【シゴトを知ろう】ベーシスト 〜番外編〜

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【シゴトを知ろう】ベーシスト 〜番外編〜

2016.11.17

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】ベーシスト 〜番外編〜

「【シゴトを知ろう】ベーシスト編」では、ベーシストの大内雷電さんに、ベーシストとして活動をはじめたきっかけや、普段の活動の様子についてお話を伺いました。ベースを使って自分を表現することの楽しさが伝わったのではないかと思います。

今回は「番外編」として、ベーシストならではのこだわりや知られざる事実について、詳しく教えていただきました。

この記事をまとめると

  • 大内さんはパフォーマンスのために弾き方を変えた
  • どんな曲でも、ベースラインを聴いてしまう耳になっている
  • CDを出したことで、「ミュージシャン」としての達成感を得ることができた

パフォーマンスの激しさから生まれた、弾き方のスタイル

――ベーシストは人によってピックで弾く人や、指弾きの人(指だけで弾く人)など、それぞれプレイスタイルが異なりますが、大内さんはどちらですか?


中高生のころに大好きだったDIR EN GREYというバンドのベーシスト・Toshiyaさんがピックで弾いていて、その後、大学時代に好きだったNUMBER GIRLというバンドのベーシスト・中尾憲太郎さんもピック弾きだったので、もともとは僕はずっとピック派だったんです。

ただ、僕が太平洋不知火楽団というバンドでいざライヴハウスに出て、歴戦のバンドと対バンすることになったときに、僕はひたすらベースを上下左右に振り回して、長髪を振り乱して暴れながら弾くというプレイスタイルをやっていて。

そうすると、右手が宙に浮くんでピッキング位置がブレるんです。その点、指弾きだとベース自体に指を置いているので、ベースがどんな位置にあろうと常に指が弦を捉えることができるので、指弾きになっていきました。たぶん、ほかのベーシストの人とはまったく違う理由で指弾きに行き着いたと思います(笑)。

どんな曲でも、ベースラインに注目して聴いてしまう

パフォーマンスの激しさから、弾き方のスタイルが生まれたという大内さん

パフォーマンスの激しさから、弾き方のスタイルが生まれたという大内さん

――ベーシストとしてライブをする上でのこだわりを教えてください。

ステージの上では、誰よりもカッコよくなければいけないし、おもしろくなければいけない。極論、そのために何をしてもいいと思っているので。それによって、若いころはライブハウスの人に怒られることがよくありましたね。2008年のときに太平洋不知火楽団で「FUJI ROCK FESTIVAL」の「ROOKIE A GO-GO」というステージに出たときも、ベースを持ったまま客席を走り回ったことがありました。

「一番おもしろくないといけないし、負けたらいけない」という気持ちは変わらないですが、大森靖子という女性シンガーソングライターとの出会いで、僕の意識が変わりました。大森靖子&THEピンクトカレフというバンドでは複雑な進行やコンマ秒単位のブレイクなどがあったので、それを優先しないと曲のよさが消えてしまいます。大型フェスにも出演する中で、あくまでも大森靖子が爪痕を残すために手伝う、そのために自分はちゃんとベースを弾くんだ、という意識が芽生えました。


――ベーシストの仕事について意外と知られていない、知られざる事実やトリビアがあれば教えてください。

どんな曲でもベースラインを聴いてしまう耳になっているので、普通に街を歩いている人が聴いているように曲を聴いてみたいという感覚はあります。きっと、ドラマーでもベーシストでも、そういうのはあるはずで。リスナーの人が聴いている「真にフラットな聴き方」はもう二度とできないのかも、と思います(笑)。

CDを出したことで、ミュージシャンとしての達成感を得た

「どんな曲でも、ベースラインを聴いてしまう耳になっている」と話す大内さん

「どんな曲でも、ベースラインを聴いてしまう耳になっている」と話す大内さん

――最後に、お仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

太平洋不知火楽団のときは自主制作だったんですけど、大森靖子&THEピンクトカレフでavex traxからリリースして、その後、科楽特奏隊もレーベルからCDを出して……という経験をしたことで、CDを聴いたときに自分のベースの音が鳴っているというのは、当たり前のことですけどビックリしました。自分が作品の中の一部を担ったものが世の中に出ていると考えたときに、「果たしてミュージシャンと言っていいのか?」みたいなところから始まったベーシスト人生だけど、ちゃんと音楽になったな、ミュージシャンとして残せたな、という達成感を感じることができましたね。


ライブハウスに出るときは常に共演するバンドとの“戦い”だと考えているという大内さん。そうした発想が、演奏だけでなくパフォーマンスでも多くの人から注目を集めているようです。いつか自分もベーシストやミュージシャンとして音楽シーンで活躍したい!と野望を持っている人は、大内さんのお話をふまえて、楽器の練習に励んだり、アーティストのパフォーマンスを参考にしたりするなどして、楽器演奏の技術を磨いてみてくださいね。


【profile】ベーシスト 大内雷電
https://twitter.com/ohuchi_rydeen

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

「音楽・イベント」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ベーシスト」
はこんな仕事です

ジャンルを問わず、ベース音がアンサンブルの演奏において重要な役割を果たしている。テクニックを披露するようなベースラインを強調した曲もあるが、バンドにおけるベースのポジションは正確で安定したリズムを刻むことで生かされる。テクニックを磨いて伴奏のバリエーションを身に付けていけば、さまざまな曲調に対応できるようになってバンドの音楽性も広がる。バンドでの活動が主になりやすいベーシストだが、ギターやボーカル・作曲などのキャリアを積むことでソロ・ミュージシャンとしての可能性も開ける。

「ベーシスト」について詳しく見る