【シゴトを知ろう】楽器リペアスタッフ 〜番外編〜

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【シゴトを知ろう】楽器リペアスタッフ 〜番外編〜

2016.11.17

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】楽器リペアスタッフ 〜番外編〜

「【シゴトを知ろう】楽器リペアスタッフ 編」では、「ギター工房 弦」の岡澤遼さんに楽器リペアスタッフのお仕事について詳しくお話を伺うことができました。今回は楽器リペアスタッフならではの「あるある」的なことから楽器についてのトリビアまでを「番外編」としてお届けします。

この記事をまとめると

  • 自宅でもパーツの研究をすることもある
  • 楽器全体のいろいろなところを触るクセがついている
  • 「今度また別の楽器を持ち込みたいんですよ」と言われて次につながることもある

自宅でパーツの研究をすることもある

――楽器リペアスタッフの方はもともと楽器が好きな方が多いと思いますが、家に帰ってから自分で楽器を弾いたり、バンドをやっている方も多いのでしょうか。

僕は今はバンドはやっていないですね。家に帰ってベースを弾くことはしていますけど。どちらかというと、リペアのことに集中している感じです。「こういうパーツを取り付けたらどうなるんだろう」とかを考えることが多いです。もちろんバンドを趣味でやっているリペアマンの方も多いと思います。


――パーツやリペアの手法について、お店に遅くまで残って研究することもあるんですか?

お店に残ってやることはないですが、自宅で研究したりすることが多いです。やはりパーツやリペアのことは、日々気になってしまいますので。

楽器全体のいろいろなところを触るクセがついている

岡澤遼さんが楽器リペアスタッフとして勤めている「ギター工房 弦」

岡澤遼さんが楽器リペアスタッフとして勤めている「ギター工房 弦」

――楽器リペアスタッフならではの、仕事上の「あるある」なことがあれば教えてください。

あんまり今はそういうことはないのですが、作業を覚えたての当時は、休みの日に楽器屋さんに行って楽器を見たときに「あれ? ここちょっとおかしいんじゃないか?」と、ネックの反り具合や弦高のわずかなズレに気付いたりしましたね。でも今思えばそれも踏まえての楽器なんですよね。あと、楽器全体をペタペタ触るということもあるかもしれませんね(笑)。いろいろなところを触って形を確認することがあります。

レスポールタイプのギターは倒したら壊れてしまうことも多い!?

――楽器リペアスタッフについて意外と知られていない、知られざる事実やトリビアがあれば教えてください。

たまにライブで楽器を投げたりする人がいますが、レスポールという種類のギターを投げて折れてしまったというお客さまが何人かいらっしゃいました。レスポールタイプはヘッド(ギターの頭)に角度が付いているので、単純に倒しただけで壊れてしまうときもあるんです。そういった意味で言うと、ネックとヘッドがフラットになっているストラトキャスターなどのギターに比べると、壊れやすいかもしれません。


――ギター、ベースの音を出すパーツであるピックアップを交換するときの注意などはありますか?

ピックアップは基本的に一つひとつ出力が違うので、例えばストラトで3つピックアップがある場合に交換するときは、出力バランスもありますし、音をミックスさせることもあるので全部同じタイプのもので交換したほうがいいと思います。


――最後に、お仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

やはり、仕上がってお客さまに渡す際に「おおっ!」と喜んでもらえたり、イメージしていたものとドンピシャだったと言われたときには達成感を感じることができます。また、そこから「今度また別の楽器を持ち込みたいんですよ」と言われたときは、自分がやった作業が次につながったのかなという意味でさらに達成感がありますね。


岡澤さんのお話からは、楽器を扱うという面ではとても職人的な仕事ですが、根本にあるのは「お客さまの希望に全力で応える」という接客の気持ちであることが分かります。
楽器リペアスタッフの仕事は、大切な楽器を修理に出すお客さまの気持ちに応えることで大きな充実感と達成感が得られる、とてもやりがいのある仕事だといえるのではないでしょうか。

【profile】ギター工房 弦 岡澤遼
http://www.gen-guitar.com/

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

「音楽・イベント」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「楽器リペアスタッフ」
はこんな仕事です

壊れたり調整が必要になった楽器を修理する仕事。弦楽器、管楽器、ピアノなど自分の好きな、あるいは得意な楽器を専門に担当するケースがほとんど。修理工具の使い方をはじめ、さまざまな修理法を熟知し、各楽器の機能性や構造、素材、加工方法などを理解していること。さらに、楽器を製作するクラフトマンにも負けない技術が求められる。楽器メーカーや楽器店、専門工房などが主な仕事場。フリーランスの立場で活躍するプロもいる。楽器リペア、楽器製作コースを設ける専門学校で学べるほか、弟子入りをする方法もある。

「楽器リペアスタッフ」について詳しく見る