【シゴトを知ろう】キーボーディスト 〜番外編〜

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【シゴトを知ろう】キーボーディスト 〜番外編〜

2016.11.11

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】キーボーディスト 〜番外編〜

「【シゴトを知ろう】キーボーディスト 編」では、5人編成のロックンロールバンドTHE BOHEMIANSのメンバー・本間ドミノさんに、普段の活動の様子やキーボーディストとして活動を始めたきっかけ、お仕事の魅力について語ってもらいました。独学で鍵盤の演奏を学んだ本間さんの経験は、これからキーボーディストを目指そう、という人には参考になったのではないでしょうか。今回は、よりキーボーディストの仕事を深堀りして、このお仕事ならではの「あるある」なことからトリビアまでを「番外編」としてお届けします。

この記事をまとめると

  • 「努力」をしているのではなく、弾き始めたら夢中になっている
  • キーボードだけ弾けても生のピアノは弾けない場合もある
  • 達成感を感じたことはない。いつも「何か足りねえな」って思う

“好きなので”カノンのコード進行で運指の練習をしたり3コードのブルースを弾いたりしている

――日頃、キーボーディストおよびバンドマンとして努力していることはありますか?

語弊があるかもしれませんが、「おれ、努力している!!」と感じたことは一度もありません。ライブがあればその練習、レコーディングがあればその練習をするのは当然なんですが、イコール弾きたいもの、なので弾き始めたら夢中になっている感じです。

あ、でも各曲のキーでのドレミファソラシドの運指はやります。カノン(ドイツの作曲家ヨハン・パッヘルベルの作曲)のコード進行(曲の基盤となる、和音の流れ)で。カノンが好きなので。バンドでよく使われるキーでの3コードブルースもやります。ブルースが好きなので!


――キーボーディストならではの「あるある」があれば教えてください。

60年代以前のピアニストが好きなこともあり、客席から見て横向きで弾きたいからという理由で、ステージではいつもドラムの脇(下手側)にいるんですが、ステージが広くないライブハウスでは、お客さんから全然見えないということがよくあります。ただし横向きにこだわる人はそんなにいないかもしれないので、あるあるではないかもしれないですが……(笑)。

キーボードだけ弾けても、生のピアノは弾けない場合もある

本間ドミノさんのバンド、THE BOHEMIANS

本間ドミノさんのバンド、THE BOHEMIANS

――キーボーディストの仕事について意外と知られていない、知られざる事実やトリビアがあれば教えてください。

キーボードだけ弾けても生のピアノは弾けない、ということですかね。生ピアノから弾き始めてる人は大丈夫だと思いますが、鍵盤が重いので筋力、体力の使い方が違うんです。

あ、あとは静岡がピアノの名産地です。新東名高速道路の浜松SAではかなりピアノに特化した内装なんですよ。


――ほかのバンドのキーボーディストとライブと話す機会はありますか?

ほとんどありません。ロックンロールバンドの鍵盤というのは極端に人口が少ないので。もしドンピシャに話が合う人がいたら、ずっと音楽の話をしていると思います。セロニアス・モンクやベン・フォールズ、スティーブ・ウィンウッド、ロッド・アージェント、イアン・マクレガン、スリム・ゲイラード、イアン・ステュアート、ドクター・ジョンなどなど、好きなミュージシャンについて誰かと延々と語ってみたいですね。

達成感を感じたことはない。いつも「何か足りねえな」と思う

――最後に、お仕事の中で一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

達成感を感じたことはありません。飽食の果ての飢餓、というのがロックンロールにおけるハングリーだと甲本ヒロトさん(‎↑THE HIGH-LOWS↓、ザ・クロマニヨンズなど)は言いました。その言葉をうのみにして、ホントにいつも「何か足りねえな」と思うようになってしまいました。もちろん、いいライブができたなら、いいライブだったね、という気持ちは生まれます。高揚感なら、毎度毎度ライブをしている最中にはあります。

ただ、レコーディングにしても、もっともっとよくなるなあという感想が常に残るので。僕らで言うロックンロールには、達成という単語は存在しないんだと思います。セールスとか動員の話なら、別ですけど。いまのところ、「おれたち、◯◯を成し遂げたぜ!!」って自信を持っていえること、言いたいことは、多分ないです。遊び足りないよね!!ということです。

ですが、例えば47都道府県を全国ツアーで回って、全箇所ソールドアウトしたりしたら、それが一つの思い出になって、達成感も生まれるんじゃないかなあという想像はしていますね。

大きい思い出はあります。自分の中での雲の上の存在、甲本ヒロトさん、真島昌利さん(↑THE HIGH-LOWS↓、ザ・クロマニヨンズなど)、草野マサムネさん(スピッツ)、山中さわおさん(the pillows)と、会えたことです。日本のバンドの中で昔から特に好きなのは↑THE HIGH-LOWS↓、スピッツ、the pillowsなので、それぞれ、会えた時は夢心地になりました。仕事上だったり、フェスの会場だったり、タイミングはいろいろでしたが、バンドをやってないと起こりえないことでした。そんな中でも、山中さわおさんとは現在進行形で一緒に仕事を進めたりしている訳で、世の中やってみないと分からないですね。



「ロックンロールバンドの鍵盤というのは極端に人口が少ない」と本間さんが話してくれましたが、その分、ロックンロールが好きなキーボーディストは活躍できるチャンスがあるといえるのかもしれません。ロックンロールやブルースが好きで鍵盤を弾くことが仕事になった本間さんのように、キーボーディストを目指している人も、まずは自分が好きな音楽をとことん突き詰めてみてくださいね。

【profile】THE BOHEMIANS 本間ドミノ
http://the-bohemians.jp/b/

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

「音楽・イベント」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「キーボーディスト」
はこんな仕事です

キーボードプレイヤー、キーボード奏者とも呼ぶ。ピアノやオルガン・アコーディオンなど鍵盤楽器の種類は多数あるが、キーボーディストは一般的にポピュラー音楽においての電子鍵盤を扱う人を指す。演奏する楽器は、シンセサイザーや電子オルガンなどさまざま。キーボーディストがソロで演奏・ライブを行うこともあるが、バンドのメンバーや歌手の伴奏者として活躍する人が多い。シンセサイザーなどは、音を自在に変化させることができ、パソコンとの相性もよいため、作曲家やアレンジャーとして活躍するキーボーディストも多い。演奏力だけでなく音色を変えながらの表現力も求められる。

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