【シゴトを知ろう】広報・宣伝(ヘルスケアマイスター) ~番外編~

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【シゴトを知ろう】広報・宣伝(ヘルスケアマイスター) ~番外編~

2016.10.31

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】広報・宣伝(ヘルスケアマイスター) ~番外編~

ライオン株式会社でヘルスケアマイスターとして活躍する山岸さん。日々商品や生活者の暮らしに関連する実験を行っているのだとか。気になる実験の内容や、以前は商品開発にいたそうなので、ライオンのオススメの商品などについても聞いてみました。

この記事をまとめると

  • ヘルスマイスターが行っている仕事
  • 開発者がオススメする商品
  • 社会人になっても勉強は大切

突然の辞令「今日から君はヘルスケアマイスターだから」

――ヘルスケアマイスターになったのはいつからですか?

2011年7月からです。現在ライオンにはヘルスケアのほか、お洗濯、お掃除、オーラルケアといった分野をそれぞれ担当する5名のマイスター(発足当時は4名)がいるのですが、ある日、候補者が集められ、「これから君たちはマイスターとして活躍してもらうから」と、青天のへきれきのような辞令が。

マイスターという業務は公の資格があるわけでなく、ライオン独自のものなので、最初はどのような仕事をすれば良いのか誰もわかりませんでした。まさに手探りでスタートしたという感じです。

どのような目標に向かって仕事を進め、会社にどのような貢献ができるかはすべてマイスターたちの自主性に任せられていました。私は自分の担当分野において、今生活者が困っていることや知りたいことを調べ、それに応えられる情報を作成して、自社のホームページに掲載したり、社外に向けた発表会などを通じて発信するところから始めました。情報の作成も発信も自分だけの力ではできません。特にホームページの情報は、社員の協力を得て行った実験の結果をもとに作成したものが多いです。


――色々な実験をされているということですが、具体的にはどのような実験を行っていますか?

ライオンの商品に関連したテーマが多いのですが、直接商品とは関係がなくても、生活者が興味をもっている身近なテーマを取り上げることもあります。最近では足のむくみは1日の中でどのように変化していくのか?という実験を行いました。

実際にオフィスワークを行っている女性社員に協力してもらったのですが、朝と夕方の足の太さを測って、むくみの程度を調べたりしました。また、履いている靴のヒールの高さでむくみ方は変化するのか?ということを調べるため、協力者に足が一番綺麗に見えると言われている7㎝のヒールを履いて1日過ごしてもらい、足の太さを測りました。やはり、フラットシューズとヒールの靴ではヒールのほうがむくみやすいという結果が出ました。

時代や生活者の好みに合わせてより良い商品に進化を続ける

――商品開発にもいられたとのことですが、あらゆる商品は定期的にリニューアルをしますがそれはどうしてですか?

商品を発売した後のお客様の声を反映させて、よりお客様に満足いただける品質の商品に進化させていくということが主な目的です。また、時代の流れも大きく影響します。

例えば、昔は固形のせっけんを使って体を洗う人が主流でしたから、普及し始めた頃のボディーソープには、固形せっけんと同じように肌をスッキリと洗い上げる性能が求められていました。でも、今はお客様の好みが多様化して、洗い上がりの肌にしっとりとした感触が残るタイプも好まれています。このように、お客様の好みの変化に応じて商品の性能も変えていかなければいけないので。


――ちなみに山岸さんのおすすめの商品はありますか?

私が開発にも関わったバストロジー(泡のボディケアウォッシュ)は、肌の乾燥が気になる人におすすめです。ポンプを押すだけでキメ細かい泡で出てくるので、手で肌をなでるように洗うことができます。また、キレイキレイのハンドソープは開発当時、非常に厳しいスケジュールの中でチームメンバーが総がかりで開発にあたったので、思い入れの強い商品です。

他には、ペアという大人ニキビ用のシリーズも愛用しています。あとは、最近発売した充血をとって白目を白くしてくれるスマイルホワイティエという目薬も良いですよ。

客観力を鍛えるために日々勉強!!

――学生時代はもちろんお仕事を初めてからもずっと勉強をされているようですが、ずばり、勉強は好きですか?

嫌いです(笑)。だから早く就職したいと思ったのです。大学時代はバイオブームもあって、農芸化学科で学んだことが就職に有利に働いたと思うので、勉強は無駄ではなかったですが……。でも結果的には就職してからの方が勉強したかもしれません。

ヘルスケアマイスターになってからは、情報発信も行うようになったので、学会誌などの学術論文以外にWEBメディアもよくチェックします。こういう表現の仕方があるのかなど、いろいろ勉強させてもらっていますね。

学会等に参加するときも、報告内容のほかに、論旨の分かりやすさや発表者の話し方などにも関心が向くようになりました。説得力のある発表に出会うと、それはなぜなのかなということを自分なりに考えたりしています。研究所にいた頃にはまったくなかった視点です。

またデータに対する客観力を鍛えるために自分の専門以外のいろいろな分野の研究にも触れる、自分の知識をアップデートするために最新の学術文献を読む、学会やセミナーに参加する、これは大切だと思っています。今の自分にはまだ満足していないので、日々勉強しています。けして好きではないけれど、勉強をしていないと不安になってしまうんですよね。仕事を始めてから、改めて勉強の大切さがわかったような気がします。

専門知識はもちろん、国語力やコミュニケーション能力に客観力など、マイスターは幅広い能力が必要なようです。しかし、高校生でも友人や先生などとの関わりで、今からでも少しは学ぶこともできそうですよね。まずは、自分のできることから始めてみてはいかがでしょうか?


【profile】
ライオン株式会社 ヘルスケアマイスター 山岸理恵子
毛髪診断士、睡眠改善インストラクター
身体洗浄剤、スキンケア剤の研究・開発に約20年携わってきた知識と経験を活かし、
みなさんのからだの衛生・美容に役立つ情報を発信

この記事のテーマ
ビジネス・経営」を解説

法律などの専門知識を学び、文書作成などの技能を磨くほか、資格取得や検定合格を目指すカリキュラムもあります。小売業や不動産売買、経営コンサルタントや税理士など、各ビジネス分野におけるスペシャリストも育成します。国家試験の合格が求められる高度な資格を必要とする仕事もありますが、専門学校の中には受験指導に実績を誇る学校もあります。

「ビジネス・経営」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「広報・宣伝」
はこんな仕事です

広報の仕事は、新聞や雑誌の記事、テレビニュースなどを活用し、的確な自社PRや商品PRを展開すること。企業理念を正確に把握し、マスコミからの取材の際にも対応しなければならない。また、株主・投資家へ向けて、経営状況を伝えるためのIR(投資家向け広報)活動も重要な業務だ。一方、宣伝の仕事はテレビコマーシャルや雑誌広告、新聞広告など、予算に基づいて宣伝活動を行うこと。社内外の制作スタッフと連携して広告戦略を考え、進行管理や広告効果測定などを行う。Webサイトの更新や社内報作成などの業務もある。

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