【シゴトを知ろう】アクセサリーデザイナー 編

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【シゴトを知ろう】アクセサリーデザイナー 編

2016.11.22

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】アクセサリーデザイナー 編

つけるだけで華やかな印象になる、ネックレスやピアスなどのアクセサリー。特にパーツまでこだわったものは、芸術品とも言えるほどの美しさですよね。ポリマークレイ(樹脂粘土)からオリジナルのアクセサリーを制作するアクセサリーデザイナーの秋田悦子さんに、現在の仕事についてのお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • アクセサリーの制作のほか、教室や販売など幅広く活動
  • 小さいころからものづくりが好きで大学のデザイン学科へ
  • 挑戦することで、本当に好きなものが見えてくる

自分のアクセサリーを素敵だと思ってくれる人がいるうれしさ

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えて下さい
 
私の場合は、今はポリマークレイ(樹脂粘土)を使ったアクセサリーの教室がメインになっています。1日を通して教室で教えていることもありますが、販売会を開催したり、イベントに出演したりもしています。空いた時間でアクセサリーを制作したり、デザインの構想をしたりしている感じですね。

大人向けの教室はもちろん、夏休みや冬休みはお子さま向けにも開講しています。粘土を使ったアクセサリーだから、子どもにもなじみがあるんですよね。自由研究用につくるという子もいたりします。

<一日のスケジュール>
10:00 アクセサリー教室の準備
午前中 アクセサリー教室で指導
12:00 昼食
午後 販売会に参加
18:00 帰宅
帰宅後 新作のアクセサリー制作、デザイン構想
 
 
Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
アクセサリーを作っている時間ももちろん楽しいのですが、教室にたくさんの方が来てくださるのが何よりうれしいですね。
自分が素敵だと思ってつくっているアクセサリーを同じようにいいと思ってくださる方がいて、忙しい中足を運んでくださって。それだけで本当に感無量なのですが、そのうえ「楽しかった」「イメージどおりの作品ができてうれしい」と言っていただけることもあって。

アクセサリーというカテゴリの中ではまだまだマイナーなポリマークレイの作品を広められたということを実感できる瞬間は、やっぱりこの仕事をしていてよかったなと思います。

Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

ポリマークレイのアクセサリーはパーツから作るので、一つの作品ができあがるまでに時間がかかることは大変かもしれませんね。
粘土で繊細な模様を作っていくのですが、このベースを作るのに1日、そこから成型して焼くのにも1日くらいはかかります。そうしてできたパーツをつないだり加工したりしてやっと完成。ものによっては、数日から1週間ほどかかることもあります。

樹脂粘土にもいろいろな種類があるのですが、私はオーブンで1回焼き固めるポリマークレイを使っています。そうすると強度が増しますし、色も鮮やかに。完成後にも色あせることが少ないので、アクセサリーに向いているんです。

はじめてさわった粘土に大きな可能性を感じた

Q4. どのようなきっかけ・経緯でアクセサリーデザイナーになりましたか?

小さいころからものを作ることが好きだったのですが、ポリマークレイとの初めての出会いは、母が主宰する粘土教室でした。母が自宅で粘土教室を開いていたこともあって、アクセサリー作りを生徒さんに教えるというイメージが湧きやすかったのかもしれません。

初めて粘土をさわったときの感触は、今でもよく覚えています。粘土から細かい柄ができるのを見たときに「すごいな」って、大きな可能性を感じて。
お花模様や幾何学模様など、そんな細かいものまで全部粘土でつくれるんですよ。粘土をひも状にして、組み合わせて。

こう言うととっても繊細なようですけど、粘土って縫物や紙細工と違って自由がきくんですよね。失敗してもまたくっつけることもできるし、指で形を簡単に変えられるから、表現の幅も広がります。そういう柔軟性も、私がポリマークレイのアクセサリーに魅了された理由の一つです。

今はアクセサリーを作る仕事もしていますが、当初は教室で教えることがメインでした。教室を続けているうちに作品がたまっていくので、自然と販売にもつながっていった感じです。

教室も「開こう!」と意気込んではじめたわけではなく、本当に自然な流れでした。
技術を取得していく中で、ブログに自分の作品を載せていたら「作り方を教えてほしい」という連絡が来て、それならと自宅でお教えしたのが最初でした。そのときはやっぱり、うれしかったですね。
そこから少しずつ受講者が増えてきて、今では定期講座となり、生徒さんの作品作りや販売のサポートまでしています。
 

Q5. 大学では何を学びましたか?
 
大学ではデザインばかりではなく、油絵や彫塑という油粘土のようなもので作品を作ったりして、もの作りの基礎を幅広く学びました。

学部を選ぶときは、好きなことというのはもちろんですが、将来役に立つかどうかも考えていましたね。
ずっと美術学校にいたので、才能のある人が周りにあふれていて。「その中でも将来自分ができることって何だろう」とは真剣に考えていました。結果、絵を書く事よりはデザインを学んだほうが自分にはいいのではないかと思い、デザイン科に進みました。

Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
中学・高校と美術大学の附属校に通っていたので、ずっとデッサンとデザインについて勉強を続けていました。

デッサンもデザインも今やっているような立体的な作品づくりとは全く違うものですが、そのとき勉強したことは今の仕事にもとても役立っています。
アクセサリーを魅力的に見せる為に大事な、色の使い方や図柄の構図を考えるときには、そういった知識を使っています。当時は勉強なんて全然好きじゃなかったはずなんですけど、真面目にやっていてよかったなと思いました。

あとはやっぱり一番は、友だちですかね。そのころの友だちとは今でもお仕事でつながっていたり、支えてもらったりしています。

挑戦することで、本当に好きなものが見えてくる

Q7. どういう人がアクセサリーデザイナーに向いていると思いますか?
 
やっぱりもの作りやアクセサリーが好きな人ですね。アクセサリーの制作はもちろん、教室で生徒さんに教えるのも、お店で自分のつくったアクセサリーを販売するのも、好きじゃないとできないと思います。

私も自然な流れでここまで来たようですが、「これをやりたい」と感じることを大事にして取り組んできて、結果的に今の仕事につながっています。
 

Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします
 
まずはいろんなことに挑戦してみるのがいいんじゃないかな。そうしないと、何が自分に合っているのか、何が好きで何がキライかって、分からないと思うんですよね。

挑戦と言ってもそんなに大それたことじゃなくて、学校の行事に積極的に参加してみるとかでも、全然いいんです。私も高校生のころは学校が大好きで、運動会や文化祭で発表をしたり、ファッションショーに参加したりしている中で、「私はやっぱりものづくりが好きだな」という思いが強くなっていきました。

小さいころ何に夢中になっていたのかを思い出すのも、大事な作業です。ひと口に「子ども」と言っても、活発に運動するのが好きな子もいるし、静かに本が読んでいるのが好きな子もいますよね。そういう自分の「原点」を思い返してみるといいですよ。

幼いころに触れた粘土に魅了され、ものづくりの道に進んだ秋田さん。子ども時代から高校、大学、現在まで、一本筋の通った進路を歩んでいました。ものづくりの基礎を学ぶには、彼女のように大学のデザイン学科に進学するのも方法の一つ。興味を持った人は、大学や専門学校などのカリキュラムや講義の内容を調べてみてはいかがでしょうか。
 
 
【profile】アクセサリーデザイナー 秋田悦子
niconeru
http://niconeru.com/
niconeru onlinestore
http://shop.niconeru.com/

この記事のテーマ
ファッション」を解説

ファッションの専門知識や業界のビジネスノウハウを学び、感性やセンス、基礎技術を磨きます。作品の発表会や学外での職業実習などを通して職業人としての実践力を身につけるほか、資格取得を目指すカリキュラムもあります。仕事としては、素材づくりや縫製など「つくる仕事」と、PRや販売促進などファッションビジネスに関わる仕事に分かれます。

「ファッション」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「アクセサリーデザイナー」
はこんな仕事です

種類は指輪、ネックレス、ピアス、イヤリング、ブローチなど多種多様。アクセサリーデザイナーは独自のセンスと発想で、いろいろなタイプの商品のデザインを行う。貴金属、宝飾の専門性とアパレルの知識の両面が求められる。取り扱う素材も金属だけでなくプラスチック、木、繊維など、アイデア次第で可能性が広がる。実物を自らの手でつくる人もいるし、メーカー勤務で製造が分業化されているケースも。製造全工程の把握、新商品の企画力が求められるので、美術系大学や専門学校で工芸、ジュエリーデザインを学ぶとよい。

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