は不動産関係の会社に勤めていました。そこで英語を使う機会はほとんどありませんでした。残業も多かったので、妊娠をきっかけに退職。
出産を控え、子どもが産まれた後はどういう仕事をしようかと考えていたところ、「日常的に英語が話せ、プリスクールでスタッフ(教師)となってくれる人を探している人がいる」という話を主人が聞き、私ならきっと興味があるんじゃないかと、話を持ち帰ってきてくれました。その後、採用してもらい、産後すぐ今の仕事を始めました。


Q5. 大学では何を学びましたか?

今の仕事と全然ジャンルが違いますが、建築に関わる仕事に就きたかったので、大学では建築学を専攻していました。なので大学の授業では、研究室に入るまで英語を使うことはほぼありませんでしたね。

私が英語を習得したのは、10歳のころから5年間の海外生活の間でのことです。親の転勤でスペインとイギリスに住みました。英語が全然話せない状態で始まった海外生活だったので、ストレスを感じることも多かったのですが、あの5年間で英語が身に付きました。

そして高校に入る頃、日本に帰国。帰国子女の受け入れがある高校に通い、個々の英語レベルに合わせた英語授業があったので、語学力が落ちることはありませんでした。
しかし大学に入ってからは、英語から随分遠ざかることに……。そこで、大学にいたアイルランド人の英語の講師と仲よくなり、毎日のようにその先生のところへ通っていました。今思うと、せっかく得た英語力を落とさないよう、英語でコミュニケーションを取る機会を意識して作っていましたね。

その後、建築についてさらに学ぶため、米国の大学院への進学を目指しました。海外留学の際に必要なTOEFLやGRE(※)などのスコア獲得のための英語の勉強も並行していました。最終的に、大学院には行かなかったのですけどね(笑)。

※GRE:アメリカやカナダの大学院へ進学を希望する人がスコアの提出を求められる世界共通試験


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

高校生の時は、建築関係の仕事に就きたいと思っていましたので、その夢が今の仕事に直接つながっているとは言いにくいかもしれませんが、常に自分がやってみたいと思ったことを全力で挑戦してきたからこそ、今があると思っています。

建物に関係する仕事をしていたから、縁があって主人と出会えました。そして私のことを理解してくれているその主人が、今の仕事を私に紹介してくれたのですから。

子ども相手の仕事は、マニュアル通りにいかないことも多い

Q7. どういう人が児童英語教師に向いていると思いますか?

元気いっぱいな子どもたちを相手にするので、明るい人、元気な人、そして子どもが好きな人でしょう。また、相手が子どもだと、どうしても予定通り、指導マニュアル通りに進まないことも多いので、柔軟に対応できることも重要だと思います。

もう一つ、いろんな場面で前向きな発想の転換ができると、保育者として自分への負担も少ないと思います。子どもに対してすぐ怒るのではなく、「こっちをやってみたら?」と気をそらせるなど、怒ることに変わる方法を見つけていくのも大事ですから。
プリスクールは子どもを預かる施設でもあるため、保育士の資格があると、保護者からの安心を得やすいです。私も今、通信教育で保育士の資格修得の勉強中です。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

自分がやりたいと思ったことはどんどんチャレンジを! 同時に、自分がどういう選択をしていくか、いっぱい悩むことも大事だと思います。そうすれば、最終的にどういうゴールにたどり着いたとしても、きっと後悔しないと思います。


語学教師であるだけではなく、勤務先によっては保育士の要素も必要とされる児童英語教師。さらに、児童といっても、乳児(満1歳未満の赤ちゃん)、2・3歳児、小学生など、年齢によって指導方法や取り入れるべきカリキュラムが変わるため、幅広い児童教育の知識も必要とされる職業ですね。

2020年度には、学習科目の一つとして小学3年生から英語が必修化されることが決まっています。英語学習者がさらに低年齢層化することが予測されるため、今後、需要が高まる職業の一つではないでしょうか。


【profile】プレイグループ大崎・五反田校 マネージャー 青木真理子

この記事のテーマ
教育」を解説

教育機関や子ども向けの施設で、教育指導に関わる仕事を目指します。小・中学校や高等学校の教員を目指す場合、大学や短期大学の教職課程で学ぶ必要がありますが、専門学校の中にも、提携する大学や短期大学の通信教育を受けて、教員免許状を取得できる学校もあります。語学教師や臨床心理士など希望する職種により、必要な資格や免許が異なります。

「教育」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「児童英語教師」
はこんな仕事です

小学校、幼稚園、民間の英語スクールなどで子どもに英語を教える仕事。自宅で教室を開業する人も多く、働くスタイルはいろいろ。英語力だけでなく、英語教育や児童教育の専門知識、指導方法など教育についての幅広い知識やスキルが必要なので、民間で英語教師を養成する専門学校もある。指導者を求める小学校と英語の指導者を結び付けることを目的としたNPO法人では、小学校教員免許を持っていない人が英語教育をする上での必要な知識とスキルがあることを証明する「小学校英語指導者資格」を設けている。

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