【シゴトを知ろう】公認会計士 編

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【シゴトを知ろう】公認会計士 編

2016.11.21

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】公認会計士 編

みなさんは「公認会計士」という職業を聞いてどんな仕事をイメージしますか? 公認会計士は企業の公表する財務情報をチェックする「会計監査」を独占的に行うお仕事です。それ以外にも税務やコンサルティング業務なども行なっているのですが、とにかく四六時中小難しい計算をしているイメージがあるかもしれません。そこで実際のところはどうなのか、「有限責任監査法人トーマツ」で公認会計士として働く川崎芳織さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 公認会計士の仕事は企業の財務情報をチェックする監査がスタートラインです
  • 公認会計士になるには専門の予備校に入るのが一般的で、学部は無関係
  • 公認会計士は誰かを支える事が好きな人に向いている

企業の財務情報をチェックするのが公認会計士のお仕事

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えて下さい
 
公認会計士の仕事のスタートラインは主に上場企業の「監査」がメインです。監査の仕事では「有価証券報告書」と呼ばれる投資家向けの財務情報に不備が無いかどうかをチェックします。もし不備があればそれをクライアントに指摘し、正しい情報に修正を依頼します。これは公認会計士の独占業務なので、公認会計士しか行えません。他にも公認会計士の仕事としては企業を相手にしたコンサルティング業務や、企業内での財務系の業務があります。

一日のスケジュールでこれと決まったものはありません。監査はチームで作業をするのですが、勤務する場所もチームメンバーも監査を行うクライアント企業によってバラバラです。服装にも決まったものはないので、クライアントに合わせて柔軟に対応していくことになります。

<一日のスケジュール>
9:30  クライアント先へ出社
午前中  メールチェック・監査スケジュールの打ち合わせ
12:00  昼食
午後  クライアントへ決算概況についてヒアリング
    監査業務の実施(資料の査閲、クライアントへの追加ヒアリング等)
17:30  帰宅


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
企業が株式公開を行う前に上場審査があります。この審査では企業自身がきちんとお金の流れをはじめビジネスの流れについてチェックしているか、チェックする仕組みがあるかなどを見るのですが、この体制についてアドバイスするのも公認会計士の仕事です。今までに何社か上場準備に立ち会ったのですが、「トーマツさんのお陰で上場できました。ありがとうございます」と言われた時にはやっぱりやりがいを感じました。
 
 
Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?
 
上場企業は決算が終わってから決められた期間内に財務情報を公表しなければなりません。どの企業でも公表までのスケジュールがきちんと決まっているので、その期間内に監査の仕事を終わらせる必要があります。何もトラブルが無ければ良いのですが、企業が新しいビジネスなどに参入した時などには企業に提出いただいた財務情報に不備が見つかる事も多く、そうした場合には急いで修正する必要があります。こうしたチェックを限られた期間内に終わらせなければいけないというのは本当に大変です。

高校の頃にやりたいことが無かったからこそ公認会計士になれた

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?
 
実は会計士という仕事を知ったのは大学2年生ぐらいのときでした。その頃はまだ会計士というのがどんな仕事なのかも分からず、ただ友人が会計士になりたいと言うので興味を持った程度でした。興味を持って調べていくうちに「私でもなれるかも」と思って会計士の道に進みました。こういう人って意外に多いんです。 
 

Q5. 大学・専門などでは何を学びましたか?
 
公認会計士の資格試験に合格するには、独学は現実的ではないため、公認会計士の予備校に通う必要があります。私の場合は、大学と予備校の、ダブルスクールでした。公認会計士の資格取得に必要な知識はこの予備校で学ぶので、大学での専攻などはあまり関係ありません。理系から文系まで本当に色々な背景を持つ人が公認会計士になっています。理系でも文系でも特に向き不向きはないので、会計士になるために専攻にこだわる必要は無いと思います。
 
 
Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
高校生の頃、私は特に「こういう職業に就きたい」という希望はありませんでした。大学受験の時にも、とにかくいろいろな大学を受けて受かったところに行こうというぐらいに思っていました。結果的に商学部に入ったのは偶然だったと思います。

人を支える事が好きな人に向いているのが公認会計士

Q7. どういう人が公認会計士に向いていると思いますか?
 
人を支える事が好きな人には公認会計士という仕事は向いていると思います。監査という仕事も経営者を支えるお仕事ですし、企業に入って財務管理をする場合でもそれは経営者の右腕のような立場です。自分が一番前に出るわけではなく、その隣で経営者や会社を支えるのが好きという人なら公認会計士の仕事は向いているのではないでしょうか。
 
 
Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします
 
公認会計士は、資格を取得する年齢も皆さんバラバラで、新卒ですぐに会計士になる人もいれば、社会人になってから公認会計士の資格を取って会計士になる人もいます。学部もバラバラです。高校生や受験生だと、大学を選ぶ時に「何をやりたいか選ばなくちゃいけない」という気持ちに駆られることもあると思います。でも、私は「将来を一つに絞る必要はない」ということを一番に伝えたいですね。大学を楽しみながら、高校時代に知らなかった職業を知った上で、改めて自分のやりたい仕事を決めれば良いと思います。


高校時代は、夢ややりたい仕事が特になかった川崎さんですが、ふとしたきっかけで志望を決められました。現在はやりがいのある仕事で活躍されています。焦らずに目の前のことに打ち込んだり、少しでも興味が有ることに一歩を踏み出すことで、自分の行きたい道が見つかるのではないでしょうか?


【profile】有限責任監査法人トーマツ 公認会計士 川崎芳織

この記事のテーマ
ビジネス・経営」を解説

法律などの専門知識を学び、文書作成などの技能を磨くほか、資格取得や検定合格を目指すカリキュラムもあります。小売業や不動産売買、経営コンサルタントや税理士など、各ビジネス分野におけるスペシャリストも育成します。国家試験の合格が求められる高度な資格を必要とする仕事もありますが、専門学校の中には受験指導に実績を誇る学校もあります。

「ビジネス・経営」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「公認会計士」
はこんな仕事です

企業が経営状態について毎年公表する財務諸表に、正しい情報が記載されているかどうかを公平に判定するのが主な仕事。企業には、取引先や株主など利害関係者が複数存在する。たとえば、業績が悪化しているにも関わらず経営が安定していると、企業が虚偽の情報を公開することで、多くの関係者が損失を被る可能性がある。そのようなことがないように、第三者の立場から監査をすることが公認会計士に求められる。法律で公認会計士だけに認められた業務だ。

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