【シゴトを知ろう】作業療法士 編

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【シゴトを知ろう】作業療法士 編

2016.11.22

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】作業療法士 編

みなさん作業療法士という仕事を知っていますか? 病気やケガなどによってなんらかの障害を抱えることになったときにサポートしてくれるのが作業療法士です。

不自由さを抱える人に対して、医師の指示の下でリハビリテーションを行い、日常生活に必要な能力を高める訓練や指導を行うこと。作業療法士の大郷和成さんに、仕事について伺いました。

この記事をまとめると

  • 子どもたちが自分らしく生きていけるために必要なことを考えている
  • 人の役に立ちたい、と思って作業療法士を志すように
  • 作業療法士は将来性のある職業の一つ

子どもたちの笑顔に出会える仕事

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えて下さい

作業療法士は日常の支援が必要な人をサポートする仕事です。医師の指示を受けて、患者さんの社会復帰にむけた訓練や指導を重ねていきます。その方法は、手工芸や楽器演奏をしたり、レクリエーションをしたりとさまざまです。

私は就学している障害のある子どものサポートをしいるので、仕事のスケジュールは子どもたちの学校にあわせています。

<一日のスケジュール>
10:00 出勤
10:30~12:00 マネジメント業務、打ち合わせ、地域との交流など
12:00~13:00 昼休み
13:00~14:00 児童受け入れの準備
14:00~14:30 学校までお迎え
14:30~17:00 児童の活動タイム
17:00~18:30 児童を自宅まで送迎
19:00 退勤

 
Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
なんといっても、一番は子どもたちの笑顔に出会えることでしょうか。屈託のない笑顔から、いつもパワーをもらっています。やりがいに関していえば、子どもたちの未来を創る仕事をしているというところですね。ワクワクしながら働けるなんて、なかなかないことだと思います。
 
 
Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?
 
子どもたちの目標を考えることに難しさを感じます。生まれつき障害がある子どもたちが多く、そんな子どもたちが自分らしく生きていけるために必要なことはなにか。そこにはマニュアルもないし、何が正解かもわからないもの。その中で自分たちにできることはなんなのか。日々そのようなことを考えながら、いろいろと悩みはあります。ただ、基本的に仕事で大変と感じることはあまりないですね。
 
 

「人の役に立つ仕事がしたいな」と考えて

Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?
 
僕が中学2年生のころ、阪神淡路大震災が起こりました。直接被害に遭ったわけではないのですが、クラスで募金活動をしようと呼びかけたんです。そのときから「人の役に立つ仕事がしたいな」とは考えていましたね。

 
Q5. 大学・専門などでは何を学びましたか?

リハビリテーション専門学校の作業療法学科に通っていたので、作業療法士になるための勉強はもちろん実習も必須でありました。解剖学や生理学といったものから、心理学、脳科学、教育学など、人に関わる幅広い分野を学びました。
 
 
Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
高校に入ってからは同級生との遊びに夢中で、夢と呼べるものなんてありませんでした。「いずれ福祉の道へ」とは考えていましたが、カラオケやら合コンやらバンドやら、目の前の楽しさに全力でしたね……(笑)。でも、中学生のときに感じた「誰かの役に立ちたい」という気持ちは今もずっとありますね。
 
 

自分の人生も世の中も、どっちもハッピーにできる仕事

Q7. どういう人がこの仕事に向いていると思いますか?
 
人を相手にする仕事なので「誰かを笑顔にすることが好きな人」「元気づけるのが得意な人」「人の話をしっかり聞ける人」はぴったりだと思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします
 
オックスフォード大学の教授が発表した「あと10年で『消える職業』『なくなる仕事』」という論文をご存知でしょうか。その中で、作業療法士は「なくならない仕事」の第6位になっていたんです。これからの社会では、人と関わる専門職が必要とされると思います。作業療法士は将来性のある職業の一つと言えるだろうし、なによりやりがいが大きい。自分の人生も世の中も、どっちもハッピーにできる素敵な職業です。一人でも多くの方が興味を持ってくれるとうれしいなと思います。


「人の役に立ちたい」という気持ちから福祉関係の道を志す人も多いでしょう。中でも、作業療法士の仕事は、リハビリを通して実際に成長していく姿を見ることができます。また、国家資格で専門職でもあるので、勉強も必要ですが自分のスキルをつけたい人にはぴったりかもしれませんね。
 
 
【profile】NPO法人laule’a 副理事長 作業療法士 大郷和成

この記事のテーマ
医療・歯科・看護・リハビリ」を解説

医師とともにチーム医療の一員として、高度な知識と技術をもって患者に医療技術を施すスペシャリストを育成します。医療の高度化に伴い、呼吸器、透析装置、放射線治療などの医療・検査機器の技師が現場で不可欠になってきました。専門的な技術や資格を要する職業のため、授業では基礎知識から医療現場での実践能力にいたるまで、段階的に学びます。

「医療・歯科・看護・リハビリ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「作業療法士」
はこんな仕事です

作業療法士は、病気や事故、老化などで身体に障がいを持つ人の社会復帰をサポートする仕事。大工仕事や、工芸・手芸・玩具操作などの作業を通して、機能回復をめざす。医師の指示の下に、患者に適したプログラムを作成し、治療を進める。作業療法士がサポートする患者は、障がいが治りきらない人もいる。そのため、心理面や精神面での社会復帰のサポートも重要である。活躍する場は、総合病院やリハビリテーション施設、老人や障がい者向けの福祉施設などが多い。

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