【シゴトを知ろう】アニマルセラピスト 編

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

【シゴトを知ろう】アニマルセラピスト 編

2016.10.27

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】アニマルセラピスト 編

犬に触れて癒されたり元気をもらえたりした経験のある人は多いのではないでしょうか。セラピードッグとは、こうした犬の持つパワーに着目し、犬と触れ合うことで人を癒し、ストレスや痛みを和らげることを目的に特殊に訓練された犬のことです。そしてアニマルセラピストとは、セラピードッグを用いて福祉活動に従事する人のことです。
今回はNPO法人日本アニマルセラピー協会で、セラピードッグの育成と普及に携わるドッグトレーナー兼アニマルセラピストの郡山美樹さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • セラピードッグと共に福祉活動に従事するアニマルセラピスト
  • 犬だけでなく人とのコミュニケーション能力が求められる
  • セラピーアニマルはこれからの高齢化、福祉社会にとって重要な存在となりうる

セラピードッグの世話・管理をしながら共に福祉活動を行う

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えて下さい
 
人を癒すための特別な訓練を受けたセラピードッグと共にさまざまな場所に出かけていき、アニマルセラピー活動をします。主な訪問先は老人介護施設、障害者施設、病院、ホスピス、児童養護施設などです。

私はアニマルセラピストを経て、セラピードッグトレーナーの資格も取得し、現在はセラピードッグの育成を中心に活動しています。
また、職業犬としてのセラピードッグの認知度と地位向上を目的とした各種ふれあいイベントや啓発活動も大切な仕事の一つとして行っています。

<一日のスケジュール>
7:00 出社 犬舎にて犬の世話(トイレ・水を飲ませる・ブラッシング・散歩)
午前中 セラピー活動先へ車で移動
13:00〜14:00 ドッグセラピー活動
15:00頃 犬の食事(一日一食が多い)
夕方 犬舎へ戻り 犬の寝床、トイレ、水を飲ませる、締め作業、訓練
20:00 終了、帰宅

Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
セラピードッグを連れて行くと皆さん本当に喜んでくださいますし、訪問を楽しみに待っておられます。セラピードッグが人を笑顔にする力はすごいものがあると思います。私は犬が大好きでこの仕事に就いたので、犬に関する仕事は苦になりません。ここではバラエティー豊かなさまざまな犬種と触れ合える楽しさもあるし、訓練した犬が、できなかったことができるようになっていく姿を見ると喜びとやりがいを感じますね。


Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?
 
神奈川県大和市にある日本アニマルセラピー協会本部では、約80頭のセラピードッグを飼育しています。毎朝6名のスタッフで1時間かけて80頭の世話をしています。やはり生き物相手なので日々の世話の必要があり、休日も少なく、体力的にきつい部分はあります。よく睡眠をとるなど体調管理には気を遣っています。

中学生の時から犬に関わる仕事がしたかった

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?
 
子どもの頃犬に追いかけられたことがあり、元々犬は苦手だったんですよ。中学3年生の時に初めて自分の犬を飼って犬嫌いは克服したものの、この犬がなかなか言うことを聞いてくれませんでした。困ってトレーナーに犬を託したのですが、この時出会ったトレーナーさんをとても格好いいなと思ったんです。それでドッグトレーナーという仕事に興味を持ち、この世界に入りたいと思いました。


Q5.専門学校では何を学びましたか?
 
高校卒業後、動物関連の専門学校に入学し、2年間トレーニング方法などを学びました。その後、日本アニマルセラピー協会に就職し、現在も働きながら勉強を続けています。アニマルセラピストには、基本のセラピー活動をするための初級から、医師と連携して患者の機能向上の手伝いもしていく上級まで三段階があり、私は現在中級まで取得しています。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
中学生の頃から一貫して犬と関わる仕事がしたい、という思いを持ち続けて今に至っています。他の夢や職業を考えたことはないですね。

人と犬との架け橋という役割

Q7. どういう人がその仕事に向いていると思いますか?
 
体力はもちろん必要です。加えて、犬だけでなく人間が好きな人でしょうか。犬と人が触れ合うとひと口に言っても、相手は車椅子のお年寄りだったり、自閉症の子供だったり、ベッドに寝たきりの患者さんだったり、本当に色んなシチュエーションがあるのです。アニマルセラピストは人と犬との架け橋になって、より充実したコミュニケーションを促す役目がありますから、犬を好きなのと同様に、人とも良好なコミュニケーションを取れて、笑顔を引き出せるような人がいいと思います。
 
 
Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします
 
これからますます高齢化が進む社会にあって、セラピードッグの重要性はより高まっていくと思います。セラピードッグをもっと色んな人に知ってもらい、その良さを理解してもらいたいと願っています。大和市の本部に隣接している「人と犬との憩いの場所」は、いつでもセラピードッグと触れ合える場所ですので、この仕事に興味のある人はぜひ気軽に遊びに来てみてくださいね。
 

毎日大好きな犬と一緒にいられるなんて夢のよう! しかし、アニマルセラピストはセラピードッグのハンドラーとして、犬の健康管理や日常の世話、コントロールといった基本の技能に加え、福祉についての知識、人と犬との架け橋としてのコミュニケーション能力が求められる仕事です。福祉に関わる仕事だけに、人の笑顔が見たいという思いも大切ですね。
 
 
【profile】NPO法人日本アニマルセラピー協会 公認ドッグトレーナー・ドッグセラピスト 郡山美樹
一般社団法人人と犬との憩いの場所HPはこちら
NPO法人日本アニマルセラピー協会HPはこちら

この記事のテーマ
動物・植物」を解説

ペットなど動物や観賞用の植物に関わり暮らしに潤いを提供する分野、食の供給や環境保全を担う農業・林業・水産業などの分野があります。動物や植物の生態や生育に関する専門知識を身につけ、飼育や栽培など希望する職種に必要な技術を磨きます。盲導犬や警察犬、競走馬、サーカスの猛獣などの調教・訓練や水族館や動物園で働く選択肢もあります。

「動物・植物」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「アニマルセラピスト」
はこんな仕事です

動物と触れ合うことで、人の心を癒すことをアニマルセラピーという。アニマルセラピストは、アニマルセラピーが適切に行われるために、動物と人を橋渡しする役割を果たす。具体的には、動物と一緒に病院や福祉施設・児童施設などを訪れ、動物と人が適切に触れ合うことができるようにレクリエーションを実施したり、自然な触れ合いをサポートしたりする。また、セラピーアニマルの訓練や健康管理なども大切な仕事である。自分の愛犬をセラピードッグとして育成して、一緒に活動するケースも多い。

「アニマルセラピスト」について詳しく見る