【シゴトを知ろう】ピラティスインストラクター 編

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【シゴトを知ろう】ピラティスインストラクター 編

2016.11.04

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】ピラティスインストラクター 編

スポーツ好きの人には憧れのスポーツインストラクターの仕事。特にピラティスは、女性や年配の方にも無理なくできるということもあって、ますます人気が高まっています。今回お話をうかがったのは、都内で「トレーニング&ストレッチサロンitomii」を運営するピラティスインストラクターの伊藤みなみさん。進路選択のときに考えていたことから大学で勉強したこと、生き生きと働くコツまで聞いてきました。

この記事をまとめると

  • サロンでの指導だけでなくお客様の自宅への出張も
  • トレーニング中の雰囲気づくりも大事な要素
  • 進路選択で悩んだら、周りの友人や先輩を見てみる

運動が苦手な人にもピラティスを楽しんでもらいたい

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えて下さい
 
ピラティスをはじめとする体の効果的な使い方をお客様にお伝えして、健康に生きるための「動ける」体づくりをお手伝いするのが私の仕事です。サロンに来ていただいてトレーニングをすることもありますし、お客様のご自宅までうかがってトレーニングをお手伝いすることもあります。

ありがたいことに毎日何かしらのご依頼は入っているので、1日の流れとしては出張でお客様のご自宅にうかがったあとにトレーニングしにサロンに戻る、という感じですね。

<一日のスケジュール>
10:00 出張トレーニング指導でお客様のご自宅へ
午前中 トレーニング指導
12:00 昼食
午後 サロンでトレーニング指導
18:00 帰宅
 
 
Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
運動が苦手だったお客様に「楽しかった」と言っていただけたときは、本当にうれしかったですね。
私がトレーニング指導で大事にしているのは、とにかく楽しく1時間を過ごしてもらうこと。フォームや呼吸法が正しいかも大事なんですけど、やっぱり楽しむことのほうが優先です。

ピラティスってゆっくりした動きで、最近だと教則本やDVDなんかも出ていたりするから、とりあえず自己流でやってみることもできます。
でもやっぱり、自分が運動しているときって自分で動きやフォームを細かくはチェックできないもの。「これって効いてるのかな」とか「この動きで正しいのかな」など、不安な気持ちでトレーニングをすると効果も半減してしまいます。

トレーナーがいれば「ここはもうちょっと伸ばしたほうがいいですよ」などとその場で指導することで安心できるし、運動が苦手な人でも正しい体の使い方を再現しやすいと思うんです。
年配のお客様など体の動かしにくい方には、お客さんに寝てもらって私がストレッチしたり体を動かしてあげる”パートナーストレッチ”という方法もとっていますね。こうすることで、間違った伸ばし方をして筋肉や骨を痛めることも防げるんですよ。


Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

お客様が「体を動かすことってイヤだな、ツラいな」と思わせないように気を配りながら指導するのは、やはり簡単ではありませんね。トレーニング中の会話から、苦手なことや心配なこと、最近の楽しみなどを引き出してちょっとした声かけををしてその場を楽しんでもらえるように心がけています。

私のサロンに来てくださる方は、運動大好きでバリバリやりたいみたいな人は少なくて、健康のためにちょっと動いてみたいなという方が大多数。フィットネスクラブやスタジオに行くのが大変だとか、気後れしてしまうからとお越しいただく方も多いんです。

そんな方が負担に感じずに運動を続けるためには、とにかくトレーニングを継続してもらって「運動をしているおかげでなんだか調子がいいな」と実感していただくことが大切です。だからこそ、一見関係ないようにも見えるトレーニング中の雰囲気づくりがとっても重要だったりするんですよね。

ダンスに熱中した高校生時代がピラティスへの興味につながった

Q4. どのようなきっかけ・経緯でピラティスインストラクターの仕事に就きましたか?

「ダンスが上手になりたい」という気持ちからピラティスに出会い、そこで得た知識をより多くの方に広めたいと思い今の仕事に就きました。指導のスタイルという点ではいろいろと悩みましたが、私自身もともと運動があまり得意ではなかったこともあり、そういった人にもう受け入れられやすいトレーニングを模索していたんです。ピラティスはそのための有効な手段になるんじゃないかと思いました。


Q5. 大学・専門などでは何を学びましたか?
 
私が通った大学はダンスの専攻があるところでした。そこではもう、4年間ありとあらゆる種類のダンスをやるんですよ。私が幼い頃から親しんでいたバレエやジャズダンスだけでなく、日本舞踊やタップ、フラメンコ、ヒップホップ、コンテンポラリーダンスなどの様々なジャンルのダンス、演劇や歌のクラスなんかもありました。

実技だけじゃなく、運動分析学や生理学、解剖学、動作分析などの理論も学びました。ほかにもダンスの歴史を学ぶ授業もあったりして、本当に幅広く勉強しましたね。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
高校生のころから踊るのが好きでバレエやジャズダンスはずっとやっていたので、その延長線上という感じですね。ダンスを極めようと思っていろいろ考えていたら、自然とピラティスインストラクター、パーソナルトレーナーという仕事に結びついたという感じです。

進むべき道は、いろんな人を観察することで見つかる

Q7. どういう人がその仕事に向いていると思いますか?
 
やっぱりピラティスや運動が好きだというのは大前提だと思いますが、仕事として長く続けていくためには、そこからもう一歩考えられる人が向いているのかなと思いますね。
ひと口に「ピラティス」と言っても、いろんな切り口があると思うんです。大きなスタジオで仕事帰りの若い人に教えたいという人は、大手のフィットネスジムに売り込みをかけるのがいいけれど、年配の方にもっと健康になってほしいという人なら、私みたいに個人でトレーナーをやるのがいいのかもしれませんよね。

リハビリなどに興味があるのであれば、理学療法を学べる大学に進学するのがいいのかもしれません。早くから「どんな場面でどんな人に体を動かす楽しさを伝えられるのか」を深く考えられる人が、この業界で長く活躍できるんじゃないかと思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします
 
やっぱり、いろんな分野の勉強をして、いろんな人の話を聞くことですね。「ピラティスインストラクターやトレーナーになりたい」と一直線になるのもいいんですけど、それでは見逃してしまう可能性もたくさんあります。

フィットネスジムでピラティスを教えることも一つの進路だけど、英語を勉強してから海外でピラティスを教えるのもいいし、鍼灸師の資格を取ってから治療を強く意識した視点からピラティスを教えるのもいいと思うんです。

あとは、進路で悩んだときは友だちや先輩がどんな進路を選んだかもしっかり見ておくといいと思います。
地元に残る人もいれば都心に出る人もいるし、職種や働くスタイルもさまざまのはず。「こういう進路の選択の仕方もあるんだ」とか「こういう学部があるんだ」っていうことを知ることで、本当に自分のやりたいことや、進むべき進路が見えてくると思います。
 
 
ダンス一直線だった高校生時代を経て、いろんな可能性を考えることで本当にやりたいことが見つかったという伊藤さん。4年制大学や、専門学校で自分の好きなことに打ち込んだ上で、ピラティスインストラクターを目指してもいいかもしれませんね。
 
 
【profile】
トレーニング&ストレッチサロンitomii
ピラティスインストラクター・パーソナルトレーナー 伊藤みなみ

この記事のテーマ
健康・スポーツ」を解説

スポーツ選手のトレーニングやコンディション管理に関わる仕事と、インストラクターなどの運動指導者として心身の健康管理やスポーツの有用性を広く一般に伝える仕事に大別できます。特に一般向けは、高齢化の進展や生活習慣病の蔓延が社会問題化する中、食生活や睡眠も含めて指導できる者への需要が高まっています。授業は目指す職業により異なります。

「健康・スポーツ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ピラティスインストラクター」
はこんな仕事です

ピラティスとは、リハビリのために考え出されたエクササイズ法。身体の動きと呼吸により、体幹の深層部(インナーマッスル)を鍛えることで、免疫力の向上、身体のゆがみの矯正、ストレスの解消などの効果が期待できる。インストラクターになるためには、認定団体による養成講座を受講し、ライセンスを取得。専用器具を使ったピラティスを指導する資格や、国際レベルの資格が取得できる団体もある。取得後は、スポーツクラブやピラティス・スタジオなどで指導にあたり、経験を積んで個人で開業するケースもある。

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