【シゴトを知ろう】留学コーディネーター 編

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【シゴトを知ろう】留学コーディネーター 編

2016.11.10

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】留学コーディネーター 編

長期・短期問わず海外留学を考えている人や、海外の大学への進学を視野に入れている人はお世話になる「留学コーディネーター(=留学カウンセラー)」。今回は、留学カウンセラーとして働く他、東京都内の女子大学で留学アドバイザーをしている野尻嘉津子さんにいろいろ伺ってみました!

この記事をまとめると

  • 相談と調べものが仕事の中心。留学の魅力を伝える講演も
  • 留学に関するさまざまな知識はもちろん、コミュニケーション能力も重要
  • 迷っているのなら、一度海外に出てみてほしい。海外進学なら勉強を怠らずに

目を輝かせながら、留学で得たことを語ってくれることがうれしい

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えて下さい

留学カウンセラーは、相談いただく方によっても仕事の内容が変わるのですが、「留学を希望される方の英語力、どこの国にどれくらいの期間、どんな目的で、どの程度の予算」というのをお聞きした上で、最適な留学をプランニングしてご提案するのが主な仕事となります。

現在は都内の女子大学で相談も受けさせていただいているので、通常業務以外に、留学のセミナーの依頼があればテーマにそって1時間程度お話させていただく場合もあります。

<一日のスケジュール>
10:00 出社
事前に予約をしている方や、予約なしで来られた方などの相談を受ける。
相談と相談の合間にはプランニングのための情報収集なども行なう。
18:00 帰宅


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

このお仕事をされている方は、留学の経験者がほとんどです。私自身も1年間アメリカに留学していましたし、その後仕事で海外に行く経験も何度かありました。

留学を経験した人で「行かなければよかった」と考えている人はほぼいないと思いますが、留学に対して不安を抱いていたり、背中を押してもらいたいという方は多いんです。そういう方に、自らの経験を交えながらお話させていただくことで助けになるというところにはやりがいを感じますね。

帰国後にお土産を持ってきてくれて、「相談してよかったです」とか「今回は短期だったけど、今度は長期で留学してみたい」と目を輝かせて話してもらえると、すごくうれしいなと感じます。


Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

世界情勢は目まぐるしく変化しているので、常にアンテナを張って情報を集めておかなくてはならないです。カウンセラーによって得意な国もあると思うのですが、それ以外の国に対する情報に対しても敏感になっておく必要があると思います。

また、各国のビザに関する規定は予告なく変わることもあり、ワーキングホリデービザの申請が「本年度分の申請は終了です」となるケースなどもまれに起こります。そういった予期せぬことが起こると大変なのですが、留学希望者さんにとって最善の代替プランを提示できるよう対応していくことが求められます。

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Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?

大学時代友人に誘われて、初めての海外旅行でアフリカに行きました。そこで、英語の勉強をしていたにも関わらず、うまく通じないというもどかしい経験をしたんです。

大学卒業後は旅行会社に勤務しましたが、「きちんと海外で使える英語を身につけたい」という想いがあったので、退職して個人で全て手配をして海外留学しました。
帰国後、知り合いから「留学」の仕事があると話をいただいたことが、この仕事に就いたきっかけでした。自分で手配をした経験から、苦労する部分があるというのも分かっていましたし、留学経験があるから、「留学したい」と思っていらっしゃる方の役に立ちたいという想いも強かったと思います。

今はメールや携帯電話があって、海外の学校もWebサイトを持っているので、Web上の申し込みフォームから手続きできる便利な世の中になりましたが、当時はエアメールと国際電話しか通信の手段がなかったので、「そもそも連絡できているんだろうか?」という不安は常にありました。


Q5. 大学では何を学びましたか?

大学は英米文学科に進学して、英語の教員免許も取得しました。
留学カウンセラーというのは国家資格があるわけではないので、留学エージェントに勤務してその会社でトレーニングを受ければ、基本的にはできる仕事だと思います。

留学カウンセラーになるには、各国の教育制度やビザに関すること、国の歴史、そして、どのような大学があって何を学ぶことができるのかなど、幅広い勉強は必要ですし、コミュニケーション能力も高めておく必要があると思います。
現在在籍している「JAOS(一般社団法人 海外留学協議会)」には、試験に合格すると認定される留学カウンセラー資格があり、DVDなどの教材で、カウンセラーに必要な知識を基礎から学ぶこともできるようになっています。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

小さい頃には幼稚園の先生になりたいと思っていました、その後、こんな先生になりたいと憧れる先生との出会いもあり、教員の免許を取りました。
理由はよく分からないんですが、中学生の頃から英語が好きだったんです。海外の文学に触れる機会が子どもの頃から多かったので、それが海外への憧れというものにつながっていったと思います。ただ、高校の時はそれが今の仕事につながるとは思っていませんでしたね。

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Q7. どういう人が留学カウンセラーに向いていると思いますか?
 
やはり、何事にも好奇心旺盛で「海外のことに目が向く人」ですね。あとは、相談を受けるという立場なので、人とのコミュニケーションを取ることが好きなこと、「人にアドバイスをして、それがその人のためになる」ということにやりがいを持つことができる人が向いているのかなと思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

英語のみならず海外に対して興味があるのであれば、海外に出てみるといいと思います。
海外に出てみたからといって、簡単に語学ができるようになるということはないですが、空気感を肌で感じることは大切です。気が付かなかった何かを発見することもあると思います。迷っているのであれば、一度は日本の外に行ってみてほしいですね。

あと、進学先として海外の学校を検討したいと思われているのであれば、英語以外の勉強も大切です。「留学なら英語を」と思われる方も多いのですが、例えば海外の大学には、日本のような入試がありません。高校3年間の成績が合否を左右することが多いです。

英語に力を入れて、そこはせっかく伸ばすことができたのに、他の教科の成績で希望しているところへの進学が難しくなるということも起こります。「もう少し英語以外の勉強をしておけばよかった」という方も結構いますので、後悔しないように満遍なく成績を上げるよう頑張っていただきたいです。


留学のサポートを長くしている人がいると、本当にその人の家族や親のような気持ちになるという野尻さん。親身にサポートをしてあげたいという想いが、一言一言に詰まっていました。
留学コーディネーター(=留学カウンセラー)を目指すのなら、一度は海外に出てみるという経験は必須。海外留学も視野に入れてみましょう!


【profile】一般社団法人 海外留学協議会(JAOS) 留学カウンセラー 野尻嘉津子

この記事のテーマ
語学・国際」を解説

外国語を自在に使い、コミュニケーションを図る表現力を実践的に学びます。国際情勢などの知識、情報を収集する好奇心、語学力向上の努力が常に求められます。資格取得を目指すカリキュラムもあります。将来の仕事としては、日本語と外国語を翻訳・通訳することで双方の意志疎通の手伝いをするなど、海外との橋渡しをする職業が考えられます。

「語学・国際」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「留学コーディネーター」
はこんな仕事です

海外留学を考えている人に留学先の情報を提供し、希望に沿ったプランを提案。留学全般の手配と渡航後のケアなどを手掛ける。留学カウンセラーという名称で呼ばれることもある。英語圏への留学を例にとっても、該当する国は実に多彩だ。外国で学びたい分野、予算や期限によって学校選びは千差万別といえる。さらに、必要書類の作成や航空券の手配、宿泊先の確保なども仕事のうちだ。留学先とのコーディネートを行うので英語力は必須となる。留学に関する知識、旅行代理業のノウハウ、相談者の信頼を得る接客力も欲しい。

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