【シゴトを知ろう】指揮者 〜番外編〜

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【シゴトを知ろう】指揮者 〜番外編〜

2016.11.16

提供元:マイナビ進学編集部

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【シゴトを知ろう】指揮者 〜番外編〜

「【シゴトを知ろう】指揮者 編」では、「名古屋フィルハーモニー交響楽団」の指揮者であり、また、「神奈川フィルハーモニー管弦楽団」では常任指揮者として活躍している川瀬賢太郎さんにお仕事内容や魅力について伺いました。

指揮者は、リハーサル中や本番のときだけでなく、お休みの日にも常に音楽のことを考えているようです。こちらの記事では番外編として、お仕事の「あるある」や、知られざる一面についてお話を伺いました! 

この記事をまとめると

  • お箸を握っている手が、指揮棒を動かすようにピクピクしてしまうことも
  • 旅行に持っていくスーツケースは「洋服用」と「楽譜用」の2つ
  • 団員に「楽しかった!」と言ってもらえたとき、達成感を感じた

アイディアが思い浮かぶのは、料理中や寝ている最中

――川瀬さんは、料理中や寝ている最中に、お仕事のアイデアが思い浮かびやすいと聞きました。具体的には、どのように思い浮かぶのでしょうか?
 
楽譜を読んでいて、「この曲はどういう音楽なんだろう?」とか、「どのように流れを持っていけばいいんだろう?」とか、疑問に思ったり、悩んだりすることがあります。ずっと、楽譜とにらめっこしているんですけれども、なかなか分からなかったり、体に入ってこなかったりするわけなんですね。

でも、運転中や料理中、寝ている最中といった譜面から離れたときに、「あれは、こういうことなのかも」と理解できることが割とあるんです。自分の中に腑に落ちていないことや、かみ砕けていないものが、ふと分かるんです。案外、楽譜を開いていないときのほうが、そういう瞬間は多いですね。

すごく集中して仕事をしているときは、ベッドの横や、車の助手席にも楽譜を置いているんですよ。アイディアが降りてきたら、ページの角に折り目をつけるなどして、マーキングするようにしています。
 
――お仕事とリンクする、休みの日にありがちな「あるある」があれば教えてください。

映画って、約2時間ですよね。クラシックのコンサートも、約2時間なんですよ。だから、映画を観に行ったとき、細かく「分析」をしてしまいます。2時間の中で、この映画はここでヤマ場をつくって、ここではお客さんの期待を裏切って、ここでは心を引き付けるようにしているなとか考えてしまって、ストレートに映画を楽しめないこともあります。

あとはご飯を食べに行ったとき、無意識のうちに曲のことを考えているらしく、お箸を持っている手が、指揮棒を動かすようにピクピクと動いてしまいます。

「3カ月分」の楽譜をキャリーケースに入れて持ち歩く

――指揮者の方は、常に練習のために楽譜を持ち歩いていると聞きました。これは、本当でしょうか?

講演が次から次へとあって、その準備をしなければいけないので、楽譜は3カ月分持ち歩くようにしていて、常にキャリーケースを引いています。なので、旅行に行くときは、キャリーケースが2つになります。服が入っているキャリーケースと、楽譜だけが入っているキャリーケースということですね。

鳴りやまない拍手の中、舞台に出ていったのは最高の思い出

――お仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

先日、僕が勤めている「神奈川フィルハーモニー管弦楽団」と、「名古屋フィルハーモニー交響楽団」が合同演奏会を行いました。お客さんはすごく喜んでくださいましたし、オーケストラ団員も「楽しかった!」と言ってくれました。仕事で「楽しかった」という声を聞くことはなかなか少ないので、達成感を感じることができましたね。

神奈川の公演では、舞台に誰もいなくなった後も、いつまでも拍手が鳴りやまなかったので、僕は一人で挨拶に出ていったんですよ。自分としては初めての経験だったので、とても印象深い思い出となりました。
 


ちなみに、舞台に誰もいなくなった後まで拍手が続くのは、海外の作曲家・演奏家が日本公演を行ったときにはよくあるそうですが、日本の公演ではなかなかないそうです。多くのお客様に、音楽を通して感動をもたらす「指揮者」というお仕事。みなさんも、オーケストラを観に行く機会があったら、ぜひ指揮者に注目してみてくださいね。
 
【profile】川瀬賢太郎
【取材協力】神奈川フィルハーモニー管弦楽団
http://www.kanaphil.or.jp/

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

「音楽・イベント」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「指揮者」
はこんな仕事です

合唱団やオーケストラの公演で、テンポやタイミングなどを指示してメンバーをまとめる。楽器をマスターしていることはもちろん、オーケストラであるならば壇上に上がる全ての楽器や演奏者の状態を把握していなければならない。音楽史や音楽理論も踏まえて、譜面に書かれた音楽を自分がどのように観客に伝えたいのかを考慮。テンポや音に関しては正確さが求められるが、曲としての表現は指揮者が担っている。メンバーとのコミュニケーションを図り信頼されることで、自分の表現したい音楽を伝えることができる。教養や人柄を磨くことも怠れない。

「指揮者」について詳しく見る