【シゴトを知ろう】塗装業 編

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【シゴトを知ろう】塗装業 編

2016.11.16

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】塗装業 編

学校の授業や趣味でものを作るときに、絵の具やペンキで色を塗ることがあると思います。好きな色を塗る楽しさは誰もが経験していることですよね。

そんな、色を塗る仕事が塗装業です。塗装業の人々は建物の外装や内装などの塗装を手掛けますが、現代ではただ色を塗るだけでなく、景観や環境に配慮した仕上げをするなど、複合的な技術力が必要になっているようです。

そこで今回は、一級塗装技能士の資格を持ち「佐藤興業株式会社」で働く高橋淳一さんに詳しくお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 5人くらいのメンバーとチームを組み、仕事をすることが多い
  • 職人=誰もが厳しいというわけではなく、やさしく丁寧に教えてくれる先輩が多い
  • 先輩の話をよく聞ける人、アドバイスを素直に聞き入れられる人が向いている仕事

5人くらいのメンバーとチームを組み仕事をすることが多い

一級塗装技能士の資格を持ち、「佐藤興業株式会社」で働く高橋淳一さん

一級塗装技能士の資格を持ち、「佐藤興業株式会社」で働く高橋淳一さん

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えて下さい

私は塗装業として、建物を塗装する仕事を行っています。

1日の流れと合わせて仕事内容を説明すると、まず、朝起きてから、朝8時に始まる現場の仕事に間に合うように支度をして、現場に向かいます。現在は、自分がリーダーとなり、5人くらいのメンバーと一緒にチームを組み仕事をすることが多いですね。塗装は、刷毛やローラーでペンキを天井や壁に塗る仕事です。また左官屋さんのようにパテを石膏ボード面につけて平らにする仕事もあります。仕事は夕方5時頃に終わり、帰宅します。朝が早くて大変ですが、終わるのが早いことが特徴だと思います。

<一日の大まかなスケジュール>
07:30 現場入り
08:00 始業
08:00〜17:00 塗装作業(間に休憩を挟む)
17:00 終業
18:00 帰宅


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

建物を自分の手で作ること、手掛けることができて、完成したときの達成感は最高です。友だちや家族にも自慢できます。また、今は現場のリーダーをすることが多く、仕事を依頼する立場になりました。若い職人を育てるためにはチャレンジしてもらうことを心掛けています。うまくできなくてもチャレンジし、ダメなところを教えながら最後まで施工させることを心がけています。


Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

朝8時に現場の仕事が始まるので、7時半には現場入りして着替えたりして準備をします。私たちの仕事現場は、ゼネコン(工事全体をまとめる建設業者)さんの現場なので、官庁街の高層ビルとかが多いんです。そうすると、家からの移動時間が電車で少なくとも1時間くらいはかかるので、6時くらいに出ないといけないことになりますから、朝が早いのはけっこう大変かもしれないですね。

昔の職人さんのイメージと比較して、優しい丁寧に教えてくれる先輩がほとんど

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?

父の友人の紹介で、この塗装業界に入りました。厳しい人ももちろんいますが、昔の職人さんのイメージと比較して、やさしい、丁寧に教えてくれる先輩がほとんどです。昔の「見て学べ」という指導から「教える」という指導へ大きく変わったと思います。


Q5. この仕事に就くためにどんなことを学びましたか?

塗装業だけではないかもしれませんが、塗装業の会社に入ってくるのは、もともと塗装の知識や経験がない人がほとんどで、現場で先輩に教わりながら仕事を覚えていくという人が多いんです。私も、現在の会社に入ってから仕事をしながら先輩について学んで技術を身に付けて行きました。新人研修があったり、仕事に就いて2、3年の社員をフォローするための研修などはありますが、あとはほとんどの人が現場で仕事を覚えて行きます。


Q6. 学生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

私はもともとプラモデルを作って色を塗るのがすごく好きでした。そういったモノづくりや色を塗ることの興味は、今の仕事につながっていることだと思います。

先輩の話をよく聞ける人、アドバイスを素直に聞き入れられる人が向いている

Q7. どういう人が塗装業に向いていると思いますか?

まず、朝早く起きられる人ですね。あとは、先輩の話をよく聞ける人、アドバイスを素直に聞き入れられる人です。やはり、若いうちはあまり話を聞かない人も結構いるので。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

仕事を始めてからだと、なかなかまとまった時間を取ることはできないですし、やりたいことができないことも多いと思うので、時間があるうちに好きなことをして遊んだり免許を取ったり、いろいろなことをどんどんやったほうがいいんじゃないかなと思います。そうすることで、仕事に就いたときに集中して、一生懸命仕事に取り組めるのではないかと思います。


現在は、現場のリーダーとして若い人たちを引っ張りながら仕事をしているという高橋さん。管理をする側の立場としても大変なことはあるのではないかと思いますが、リーダーとしてチームを統率しつつ、自分たちの手で作ったもの、手掛けたものが完成したときの喜びはなおさら大きいのではないでしょうか。塗装業の仕事に関心のあるみなさんは、街の中の建物がどのような技法で塗装が行われているのか、想像してみてはいかがでしょうか。

【profile】1級塗装技能士 高橋淳一
【取材協力】佐藤興業株式会社
http://www.p-sato.co.jp/

この記事のテーマ
建築・土木・インテリア」を解説

建築や土木に関する技術を中心に学ぶ分野と、インテリアコーディネイトなどデザインを中心に学ぶ分野の2つに大きく分かれます。資格取得のために学ぶことは、建築やインテリアの設計やプランニングに必要な専門知識、CADの使い方などが中心です。どちらの分野も依頼主の要望を具体化できる幅広い知識とコミュニケーション能力も求められます。

「建築・土木・インテリア」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「塗装業」
はこんな仕事です

かつてはペンキ塗りと呼ばれた塗装業。現代では色を塗るだけの仕事ではなく、抗菌や防水などを施しながら塗装をするなど複合的な技術力が求められている。ほかにも素材に適した塗料選びや、塗る回数、塗装の乾燥時間の見極め、雨天後の水分の除去など、さまざまな観点を考慮しなければ耐久性や仕上がりの美しさに影響するため、技術力とともに経験がものをいう仕事になる。塗装業には「二級塗装技能士」や「一級塗装技能士」の資格があるが、それぞれ5年~7年の実務経験を経てから、受験資格を得られる。

「塗装業」について詳しく見る