【シゴトを知ろう】帽子デザイナー 編

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【シゴトを知ろう】帽子デザイナー 編

2016.11.25

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】帽子デザイナー 編

ファッションのワンポイントになる小物といえば、帽子を思い浮かべる人も多いのでは。帽子をかぶることでワンランクアップしたおしゃれが楽しめますよね。実は、洋服のデザイナーとは別に、帽子専門のデザイナーがいるって知っていましたか?

今回は、帽子デザイナーという職業のお仕事内容や魅力について、帽子ブランド「MAISON Birth」を手がける、清原世太さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 帽子デザイナーは企画デザインや市場調査、工場とのやりとりなど幅広い仕事をしている
  • 学生時代にマーチャンダイジングを学んだことがブランドを確立することに役立った
  • いろいろな雑誌やお店を見て回ることがのちに経験として生かせるはず

自身のブランドの帽子をかぶっている人を見ると創作意欲が湧いてくる

Q1. 仕事概要を教えて下さい

私は、自社の帽子ブランド「MAISON Birth」の企画デザイン(商品自体の企画をつくること)・生産の仕事を中心に、帽子に使う素材探しや市場調査(ものが売れるために必要な、業界や消費者の動きなどの情報を集めること)・工場との打ち合わせなど、動き回っていることが多いです。

年間のスケジュールでいうと、年2回ある展示会に合わせて動いていきます。半年以上前からシーズンテーマを作成し、企画デザインを出したり、工場とのサンプルや生産に関わる打ち合わせをしたりしています。


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

展示会で次のシーズンの帽子をお披露目したときにお客様からの高い評価をいただいたり、実際に街で「MAISON Birth」の帽子をかぶっている人を見たりすると、帽子づくりをしていてよかったなと思えます。それがやる気にもつながり、次はどんな帽子をつくろうかと創作意欲が湧いてきます。


Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

帽子デザイナーという職業は、その日にやることが毎日異なります。
クライアントとの打ち合わせやデザイン提案、帽子を作成するための市場調査など、一日中外出している日もあれば、帽子作成の仕様書(これからつくる製品などが満たす事項を定義して、文章や図表などを用いて記述した文書)や納期(注文品などを注文主に納める期日)の管理、工場とのやりとりなどが多いデスクワークの日もあります。新規の工場を探したり、帽子を店頭に置いてくれるお店の人と会ったりと本当に体力が必要な仕事だと思います。
そういう部分は大変かもしれないですね。

専門学校ではマーチャンダイジングを中心に学んでいた

帽子ブランド「MAISON Birth」を手がける清原世太さん

帽子ブランド「MAISON Birth」を手がける清原世太さん

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?

私は、服飾系の専門学校を卒業しているのですが、そこでは主に洋服と経営の勉強をしていました。卒業して就職をする際に、小学生のときから好きだった帽子をかぶって働ける環境を探した結果、必然的に帽子屋さんに就職をしました。


Q5. 専門学校では何を学びましたか?

学生時代は、洋服づくりを中心にマーチャンダイジング(消費者の欲求を満たすような商品を、適切な数量・価格で市場に提供すること)の勉強をしていました。この勉強は、帽子と直接的な関係はありませんが、起業をしてからのものづくりや経営に生きている部分があり、ブランドとして確立するためのノウハウを学べたと思います。

洋服をつくる手順と帽子をつくる大まかな流れは同じで、素材・パターン・縫製など、学生時代に学んだことが役に立っています。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

高校生のころは、洋服と帽子が好きでいろんな雑誌やお店を見て回っていた気がします。テレビでファッションショーの特集を見て、世界で活躍するデザイナーたちを知り、漠然とファッションに関わる仕事をしたいと考えていました。それからは毎週のように洋服屋さんに行き、店員さんとファッションの話や、どうやったらアパレルの仕事に就けるのかを聞いていました。今とは違ってネットでの情報もなく、実際に見聞きしたことがすべてでしたので。今でもその癖が残っているのか、自分の足で情報収集することが多いです。

高校生のうちからいろいろなことを体験しておくことが大事

Q7. どういう人が帽子デザイナーに向いていると思いますか?

デザインをする仕事全般にいえるのかもしれませんが、とにかくいろんな経験や体験をし、いろんな景色を見て、知識と感受性が豊かな人が向いていると思います。物事をフラットに判断できる平常心や、自分の考えを客観的に見ることも必要だと思います。また、一人ですべての作業をこなすことは大変なので、誰かと協力できるように、人とコミュニケーションをとることが得意な人のほうがいいと思います。

Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

高校生のときはいろんなことを経験し、実際に体験をして見識を広げておくといいと思います。本気で遊んで、本気で学ぶといいですね。いいものを見て、美意識を持つことも重要です。もし帽子デザイナーになりたいと思うなら、高校生のうちに裁縫を経験しておいたほうがいいですね。私は専門学校で、最初はかなり苦戦しましたから。



清原さんのブランド「MAISON Birth」は、国内の工場(職人)との結び付きが強く、日本の職人の技術を最大限に生かしたメイドインジャパンの帽子をつくり続けています。デザインのセンスはもちろん、人と人とのつながりも大事にしてきたからこそ、帽子ブランドとしても成功しているのでしょう。

帽子デザイナーに興味がある人は、まずはいろいろなお店に足を運んでみてください。帽子にはどんなデザインがあって、どんな素材が使われているのか見て回ってみるといいでしょう。今のうちから帽子のデザインをたくさん見ておくと、将来役に立つときが来るかもしれませんよ。

【profile】MAISON Birth 清原世太
http://www.birth-japan.com/

この記事のテーマ
ファッション」を解説

ファッションの専門知識や業界のビジネスノウハウを学び、感性やセンス、基礎技術を磨きます。作品の発表会や学外での職業実習などを通して職業人としての実践力を身につけるほか、資格取得を目指すカリキュラムもあります。仕事としては、素材づくりや縫製など「つくる仕事」と、PRや販売促進などファッションビジネスに関わる仕事に分かれます。

「ファッション」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「帽子デザイナー」
はこんな仕事です

帽子のデザインをする仕事だが、自分の手で現物を仕立て上げる技術が必要。型紙をつくって生地を縫製する場合と、ウールや麦わらなどの素材を加工し、成形する場合がある。千差万別の素材扱いに加え、ハット、ハンチング、ベレーなど多種多様なデザイン知識も必要。かぶり心地のよさ、流行とのバランスも、デザイナーのセンスと技に委ねられる。働き先は、服飾品メーカーやファッションブランドのヘッドアクセサリー部門だったり、オートクチュール帽子の工房を自ら立ち上げる場合も。専門学校で技術を学ぶことが多い。

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