【シゴトを知ろう】Webアートディレクター ~番外編~

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【シゴトを知ろう】Webアートディレクター ~番外編~

2016.11.04

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】Webアートディレクター ~番外編~

株式会社テアスでWebアートディレクターとしてお仕事をされている松原伸二さんへのインタビュー番外編。使うブラウザ(閲覧ソフト)によってWebサイトの見え方が違うなど、一般の人にはなかなか伝わりづらいWebアートディレクターならではの苦労や裏話について伺ってみました!

この記事をまとめると

  • Webサイトの細かな動作までチェックできる「モックアップ」とは?
  • 制限は少なく自由度も高い。だからこそ自己管理が重要になってくる
  • 仕事としてデザインする時は、足すだけのデザインではダメなこともある

ユーザーには見えない苦労! ブラウザでサイトの見え方は変わる

――業界や職務内での、一般人が知らない業界用語はありますか?

「モックアップ」でしょうか。Webのデザインも、少し前まではある程度デザインの画像だけで想像できるものが多かったのですが、最近のサイトは画像を見ただけでは確認が難しいものが多くなりました。動きやサイト自体の使い勝手の部分、ページ遷移のアクションといった細かな動作なども確認いただけるようなテスト版Webサイトのことを、モックアップと呼んでいます。


――一般の方に言うと驚かれる業界の常識はありますか?

同じサイトを見ていても、ブラウザによって見え方が変わったりするというのはあまり知られていないですし、聞いて驚かれる方も結構います。
さまざまなブラウザで見た時の見た目を同じように表示させるために、特定のブラウザ向けに別のコードを用意してあげなくてはいけないということも起こる場合がありますね。

新しい技術や表現を使っているサイトを見た時、自分にできるかどうか問いかける

体験や経験を言葉にして分かりやすく伝えるには、いろいろな経験をしている方がいいと思う

体験や経験を言葉にして分かりやすく伝えるには、いろいろな経験をしている方がいいと思う

――業界内にはどんな性格の方が多いですか?

性格的に「これ」というタイプは特になくて、いろいろな人がいると思います。
クライアントがなかなか言葉にしてうまく伝えることができていない要望だったり、デザインや動きのニュアンスといった部分について、推察して提案できる人、抽象的なものを具体的な形へと落とし込んでいけるという人は多いです。


――働くにあたって制限されることはありますか?

制限というのは他の職業に比べたら圧倒的に少なく、自由な部分が非常に多い仕事だと思います。ただ、体力は必要ですね。それと、自己管理だけはきちんとします。クライアント様にご迷惑をかけるわけにはいかないと思うので。

その他の部分でいえば、新しい見せ方をしているサイトを見た時「自分で作れるかな?」というのは考えます。「今は無理でも1年後なら作れるかな……」とか、ついつい考えたりもします。

困っている時だからこそ、実力を認めている友人に仕事を振ることも

――業界内の横のつながりは多いですか?

学生時代の友人とのつながりは結構あります。こちらから仕事を振ったり、逆に仕事を振られたりという関係性ですね。
自分自身のことを考えた時、仕事を誰かに依頼するというのは基本的に困っている時なんです。そういう場面では、信用している人にしか仕事を振らないと思うので、互いの技術のこともよく分かっていて認め合っている間柄であれば、安心して頼むことができるし、安心して頼んでもらえるといういい関係を築けているなと思います。


――事前のイメージとのギャップはどんな部分にありましたか?

そこまで大きなギャップは感じなかったですが、作るスピードは大きく違うなと感じました。きっと美術の勉強などをしている場合、作品の細部にまでこだわって作り込んでいくというスタイルだと思うんですね。どんどん要素を足して固めていく「足し算の作り方」とでも言うように。
自分の作品を作るという意味では優秀な人はいっぱいいると思うんですけど、クライアント様がいて、納期があるという仕事ではそうはいきません。納期までにご納得いただけるクオリティのものを作って、作業工程的に余裕が出た場合にはデザインを高めるために要素を加えるとか、そういう作り方の違いもあると感じています。


――業界内ではどのような人が出世しやすいと思いますか?

この仕事が好きな人が基本的には伸びていくと思いますね。周りから見ていると「ちょっとおかしいんじゃないかな」って思われるほど仕事が好きだという人の方が。
入門書を読みながら通勤していた人が、急に実力をつけたなと感じたこともありました。新しいことに対してすごく貪欲で、仕事を仕事として感じていない、どこかライフワークのような雰囲気で仕事をしている人は出世している気がします。


「ライフワークのような雰囲気で」と松原さんはお話されていましたが、松原さんご自身も、本当に楽しそうに仕事について語ってくださったのが印象的でした。Webのデザインやアートディレクションに興味があるという人は、「本当にこの仕事を好きになれるのか?」ということを深く考えてみるのも大切かもしれません。


【profile】株式会社テアス Webアートディレクター 松原伸二

この記事のテーマ
コンピュータ・Web・ゲーム」を解説

デジタル情報をつなぐシステム構築をはじめ、webやゲーム、アニメーション、映画など、メディアやコンテンツを創り出します。コンピュータの設計・開発などを学ぶ情報処理系と、アニメ・ゲームなどの制作を学ぶコンテンツ系があります。また、ビジネスの現場で広く使われているアプリケーションを使いこなすスキルを身につける授業もあります。

「コンピュータ・Web・ゲーム」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「Webアートディレクター」
はこんな仕事です

Webサイト制作にあたり、とくにデザイン表現を中心に指揮を執る仕事。顧客からヒアリングした要望を基に、コンセプトやデザインのトーンを提案する。印刷物と異なりさまざまな仕組みや映像などを使用するWebサイトでは、単に見た目の美しさや格好よさだけでなく、機能性やページ読み込みの速度を考慮して容量を軽くする必要があるなど、デザインに加えてプログラミングに関する知識も求められる。リーダーシップを問われる仕事であるため、Webデザイナーとしての経験を積んだ後になるケースが多い。

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