【シゴトを知ろう】インテリアプランナー 編

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【シゴトを知ろう】インテリアプランナー 編

2016.11.22

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】インテリアプランナー 編

インテリアはその家に住む人のライフスタイルと密に関わっています。ライフスタイルが多様化すればするほど、インテリアも多種多様になってきました。そんな、さまざまな個性をみせることができるインテリアの計画からデザイン、工事管理まですべてを請け負うインテリアプランナーという仕事があります。

今回は、パナホーム株式会社でインテリアの設計を行っている稲垣佳奈さんに、インテリアプランナーのお仕事について伺いました!

この記事をまとめると

  • インテリアプランナーは、チームに一人しかいない責任ある仕事
  • 人と話すことが好きな人に向いている
  • 絵が描けると、仕事に役立てることができる

お客様にとって思い入れの強い住まいづくりに携わるということ

Q1. 仕事概要を教えて下さい

私が所属するパナホームでは、主な事業の一つとして戸建住宅の建築工事を行っています。私は、その中のインテリア設計を担当しています。営業担当がお客様からご契約をいただいた後、設計士がプランニング(企画・計画)し、建物全体の設計をご提案します。インテリアについてお客様と打ち合わせを始めるのは、その後からです。

まずは、キッチンやバスルームなどの設備や、床・壁紙などのインテリア、照明・コンセントの位置にかかわる電気配線などをお客様と決めていきます。それを図面(設計図)に起こしたものを、お客様にご承認いただければ、施工(工事を行うこと)が始まります。その過程では、現場で現場監督や大工と打ち合わせをすることもあります。

お客様と最初の打ち合わせから住宅の完成までの期間は、4〜6カ月程度です。インテリアのプランは、2〜4回の打ち合わせで決まるときもあれば、10回以上打ち合わせを重ねて決める場合もあります。

<ある一日のスケジュール>
09:00 出社。打合せ準備
10:00 打合せスタート
12:00 昼食
13:00 午後の打合せスタート
17:00 打合せ後の図面のまとめ・提案業務・業者さんに見積やサンプルの依頼、図面修正の依頼
19:00 別件の図面・見積りチェックなど
20:00 退社


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

お客様の好みやライフスタイルを伺い、インテリアをプランニングする過程が、この仕事においてもっとも楽しい時間だと思います。さまざまなインテリアのイメージをご提案する中で、それをお客様に受け入れていただき、お客様の好みにあったご提案ができたと感じたときは、大変うれしいですね。お客様にヒアリングし、ご納得いただけるプランニングをすることが一番大変ですが、同時に一番楽しいことでもあります。また、住宅が完成した際に、涙を浮かべて喜んでいただけるときもあり、お客様にとって思い入れの強い住まいづくりに携われるというやりがいもあります。


Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

弊社では、インテリアプランナーはチームに一人しかいないので、すべての責任を一人で背負うことは大変です。代わりをできる人はいないので、体調管理などには気を遣っていますね。また、常時並行して10件以上の住宅を担当しているので、進み具合や注意点などをしっかり把握する工夫をしています。打ち合わせの内容を漏らさないように整理し、スケジュール管理も徹底して行います。苦労も多いですが、好きな仕事なのであまり苦には感じません。だから、続けられるのだと思います。

小さい頃から戸建住宅のチラシを見るのが好きだった

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?

私が高校1年生のときに、自宅を新築したのがきっかけだと思います。そのときに、インテリア雑誌で調べるなどして、自分の部屋の壁紙やカーテンを決めました。その経験がとても印象に残っており、大学への進学を考えたときに、インテリアプランナーになりたいと思うようになりました。思い起こせば、小さい頃から戸建住宅のチラシを見るのが好きでしたね。


Q5. 大学では何を学びましたか?

大学では造形学科に入りました。その学科は、ドイツのバウハウス(20世紀初めに存在した、ドイツにあった美術と建築の学校)の思想にならったカリキュラムが特徴で、建築だけではなく、美術も含めた総合的な教育を受けました。そのため、デッサンや彫刻の授業もありました。絵を描く技術を学んだことは、現在の仕事にとても役立っていると思います。お客様との打ち合わせの際、大まかなイメージを絵で説明すると伝わりやすいからです。

一級建築士の資格は、働きながら勉強して取りました。通勤途中の電車で参考書を読んだり、休憩時間や帰宅後から就寝までの時間を使って勉強したりしましたね。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

私は高校生のころから、インテリア設計の仕事に就きたいと思っていたので、そのためには、どの大学のどの学部に進めばいいのかを調べました。その中で、インテリア設計をするには、建築を学ぶ必要があることを知り、建築士の資格が取れる学校への進学を目指していました。

また、中学校、高校とテニス部に所属し、毎日汗を流して、部活に打ち込んでいました。そのときにつけた体力のおかげで、今の仕事も乗り切れていると思います。

インテリアプランナーは、チームで仕事を進めていく

Q7. どういう人がインテリアプランナーに向いていると思いますか?

建築やインテリアが好きな人はもちろん、人と話すことが好きな人にも向いている職業だと思います。お客様だけでなく、職人や営業担当、設計士、現場監督など、いろいろな職種の人とチームで仕事をするので、コミュニケーションが好きかどうかは重要なポイントだと思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

インテリアプランナーを目指すのならば、少しでも絵が描けると仕事に役立てることができると思いますよ。今はパソコンでの作業が中心になっていますが、打ち合わせの際など、その場で絵が描けるとお客様にイメージが伝えやすいんです。また、街にあるいろいろな美しいものを見てイメージすることも、この仕事にとって重要です。買い物をしている店舗の内装や、新しく建ったビルなどに目を留めてみてください。私も、学生の頃はよく展示会などに足を運びました。そこでさまざまな美しいものを見て感じたことが、今の糧(かて)になっていると思います。


インテリアプランナーは、いろいろな職種の人とチームになり一丸となって住まいづくりをする仕事だということが、稲垣さんのお話を伺って大変よく分かりました。お客様にとって思い入れの強い住まいづくりに携わるインテリアプランナーという仕事に興味をもった人も多いのではないでしょうか。

インテリアプランナーに興味をもった人は、街に出かけ、美しいものに触れてみましょう。お気に入りのお店の内装に、目を留めてみることから始めるのもいいかもしれませんね!

【profile】パナホーム株式会社
東部営業設計センター 東京設計部 第四設計センター 主任 稲垣佳奈

この記事のテーマ
建築・土木・インテリア」を解説

建築や土木に関する技術を中心に学ぶ分野と、インテリアコーディネイトなどデザインを中心に学ぶ分野の2つに大きく分かれます。資格取得のために学ぶことは、建築やインテリアの設計やプランニングに必要な専門知識、CADの使い方などが中心です。どちらの分野も依頼主の要望を具体化できる幅広い知識とコミュニケーション能力も求められます。

「建築・土木・インテリア」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「インテリアプランナー」
はこんな仕事です

住宅・店舗・公共施設などの室内空間について、計画から工事監理までトータルに請け負う仕事。業務のプロセスは大きく3つに分かれ、調査を基にコンセプトを提案する「プログラミング業務」、空間の計画や設計を行う「デザイン業務」、実際の工事監理などを行う「マネジメント業務」と広範囲にわたる。仕事内容はインテリアデザイナーと重なる部分もあるが、より建築士に近いものといえる。最近では、高齢者が快適に生活するためのリフォーム工事のニーズが増加中だ。

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