【シゴトを知ろう】キーボーディスト 編

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【シゴトを知ろう】キーボーディスト 編

2016.11.11

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】キーボーディスト 編

ロックやポップス・バンドの中には、ギター、ドラム、ベースだけでなく鍵盤楽器が入っている場合があります。ピアノやオルガン、シンセサイザーなど、いろいろなタイプの鍵盤を使って音を操り、曲に彩りを加えるプレイヤーがキーボーディストです。

個性あるバンドには欠かせない存在であるキーボーディストの仕事について、5人編成のロックンロールバンドTHE BOHEMIANSのメンバーとして活動する本間ドミノさんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 鍵盤楽器を習っていたわけでもなく、楽譜も読めないが、見よう見まねで覚えた
  • 表現を志す人は、ある程度方角が合っていれば、将来予想外なところで結びついてく可能性はある
  • 音楽をたくさん聴いて好きなものの幅を広げること

最初はどんなに単純な演奏でも、脳みそ2つ以上必要じゃん、と思うくらい難しかった

Q1. 仕事概要を教えて下さい

私はロックンロールバンドで鍵盤楽器とコーラスを担当しています。ワンマンライブを例にとれば、ほかの楽器陣と同じように、だいたい昼過ぎに会場入りしてリハーサル、夕方~夜が本番です。ツアーのときは、いろいろな行ったことのない土地に行けるので、移動日に余裕があるとメンバーとレコード屋巡りなんかをしていることもあります。

レコーディングは、だいたい昼くらいに楽器陣がスタジオ入りし、セッティングしています。うちのバンドの場合はベーシック(ドラムとベース)録りの際に、全員せーので演奏して、いいテイクであればそのまま残して、もっといいテイクを録りたければ後からやり直します。所属している「デリシャスレーベル」のオーナーである山中さわおさん(the pillows)がプロデューサーで、現場に立ち会う日もありますね。その場合は一日の流れというかペースを、さわおさんがつくってくれます。


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

ライブやツアーのときです。さらに言うと、知らない土地で知らなかった人たちが僕のらの演奏を待っていてくれたときですね。ライブは演者だけでつくるものではないので、お客さんの表情がよければ、楽しさは倍増します。


Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

音楽をやること自体には特に大変だと思ったことはありません。ロックンロールは、苦労してやっている意識があったらよくない、極端にいうとできないと思うので。

見よう見まねで、それらしい音を鳴らせたときは滅茶苦茶、うれしかった

本間ドミノさんのバンド、THE BOHEMIANS

本間ドミノさんのバンド、THE BOHEMIANS

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?

学生時代、平田ぱんだ(Vo)とビートりょう(Gt)とクラスが同じでして、2人がバンドを始めて、楽しそうだったので、それに混ざりたかったのが鍵盤を始めた最初の理由です。「さて楽器は何を弾けるようになろう」と考えたときに、ビートルズやローリングストーンズのレコードには必ずと行っていいほど有能なピアニストが参加しているので、ピアノやオルガンが弾けたらいいなと。鍵盤楽器は、習っていたわけでもなく楽譜も読めないので、教則ビデオ的なものを買って、一番かっこよくて一番できそうだと思ったのが、ブルースでした。コードが3つで成立して、なおかつずっと弾いていても飽きない。聴いていた音楽の趣味からしても、ブルースになるのは自然なことでしたけど。

鍵盤や大半の楽器は右手と左手が別の動きをします。最初は、どんなに単純な演奏でも、脳みそ2つ以上必要じゃん、と思うくらい難しかった。それでもなんとか見よう見まねで、それらしい音を鳴らせたときはとてもうれしかったですね。


Q5. 大学では何を学びましたか?

大学では学科が映画や写真、CGなどを学ぶ映像系のコースでした。Illustrator(イラストレーター)やPhotoshop(フォトショップ)などのデザイン系ソフトを学ぶこともあったので、それは一時的に就職した際や、バンドのグッズ制作などで役立っている部分があります。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

高校生のころは、漠然と、CMをつくるといった映像に携わる仕事がしたいと思っていました。そのために映像系の学校を志望したら、そこで別の違う世界が開けてしまった。だけど、映像と音楽というのは、大昔から密接に、遺伝子レベルで人間の脳に絡んで訴えかけるものだと思っていて。そして今でも、ライブが一番だと思っているわけなので、自然にそういう表現をやっているということになります。
何か表現を志す人は、ある程度方角が合っていれば、将来的にもいろいろな場所で、予想外なとこで、結びついてく可能性はあると思います。

ありとあらゆる音楽の素養を身につけておくに越したことはない

Q7. どういう人がこの仕事に向いていると思いますか?

まず、自分がキーボードに向いていると思ったことがありません(笑)。手も女の子並みに小さいので。でも、キーボードが好きならできるようになるんではないかと思います。今も、弾きたいと思ったものでないと弾けませんので。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

一番は、音楽をたくさん聴いて好きなものの幅を広げることかと。コレとコレ!という凝り固まった頭だと、いいアイデアは出ないと思うので。

作曲や編曲もできるようなスタジオミュージシャン(ソロの歌手の曲など、自作品での演奏を専門にしている演奏家)など、とにかく“キーボーディスト”になりたいのであれば、楽譜が読める、書ける、理論が分かる、など、ありとあらゆる音楽の素養を早くから身につけておくに越したことはないと思います。きっと必ず役に立つと思います。ステージに立つのであれば、「場数をふむ」「客席やメンバーの様子を見ながらでも無意識レベルで演奏できるようになる」「鏡に映った演奏中の自分を見て、かっこいいかどうかを判断して、ひたすらかっこつける(笑)」。そんな感じです。



ロックンロール・バンドの鍵盤奏者としての経験から答えてくれた本間さん。プロのバンドマンとしてステージに立ち続けてきたからこその、興味深いお話でした。将来、バンドマンとして、キーボーディストとして音楽界で活躍することを夢見ている人は、ぜひTHE BOHEMIANSのCDやライブで本間ドミノさんの演奏を聴いてみてください。

【profile】THE BOHEMIANS 本間ドミノ
http://the-bohemians.jp/b/

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

「音楽・イベント」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「キーボーディスト」
はこんな仕事です

キーボードプレイヤー、キーボード奏者とも呼ぶ。ピアノやオルガン・アコーディオンなど鍵盤楽器の種類は多数あるが、キーボーディストは一般的にポピュラー音楽においての電子鍵盤を扱う人を指す。演奏する楽器は、シンセサイザーや電子オルガンなどさまざま。キーボーディストがソロで演奏・ライブを行うこともあるが、バンドのメンバーや歌手の伴奏者として活躍する人が多い。シンセサイザーなどは、音を自在に変化させることができ、パソコンとの相性もよいため、作曲家やアレンジャーとして活躍するキーボーディストも多い。演奏力だけでなく音色を変えながらの表現力も求められる。

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