【シゴトを知ろう】ドラマー 編

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【シゴトを知ろう】ドラマー 編

2016.11.11

提供元:マイナビ進学編集部

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【シゴトを知ろう】ドラマー 編

高校生にとって、ミュージシャンはいつの時代も憧れの職業です。特に、バンドを結成して大きな会場でライブを行うのは、音楽好きなら一度は見る夢ではないでしょうか。

そんな夢を叶えているのが、人気ロックバンド「Shiggy Jr.」のドラマーとして活躍する諸石和馬さんです。バンドのサウンドを支える要であるプロのドラマーとは、いったいどんな仕事なのでしょうか?

この記事をまとめると

  • ライブにこそドラマーとしての楽しさを感じることができる
  • 高校時代はとにかくガムシャラに音楽に向き合っていた
  • 音楽や人との出会いが一番の財産になる

ライブは、その日そこにしかない、すべての情熱を込めることができるからこそ楽しい

人気ロックバンド「Shiggy Jr.」のドラマーとして活躍する諸石和馬さん(右から2番目)

人気ロックバンド「Shiggy Jr.」のドラマーとして活躍する諸石和馬さん(右から2番目)

Q1. お仕事の1日のスケジュールを教えて下さい

リハーサルがある日とライブがある日で、およそこのようなスケジュールになります。

<一日のスケジュール>

(リハーサル日)
09:00 起床
09:30 自宅で基礎練習
11:00 リハーサル開始
20:00 リハーサル終了
20:30 ミーティング
22:00 メンバー・スタッフと食事
24:00 帰宅

(ライブ日)
10:00 起床
10:30 自宅で基礎練習
12:00 会場入り
14:00 LIVEリハーサル
18:00 ミーティング
19:00 本番
22:30 打ち上げ


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいはなんですか?

やっぱりライブですね! その日そこにしかない、すべての情熱を込めることができますし、お客さんと直接対面できる場です。楽しいという感覚を共有できて、感謝を直接伝えられる最高の場所ですね。無数の音楽がある中で、Shiggy Jr.を選んで聴いてくれる人がいてこそ、今のバンドがあります。

過去に数回だけ、ライブ中に自分が自分じゃなくなる感覚を味わったことがあって。ドラムを叩いているけれど、視界が広がって全てを見渡せる。メンバーの挙動すらも真上から客観的に見える。この世の何よりも気持ちいい体験でした。一生忘れられないですね。

また、個人のドラマーとしては、やはりドラムを仕事として叩けることが、シンプルだけど、それこそが最大の魅力だと思います。


Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

移動時間が長いことに尽きます。基本的には機材車で移動するので、例えば大阪に行くときは朝7時に集合して、東京から6時間ほどかけて現地に向かいます。日帰りの場合は、22時に会場をでて、朝4時に都内に着く、みたいなこともあります。ずっと同じ姿勢で座ってるので身体の凝りがすごいです。

高校時代には4バンドで並行してライブ活動

Shiggy Jr.のメジャー1stフルアルバム『ALL ABOUT POP』初回盤

Shiggy Jr.のメジャー1stフルアルバム『ALL ABOUT POP』初回盤

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?

僕の父がハードロックシンガーだったので、小さいころからライブに足を運ぶ機会が多かったんです。初めて行ったライブはWhitesnakeというハードロックバンドの来日公演で、幼稚園生ながらそのドラムソロが本当にかっこいいなあと思いました。その後、小学4年生のときにドラマーの教育実習生が来て、音楽の授業でドラムの体験授業をしたんです。それからはどんどんドラムを好きになっていって、いつも休み時間に音楽室に遊びに行くようになりました。そして中学生になり、最後の文化祭で初めてのライブを経験しました。

高校入学後は並行して4バンドほど組みました。それぞれが精力的に活動していたので、ライブを毎月10本ぐらいやってましたね。さらに高校の友だちと雑多にコピーバンドもやっていました。ドラムでは誰にも負けねえぞ、と意気込んでいたのを覚えています。

大学では、ポップスからデスメタルまでなんでもやる、という稀有(けう)なコピーバンドサークルに入っていて、本当にガムシャラに多種多様なジャンルのドラムスタイルを経験しました。

その当時ベーシストの森夏彦と一緒にサポートしていたシンガーソングライターの入江陽さんのライブに、ゲストコーラスとして、Shiggy Jr.のボーカル・池田智子が来たんです。それが彼女との最初の出会いになりました。そこからShiggy Jr.に誘われて加入することになりました。


Q5. 高校卒業後は、どのようなことを学んできましたか?

たくさんの人と真剣に音を合わせたことで、自然とドラマーとしてのあるべき姿を学んでいたように思います。人との出会いが何よりの財産でした。ドラムの技術面に関しては、ほぼ独学です。今ほど動画サイトが盛んではなかったので、とにかく教則本を読んで基礎を学んで、いろいろなドラマーの映像を観て身体の動きから手癖まで徹底的に研究して。あとは好きな音楽のコピーをしていました。ライブハウスで先輩のドラムを食い入るように観て、質問攻めしている時期もありましたよ。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

とにかく武道館に出る。これが夢でした。その当時は方法論なんてどうでもよくて、音楽への情熱だけで突っ走っていたので、その当時の熱量がどこにつながるかまでは、考えは至っていなかったです。とにかくガムシャラに、好きなように音楽とバンドに向き合っていました。そして高校生のころから数々のバンドを組んで、遊びながらセッションを続けてきた10年来の友人、ベーシスト・森夏彦と今こうして同じバンドにいる、というのが人生のおもしろさですね。

ライブハウスに行って人と話したり、いい音楽に生で触れることが財産になる

Shiggy Jr.のメジャー1stフルアルバム『ALL ABOUT POP』通常盤

Shiggy Jr.のメジャー1stフルアルバム『ALL ABOUT POP』通常盤

Q7. どういう人がドラマーに向いていると思いますか?

とにかくドラムを愛せる人ですね。それさえあれば、どんな性格でも関係ないと思います。うまくいかなくても、現在やっていることが5年後、10年後につながると信じて、続けていこうと思える色あせない気持ちが大切です。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

ドラムはやればやるほどうまくなると思うので、とにかくトレーニングに励んでみてください! とはいえ、家で練習する以外の時間は、外に出ることが大事です。ライブハウスに行って人と話したり、いい音楽に生で触れてください。カッコいいと思うドラマーの先輩と話してみてください。セッションにも挑戦しに行ってみてください。一つの枠にとらわれず、たくさんの音楽に触れて自分の可能性をどんどん広げていってください。いい出会いは、ドラムにとっても自分にとっても一番の財産になります。

高校生のころから「絶対こうなってやる!」という変わらない強い意志を持っていれば、必ずうまくいきます。それでも悩んだら、メトロノームのBPM(テンポの速さ)を上げて限界まで叩いてみましょう!「未来は俺らの手の中!」です。



現在人気急上昇中のShiggy Jr.の音楽が多くの人の胸を打つのは、このように常に上達意欲持って研究を怠ることなく努力するミュージシャンシップに裏付けられているんですね。ドラマーの仕事に関心のある高校生のみなさんには、諸石さんのドラマーとしての志や姿勢をぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか!

【profile】Shiggy Jr. ドラマー諸石和馬
【取材協力】株式会社 タイスケ
http://www.shiggyjrspecial.com/tour2016au/release_info.php

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

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この記事で取り上げた
「ドラマー」
はこんな仕事です

ドラムを演奏するミュージシャンを指し、ロック・ポップスをはじめとするバンド活動がメインになる。ベースとともにリズムの土台となり、バンド全体の一体感を生み出す重要な役割を果たしている。正確なリズムを維持しつつ、スピード感・持久力が要求される。スティックのたたき方に変化をつけたり、変拍子(4分の4拍子以外)などの高度な技術を磨いたりすることでバンドのサウンドもミュージシャンとしての可能性も広がっていく。ラテン・ジャズなど多彩な音楽を吸収することで、ジャンルを問わない活躍が期待できる。

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