【シゴトを知ろう】広報・宣伝(ヘルスケアマイスター) 編

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【シゴトを知ろう】広報・宣伝(ヘルスケアマイスター) 編

2016.10.31

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】広報・宣伝(ヘルスケアマイスター) 編

ライオンの広報部門の一つとして存在する「ヘルスケアマイスター」。一体どんなシゴトをしているのか? 誰にでもなれるものなのか? などヘルスケアマイスターに関するあれこれを、ライオン株式会社で実際にヘルスケアマイスターとして活躍する山岸さんに伺いました。

この記事をまとめると

  • ヘルスマイスターとして商品を広報する
  • 自分の裁量で進められる仕事
  • 進路を検討する上で軸を持つことは大切

広報の一員として会社や商品をアピール

――普段のお仕事について教えてください。

所属は広報で、現在、ヘルスケアのほかにお洗濯やオーラルケア、リビングケアなど、分野別に5人のマイスターがいます。私が担当している「ヘルスケアマイスター」の主な仕事は、体の清潔、スキンケア、ヘアケア、ボディケア、頭痛や肩こり、生理痛対策などの体全般に関するお役立ち情報を作成し、ホームページなどを通じて発信することです。情報のコンテンツづくり、情報のもとになるデータ取得のための実験、執筆まで行っています。

また、社外(お客様)からの問い合わせへの対応、今回のような取材対応や講習会の講師などの仕事もあります。小学校での手洗い指導や東日本大震災の被災地にも行きました。


――現在のお仕事に就くまで、どのような勉強や経験を積まれてきたのでしょうか?
中学・高校時代は理科、特に生物が好きだったので、大学は生物が勉強できるところを選び、入学してからはとにかく実験三昧でした。その勉強を生かせる仕事につきたいと、ライオンを受けたところ研究職として採用。入社当初は、皮膚用の洗浄剤を開発する部署に配属されました。

ちょうど植物物語というブランドを立ち上げる頃で、その後もキレイキレイやBATHTOLOGYといったブランドの商品開発を経験しました。研究業務は楽しかったのですが、管理職になってからはチーム全体の研究計画策定や進捗管理、コスト管理など、色々なことに目配りする必要があり、仕事を任される喜びがある一方で、正直ストレスを感じることも多々ありました。


――1日のおおまかなスケジュールを教えてください

その日その日で多少ばらつきがあるのですが、
例えば、8:00 頃に出勤して 始業時間の8:30までにメールをチェック
その後、実験をメインで行う日は始業時間から終業時間まで実験
基本的に実験を始めてしまうと中断するのは効率が悪いので、実験をする日は可能な限り終日実験という感じです。

それ以外には、午前中実験を行い、午後は今回のような取材を受けたり、社内外の方との打ち合わせをしたり、執筆を行う日もあります。また不定期ですが、セミナーの講師を務めたり、自分の勉強のために学会に行くこともあります。


――お仕事の中で、魅力ややりがいを感じるのはどんなときですか?

現在の仕事は、それまでに行ってきた研究開発とは全く性質が違うので、気を使うところが変わりました。物づくりには直接関わらないのですが、お客様からの声を直に聞くことができるのは楽しいですね。

あとは、研究開発とはちょっと異なる視点で、お客様が日々の生活の中で感じる疑問や困りごとを解決するための実験を行い、それをもとに情報を作成、発信をしていく作業は、基本的に企画から執筆まで自分の裁量で進められるのでやりがいも感じています。身近な題材を取り上げることが多いので、周りのスタッフと楽しみながら実験しています。

会社の名前が出るものなので情報ソースは正確に!

――お仕事に取り組む中で、大切にしていることがあれば教えてください。

研究所で商品開発を担当していた時は、商品の安全性といった基本的な要件を担保することはもちろん、「この商品を使うことで、お客様にどのようなベネフィットを提供できるのか?」ということを明確にすることを心掛けていました。

ヘルスケアマイスターになってからは、社外の方と接することが多くなりましたね。研究員時代には接点がなかった業種の集まりや、それまでの専門とは違う分野の学会などにも積極的に参加するようになったからだと思うのですが。お客様にとって価値があると思っていただけるような情報を作成し、発信することが今の仕事なので、いろいろな人や情報に接することで視野を広げるように心がけています。

また、パソコンやスマートフォンの普及で様々な情報が氾濫していますが、自分にインプットする情報ソースの信頼性にはこだわっています。基本的に、出典が不確かな情報は信用しません。ですから、自分が情報を作成する側に立ったときにも、内容の面白さなどで差別化を図るだけでなく、信頼感を持っていただける情報となるように気をつけています。自分たちで実施した実験結果だけでなく、専門分野の論文や学術書も参考にして、できる限り科学的な根拠に基づいた情報を発信するように心がけています。


――お仕事の中で一番の思い出や達成感のあったエピソードはなんですか?

商品開発をしていた頃は、自分が開発した商品が世の中に出たり、たくさん売れたりするとやはり楽しかったですね。
ヘルスケアマイスターになってからは、自分が発信した情報に対して、お客様からレスポンスがあった時。直接、お客様の声を聞けるというのは、ヘルスケアマイスターになって一番嬉しいことです。特に、苦労をして作成した生活情報が役に立った、悩みが解決されたと言われると、この仕事をしていて良かったなあと思います。


――今後につながる教訓となったできごとがあれば教えてください
教訓というほどではありませんが、今の仕事は社内外の人脈が重要なので、人と人とのつながりを大切にするように心掛けています。研究員時代の仲間とのつながりは、特に強いですね。

研究所だけでなく、当時仕事でつながりのあった商品企画部門や薬事・学術等の専門スタッフには今でもなにかと助けてもらっています。ヘルスケアマイスターとしてなんとかやってこられたのは当時の人脈が大きかったと思っています。

ヘルスケアマイスターにはどうしたらなれるの?

――ヘルスマイスターに向いている人やヘルスマイスターに必要な知識について教えてください

皮膚や毛髪、健康に関する専門知識はもちろん必要ですが、まずは、お客さま向けの情報作成の仕事がメインなので、科学的な知識やデータをわかりやすい文章に置き換える国語力が必要です。どんなに正確な情報を作ったとしても、お客様にきちんと内容が伝わらないようでは意味がありません。

あとは情報としての面白さもないと、そもそも興味を持ってもらえませんよね。とにかく独りよがりにならず、お客様の目線で自分の作った情報が面白い、役に立つと思っていただけるかどうかを判断できる客観性も必要です。
それ以外にも、情報を作成し社外へ発信するまでの間には社内外のいろいろな人と接することが多いため、コミュニケーション能力や調整力が必須です。


――ヘルスマイスターをされていて、今後はこんなことをやりたいなど将来の夢はありますか?

今のところは社内にマイスターを増やしていこうという具体的な話があるわけではないのですが、次のヘルスケアマイスターを担ってくれるような後輩を育てていくのも重要な仕事だと考えています。そのため、今後は後輩のキャリアを伸ばすためにどのような手助けができるかをしっかりと考えて、後輩の育成にも力を入れていきたいと思っています。


――高校時代はどのように過ごしていましたか?
子供の頃は獣医になりたかったので、中学の時には理系に進もうと考えていました。そのため、高校を選ぶ際も理系学部への進学者が多い学校を選択しました(実際に入った高校は7割が理系選択という学校でした)。子供の頃から仕事を一生続けたいと思っていて、それであれば理系のほうが良いのかなと漠然と思っていたんですよね。高校に入ってからは、理系ならどんな仕事があるかということも調べたりしました。とにかく現実的なことばかり考えていたんですよね。それで、かえって進路を狭めてしまったかな? と今は反省しています。

視野を広く持ち、興味を持ったらとことん調べる

――高校生に向けて、一言メッセージをお願いします。

私自身は、高校生の時、物事を現実的に考えすぎていたし、思い込みも強くて、かなり頭でっかちだったと思います。特に進路については、理系に行きたいという気持ちが強すぎて視野が狭まってしまったような気がするので、できれば皆さんは色々なものを見てから将来(方向性)を決めた方が良いと思います。
進路もある程度は緩めに考えた方が良いのではないかと……自分の中にこれだ! という譲れない軸を1本通しておけば、振り幅は大きくたって大丈夫です。最後はなんとかなるものです。

また、会社に入ってみてからわかったのですが、大学で学べることは実に多種多様です。最近は学部や学科の名前だけでは勉強の内容がわからないことが多いので、「あの大学のあの学科でこんな研究をしていたの?」とびっくりすることもしばしば。だから、興味のもてる分野があれば、その周辺の分野まで少し幅を広げて調べてみることも大切なのではないかと思います。あまり強い思い込みを持たず、色々な人の話を聞いてみてください。
ただし、最後は必ず自分で納得して決める! これが後悔しないポイントです。


進路をゆるく、ポイントさえ絞っておけばなんとかなるものだ! というのは、夢を描いている高校生の方々には少し気が楽になる言葉ではないでしょうか? 1本筋を通しておけば大丈夫とのことですので、思いっきり夢に向かってみるのもいいかもしれませんね。


【profile】
ライオン株式会社 ヘルスケアマイスター 山岸理恵子
毛髪診断士、睡眠改善インストラクター
身体洗浄剤、スキンケア剤の研究・開発に約20年携わってきた知識と経験を活かし、みなさんのからだの衛生・美容に役立つ情報を発信

この記事のテーマ
ビジネス・経営」を解説

法律などの専門知識を学び、文書作成などの技能を磨くほか、資格取得や検定合格を目指すカリキュラムもあります。小売業や不動産売買、経営コンサルタントや税理士など、各ビジネス分野におけるスペシャリストも育成します。国家試験の合格が求められる高度な資格を必要とする仕事もありますが、専門学校の中には受験指導に実績を誇る学校もあります。

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この記事で取り上げた
「広報・宣伝」
はこんな仕事です

広報の仕事は、新聞や雑誌の記事、テレビニュースなどを活用し、的確な自社PRや商品PRを展開すること。企業理念を正確に把握し、マスコミからの取材の際にも対応しなければならない。また、株主・投資家へ向けて、経営状況を伝えるためのIR(投資家向け広報)活動も重要な業務だ。一方、宣伝の仕事はテレビコマーシャルや雑誌広告、新聞広告など、予算に基づいて宣伝活動を行うこと。社内外の制作スタッフと連携して広告戦略を考え、進行管理や広告効果測定などを行う。Webサイトの更新や社内報作成などの業務もある。

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