【シゴトを知ろう】公認会計士 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】公認会計士 ~番外編~

2016.11.21

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】公認会計士 ~番外編~

公認会計士といえば企業の財務情報の正確性をチェックする職業です。計算力が問われそうな職業ですが意外にそういうことでもないようで、コミュニケーション能力が大切になるそうです。公認会計士の意外な一面について、「有限責任監査法人トーマツ」で働く公認会計士の川崎芳織さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 公認会計士にはコミュニケーション能力が大切
  • 公認会計士になることは経営者になるための近道
  • 公認会計士は女性にもオススメの職業

数字を見ているだけでは間違いに気づけない

――公認会計士になってどんなことに驚かれましたか?
 
今の会社に入る前、周囲から「コミュニケーション能力が大切だ」と言われていました。その頃は公認会計士の仕事を知らなかったので、数字を見るのにどうしてコミュニケーション能力が必要になるのか、全く想像がつきませんでしたが、実際に仕事をしてみるとすぐに理解ができました。公認会計士というのは、ただ数字を見るだけではなくて、企業全体のことを理解した上で数字を見る仕事だったんです。企業のことをよく知るためには、社長を含めて沢山の方にお話を伺わなければなりません。意外に人との関わりが多く、企業の状態を把握するためのコミュニケーションが大切なんだと気付かされました。


――企業全体のことを知る必要があるのはなぜですか?

財務情報などの数字を確認する前に、自分なりの仮説を立てるため、企業全体のことを知る必要があります。監査業務では、会社の業績がどのようになっているのか、どんな変化があったのかを会社の方に伺います。例えば、売上が伸びれば経費が増えるはずですし、人を増やせば人件費が増えているはずです。企業の状況や活動を聞いて、どのように数字が変化するかの仮説を立てた上で、改めて数字を確認します。仮説と違う部分が出てきたら原因を調べ、資料に不備がないか、不正が無いかなどを見るようにします。ただ単に紙の上の数字だけを見ていても不正や不備には気づけません。見かけ上の数字が合っているからと言って、問題が無いとは限らないんです。その企業全体をしっかりと見た上で違和感に気づくことが公認会計士の重要な能力なのです。

会計士は経営者になるための近道になる

――企業全体を把握しなければいけないというのは、経営者の仕事に似ていますね。

そうですね。会計士の仕事では必然的に企業の経営状況の全てを知ることになります。業務の実態を確認するために工場を見に行くこともありますし、監査を行う企業の業種も本当に様々です。沢山の企業の経営状況を知ることができるため、そこで得た経験や知識を武器にコンサルティングや経営につなげていく事もできますし、本当に色々な事ができるのが会計士の特徴ですね。


――経営者になるために、まず会計士をやってみるというのも良さそうですね。

はい。会計士になることは経営者になる近道と言えるかもしれません。本当にいろんな企業の全体像を見ることができるので、起業家にもなれますし、コンサルタントとして独立することもできます。もちろん、企業の中で経理や経営企画などの業務に携わることもできます。公認会計士になったらまずは監査法人に就職することになりますが、そこでずっと働く人は少ないですね。別の企業に出向したり、海外に行ったり、独立したり、転職するのが当たり前です。公認会計士は本当に色々な働き方があって、沢山の可能性を持っている職業だと思います。

計算ができなくても大丈夫!女性におすすめの公認会計士

――いろいろな働き方があるというのは結婚や出産で働き方が変わる女性にも向いているのではないですか?

子育てのために会社を辞めて子供が成長してから仕事に復帰するという働き方をする女性でも、会計士は資格が必要な仕事なので再就職時に給料が大きく下がるということがありません。なので女性にも働きやすい仕事だと思います。日本で公認会計士として登録している女性の割合は15%未満ですが、海外では会計士の半数以上が女性というケースも少なくないので、もっと沢山の女性が働けると感じています。忙しい時期と余裕がある時期も決まっているので、まとまった休みが取りやすいのも魅力ですね。本当に女性の方におすすめの仕事だと思います。


――計算が苦手でも大丈夫ですか?

大丈夫ですよ。計算の殆どは電卓とパソコンでやるので、計算が苦手でも仕事に支障はありません。計算力よりも、好奇心を持って話を聞くのが好きかどうかですね。私も人と話をするのは好きですし、会計士にはそういう方が多いです。話好きな人なら、会計士の仕事も楽しめます。上手く話ができない方でもやっている内に話す能力は磨かれてくると思います。このように、会計士というのはお喋り好きな方に向いている仕事なんです。ただ、会計士には守秘義務があるので、外では仕事については監査をしている企業名など一切喋りません。お喋りでも秘密は守れないとダメですね。


会計士というと難しい計算がばかりしているイメージでしたが、実はお喋り好きな人の集まりだったなんて意外ですね。公認会計士を目指すのであれば、資格の勉強はもちろん、積極的にコミュニケーションを取ることも心がけておいたほうが良いかもしれません。
 
 
【profile】有限責任監査法人トーマツ 公認会計士 川崎芳織

この記事のテーマ
ビジネス・経営」を解説

法律などの専門知識を学び、文書作成などの技能を磨くほか、資格取得や検定合格を目指すカリキュラムもあります。小売業や不動産売買、経営コンサルタントや税理士など、各ビジネス分野におけるスペシャリストも育成します。国家試験の合格が求められる高度な資格を必要とする仕事もありますが、専門学校の中には受験指導に実績を誇る学校もあります。

「ビジネス・経営」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「公認会計士」
はこんな仕事です

企業が経営状態について毎年公表する財務諸表に、正しい情報が記載されているかどうかを公平に判定するのが主な仕事。企業には、取引先や株主など利害関係者が複数存在する。たとえば、業績が悪化しているにも関わらず経営が安定していると、企業が虚偽の情報を公開することで、多くの関係者が損失を被る可能性がある。そのようなことがないように、第三者の立場から監査をすることが公認会計士に求められる。法律で公認会計士だけに認められた業務だ。

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