【シゴトを知ろう】ダンスインストラクター ~番外編~

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【シゴトを知ろう】ダンスインストラクター ~番外編~

2016.11.29

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】ダンスインストラクター ~番外編~

杉浦さんがダンスで食べていこうと決めたとき、周りのダンス仲間には「無理だよ」と言われたそうです。「○○で食べていくのは難しい」ということを言う人は多いです。でも杉浦さんは仕事で成功するために必要なことは、どの仕事でも同じだと言います。どのような経験を経てそう考えるようになったのか、伺いました。

この記事をまとめると

  • ダンスの仕事は紹介が多いので横のつながりは大切
  • 苦しい経験から生まれる強い感情はダンスに活きる
  • 成功するために大事なことはどんな仕事でも同じ

ダンスの仕事は自我が強く、人が好きな人に向いている

――ダンスインストラクターとして食べていくには、どんな働き方のパターンがありますか?

僕はダンススクールを立ち上げましたが、基本的にはフリーランスとして複数のスクールやスポーツジムと契約をして教えている人が多いです。他のアルバイトをしている人もいれば、アーティストのバックダンサーとして活動している人も。仕事は紹介で発生することがほとんどなので、横のつながりは大切です。ダンス業界はまだまだ狭く、コネクションがものを言う世界。スクール時代の仲間や先輩はもちろん、ダンスのイベントやコンテストに出て「かっこよかったよ」と声を掛けたり掛けられたりして友達になることも多いです。


――業界内にはどんな性格の方が多いですか?

自分を持っている人、自我が強い人が多いです。どれだけ常に意識を高めていられるかがポイントです。あとは人が好きで、コミュニケーションができる人。ダンス教室のお客さんは今までダンスに縁がなく、ダンス教室を怖いと思っている人も多いです。なのでドアを開けて入ってきてくださったお客さんに、すぐに自分から挨拶をして話しかけられる人だけをうちでは採用しています。


――ダンススクールを始めたとき、お客さんはどうやって集めたんですか?

以前、一般家庭を訪問して食品を販売する仕事をしていたのですが、そのときと同じように、自分でチラシを作って営業しました。ただポスティングするのではなく、1軒1軒ピンポンを鳴らしてご挨拶しました。この辺りでは一軒家はシニアの方が住まわれていることが多く、顔を合わせることで信頼を得られ、1人2人とお客さんが増えていきました。小学校に出張レッスンすることもあるのですが、それもニーズがあるのではと考えて営業したことがきっかけです。営業の仕事の経験がなければ、自分でスクールをやろうとは思いつかなかったと思います。

仕送りしてもらっている人には負けたくなかった

――ダンスで食べていくことを決めたときの周りの反応は?

営業の仕事をしていたときの同僚にもダンス仲間がいたので、「これができるならダンスでも通用すると思わない?」と相談したら、「ダンスは違うだろ」「厳しいと思うよ」と言われました。でも仕事なんてみんな共通していると思っていたし、絶対そうだと信じてやった結果、今があります。


――ダンスで食べていきたいと考える人に必要な覚悟や経験とは?

ダンスがうまいだけの人はたくさんいます。でもコンテストで優勝しても食えない人はたくさんいます。仕事はお金をもらうわけだから、マナーやコミュニケーション力、対応力が必要。つまり人間関係を大事にできる人。

僕はダンスの専門学校に通っていた時代に、約200万円の学費を捻出するために住み込みの新聞配達のアルバイトをしていました。大変だったけど働きながらやってきたことは自信になりました。仕送りしてもらっている人には負けないぞと。ダンスというのは感情や体験してきた気持ちをガッと出すものなので、そうした強い気持ちも大事。苦しい経験こそ貴重です。

ダンスで成功したいなら、いろんな仕事をしてみるのもいい

――ダンスの仕事で成功している人に共通していることとは?

意識の高い人が多いです。技術は確かにないといけないけれど、仕事で成功する条件は飲食店でも家電の販売でも同じ。誰からお金をもらえる仕事なのかを考えないと。ダンサー同士のノリでやっていたら仕事はもらえません。ダンスの技術を高めながら、いろいろな仕事をしてみるといいと思います。そうすれば、どんな仕事にも共通する大事なことがわかると思います。


――今後チャレンジしたいことは?

ダンスで社会に貢献していきたいです。うちの最高齢のお客さんは78歳の女性ですが、4階にあるスタジオまで階段で上がって来られますし、練習もちゃんとしてきてくださいます。同世代の方に比べても相当元気で、若いクラスメイトからエネルギーをもらえると喜んでいます。デイケアの施設で出張レッスンをしたこともありますが、80歳くらいの方でも座ってできるダンスを、円になって楽しそうにやってくださったのが印象的です。そうしたことも含めて、一般の人にもっとダンスを知ってもらうための活動をしていきたいです。


ダンスと関係のない仕事をしていたときも、杉浦さんはどうしたらうまくできるかを考えて真剣に取り組んでいたそうです。夢をストレートに追いかけることも良いですが、回り道をしていろいろな経験をするのも、その後役に立つことがあるかもしれないので良いですね。皆さんも、「どうして今こんなことをやらなきゃいけないんだろう」と思うことがたくさんあるかもしれませんが、それを好きなこと・やりたいことにどう活かせるか、考えながらやってみると楽しくなるかもしれませんよ。

 
【profile】DANCE SCHOOL D STUDIO 代表 杉浦大介
HP:http://d-studio-web.jimdo.com

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

「音楽・イベント」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ダンスインストラクター」
はこんな仕事です

スポーツジムやスクールで、ダンスの技術を教える仕事。発表会の際は振り付けや衣装も考える。社交ダンスからバレエまで、ジャンルや対象者の年齢や目的(趣味、リハビリ、プロ育成)により、指導者に要求される知識や資格は異なる。ただし、実際は現役のダンサーとして活動中の場合も多く、指導者としての資格の有無よりコンテスト入賞歴やメディア出演歴を頼りに生徒が集まることも。小・中・高校でダンスが選択科目化したことから「ストリートダンス指導者資格」や「ダンスインストラクター認定プログラム」も創設された。

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