【シゴトを知ろう】キャラクターデザイナー 編

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【シゴトを知ろう】キャラクターデザイナー 編

2016.11.10

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】キャラクターデザイナー 編

アニメやゲーム、企業や商品などのキャラクターを制作するキャラクターデザイナー。近年、スマホアプリの普及などでますます需要が高まっている職種の一つです。今回はキャラクターデザイナーとして活動されている、ミライノ制作所代表の田井中未来さんに詳しくお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • キャラクターデザインといっても、納品する形態はさまざまである
  • デジタルが主流になっても、生き残れるのは手描きができる人
  • 相手の意向を汲み取る姿勢が重要

仕事の工程すべてが楽しい。一から作りだす達成感

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えて下さい

ミライノ制作所という制作事業の代表で、スマホアプリ、アニメーション、e-ラーニング等で使用するキャラクターデザインやイラスト、絵コンテ等の制作を行っています。今年からはエンジニアさんも加わったので、仕事の幅を広げていくことを検討しています。

キャラクターデザインといっても、Youtube広告用にアニメーションを制作したり、ラインスタンプ用にキャラクターを制作したりと、用途により納品する形式もさまざまなんです。その中でも、最近はやっぱりスマホアプリ用に制作する機会が多いですね。キャラクターのテイストとしては、かわいい系の動物キャラクターの制作を得意としています。

<一日のスケジュール>
午前 メールチェック
   資料閲覧
   アイデア出し
12:00 昼食
午後 実作業
19:00 夕食
24:00 この時間までにメールが無ければ仕事終了


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

個人的には仕事の工程全てが楽しいです。キャラクターの世界観やストーリーを考えている時、ラフ画が形になった時、依頼主からOKをいただいて完成した時。一から作りだした時は達成感がよりすごいですし、コンテンツがリリースされた時は担当さんと喜び合います。


Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

やったことのない仕事内容は、一番始めがきつくて大変です。キャラクターは、どこでどのように使われるか、その仕事ごとに違います。印刷物なのか、Web上で表示するのか、スマホゲームなのか、アニメーションするのか、はたまた全てなのか。また、納品する時の出力方法も色々です。サイズや線の太さ、納品する時の出力が正しく表示されるかを試すことから始まります。提出時の緊張は今でも半端ないですが、納品後の達成感も半端ないです。

小学生の時から「絵で食べていこう」と思っていた

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?

小さい頃から絵が好きで、小学生の時から「絵で食べていこう」と思っていました。高校は、先生の薦めもあって、デザイン科のあるところに入学し、卒業後は都内の短大でグラフィックデザインを専攻しました。そして、就職活動になるのですが、絵で食べていきたいと思っていたので、イラストレーターとして制作会社への就職を目指しました。ただ、就職はまあまあ難しくて、いろんなところに面接しに行っては落ちて。「短大卒でイラストレーター」っていう人材を受け入れてくれるところがなかなかなかったんですよね。でも制作会社に入社したかったので、「グラフィックデザイナー」の枠を狙って就活しました。私は転職族で、1年勤務しては辞めて、また別のところに1年勤務して辞めてっていうのをずっとくり返していて、何社か制作会社を移ったんですけど、そのあとe-ラーニングという教育コンテンツの制作会社に落ち着いて、キャラクターのアニメーションを担当しました。本格的にキャラクターデザインをするようになったのはその頃からです。作って、動かして、声優さんの声をあてて、効果音をつけることでキャラクターがどんどん生き生きとしていくことがうれしくて、はまりました。


Q5. 短大では何を学びましたか?

短大では、グラフィックデザインを専攻していて、描いた絵や撮った写真、考えたキャッチコピーを、紙上とパソコン上で構成するデザインを学んだり、手描きの絵本を装丁したり、文様学や色彩学といった、文化や基礎となる部分を勉強しました。

その頃、今も尊敬しているグラフィックデザイナーの先生に、「手描きだけは続けなさい」と言われました。デジタルが主流になっても、手描きができるのは強みになるからと。今でもそれは、私の仕事の武器になっています。また、難しかったり面倒だったりメリットを感じづらいような、「人がやりたがらないことほどやってみなさい」と言われたことがあります。これは、仕事でも仕事以外のことでも身にしみています。

相手の意向をくみ取る姿勢が大事

スマホアプリや書籍などキャラクターの用途はさまざま

スマホアプリや書籍などキャラクターの用途はさまざま

Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

「絵を描いて食べていくこと」。随分とざっくりですが、これは小学校の頃から思い続けていたことでした。学生の頃は、あまり先のことを見ていませんでした。中学では美術部部長。その意欲のまま、高校はデザイン科へ。高校の文化祭では天井や壁一面にペンキで絵を描き、ファッションショーでは自分たちの作った衣装でウォーキングしたりと、多くの人に自分たちの作品を見てもらい、評価を受けるという歓喜な体験をしました。それは今、自主制作をする原動力の根源になっていると思います。


Q7. どういう人がキャラクターデザイナーの仕事に向いていると思いますか?

クライアント(依頼主)の意向をくみ取る姿勢のある人ですね。ユーザー(利用者)がもちろん一番大切なんですけど、その前にはクライアントがいて、自分の考え方と合うかどうかというのは悩みどころです。これが難しかったりするんですけど、最終的にお金をいただくのはクライアントなので、自分のやりたいことをふまえつつ、「クライアントの話を聞ける人」「相手の話を聞ける人」は重要かなと。私は独立してからクライアントとの打ち合わせが好きになったんですけど、打ち合わせをすればするほどやりとりがしやすくなって、修正の時とかケンカせずにすむんですよ。電話とかメールだと「きついこと言われてる」って精神的に辛くなったりするんですけど、1回会っておけば「この人はこういう人だから平気」って楽になったりしますし。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

学生生活を、これでもかっていうくらい楽しんでください。高校での日常は、卒業してからも大切な経験として心に残ると思います。就職してからも、高校での経験は活きます。友人、授業、部活など、思いっきり楽しんでください。「好きなことで生きていく」ためには、「好きなことのために他の何かを積み重ねること」が必要不可欠です。一見すると回り道や無駄なことに思えるようなことも、いつか必ず仕事に活きてきます。みなさんも勉強や部活や家庭に限らず、さまざまなことにチャレンジして、経験値を積んでください。


一からキャラクターの世界観やストーリーを考えるところからはじまる、キャラクターデザイナーの仕事。自分のアイデアとクライアントの意向をうまく組み合わせることができる、そんな能力が求められるんですね。キャラクターデザイナーの仕事に興味が湧いた人は、世の中にあふれるキャラクター一つひとつにこめられている作り手の想いを感じ取ってみるといいかもしれませんよ。


【profile】ミライノ制作所 代表 田井中未来
ミライノ サイト
http://mirai-no.com

イラステイナーズ
http://illustainers.jp/

この記事のテーマ
デザイン・芸術・写真」を解説

デザインは、本や雑誌、広告など印刷物のデザイン、雑貨、玩具、パッケージなどの商品デザイン、伝統工芸や日用品などの装飾デザインといった分野があり、学校では専門知識や道具、機器を使いこなす技術を学びます。アートや写真を仕事にする場合、学校で基礎的な知識や技術を身につけ、学外での実践を通して経験やセンスを磨きます。

「デザイン・芸術・写真」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「キャラクターデザイナー」
はこんな仕事です

アニメやゲーム、企業や商品のマスコットキャラクターなどの見た目を生み出すことが仕事。イラストレーターや漫画家などが担当することもある。着ぐるみや多様なグッズに使われることを想定し、さまざまな角度で捉えたイラストや、3D画像を作成。原作を基に登場するキャラクターをビジュアル化する場合と、商品などのコンセプトに沿ってゼロからつくり出す場合がある。人気キャラクターを主軸にしたキャラクタービジネスのキーパーソンだ。

「キャラクターデザイナー」について詳しく見る