【シゴトを知ろう】幼稚園教諭 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】幼稚園教諭 ~番外編~

2016.11.04

提供元:マイナビ進学編集部

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【シゴトを知ろう】幼稚園教諭 ~番外編~

今年の春に幼稚園の先生になられたばかりの水澤里菜さん。「子どもが好き」という気持ちから飛び込んだお仕事ですが、想像していたのとは少しギャップを感じる場面もあるようです。今回は、幼稚園の先生のお仕事の裏側について聞いてみました。

この記事をまとめると

  • 四つ切り、八つ切り……。耳慣れない業界用語は「紙のサイズ」
  • 普段は動きやすさや機能性重視! 参観日はきれい目の服装を
  • 職業病は膝の痛み。それは、子どもと同じ目線で向き合っている証

幼稚園の新米先生は、定期的に研修を受けていた!

――業界や職務内での、一般人が知らない業界用語はありますか?

教材や工作に使う言葉が多いかもしれないです。「四つ切り」とかですかね。
コピー用紙の場合はA4とかB4というと思うんですが、色画用紙の場合には四つ切り、そしてその半分のサイズを八つ切りと呼びます。
他にも、白い厚紙は白ボールと言ったり、壁に貼るような大きなサイズのラシャ紙とか、一般の方にはなかなか耳馴染みがないかもしれないです。


――一般の方に言うと驚かれる業界の常識はありますか?

1年目の先生は、県などが主催する月1回の土曜日研修会に参加します。そこでは、子どもたちとの接し方や運動会に活かすことができる踊り、手遊びを学ぶといった内容もあります。
宿泊での研修もあって、カレーを作ったり、キャンプファイヤーをしたりもしました。幼稚園の新米先生が定期的に研修を受けているということを聞くと、結構驚く方がいらっしゃいます。

子どもたちのために! 幼稚園の先生は健康管理が大切

――幼稚園の先生には向いている性格はありますか? またご自身はどんなタイプですか?

やっぱり元気で健康的な人が向いていると思います。子どもと担任の先生との間には信頼関係が必要で、担任の先生が体調を崩していなかったりすると、子どもたちも不安を覚えると思います。
副担任がいる幼稚園であれば、仮に担任の先生が休まれてもフォローはできますが、それでもなるべく休まずに元気に働けるという人がいいです。

私はあまり熱を出したり、風邪をひいたりもしないタイプです。朝に強い人も幼稚園の先生には向いていると思います。


――業界内で働くにあたって特に意識したり、制限されることはありますか?

服装は意外と制限されますね。通常の場合は、基本的に長ズボンにポロシャツなど動きやすさを重視したスタイルです。参観日や保護者会などがある場合には、ブラウスにスカートなど少しきれい目な服装にするように意識します。

あと、朝の時間はどうしても早いので、園の面接を受けた時には、住む場所はなるべく近い方がいいと言われました。それと、早起きのために、お酒を飲みに行ったりすることはなかなかできません。


――業界内の横のつながりは多いですか?

主任や園長先生は、県などが主催している主任者研修などがあるので、そこで話をされていますね。今は、たまたま隣の幼稚園が工事で飼えないので、鶏を預かって飼育したりもしています。そういう隣同士の付き合いはあると思います。
あと、自分で参加したり、幼稚園が参加する研修というのもあるので、そういう場で仲よくなって横のつながりができるということもあります。

体力勝負! 常にお腹がすいています

――業務をされてから、事前のイメージとのギャップはどんな部分にありましたか?

体力は思っていた以上に必要ですし、ずっと立ちっぱなし、動きっぱなし、走りっぱなし。常にお腹がすくので、帰ったら速攻でご飯を食べる感じです。子供たちの目線に合わせるためにしゃがむことが多いので、膝が痛くなることもよくあります。

働く時間に関しては、仕事の量が多いので、終わらせて帰るとなるとどうしても遅くなってしまう部分もあります。今後入園してくるお子さんへの説明会だけではなく、「未就園児と過ごす会」というのもあって、その中でどんなことをするのかということも自分たちで決めなくてはいけないのは少し大変でした。


――業界内ではどんなキャリアパスがありますか? どんな人が出世していますか?

副担任から担任、主任になって園長先生になるというのはあります。園長先生の後は、大学の先生になったり、公務員として教育要領に携わるようになる方もいらっしゃるみたいです。やはりキャリアが長い人は出世しやすいという傾向にはありますが、何年か働いて、結婚したら辞めてしまうという方が多いのが実情ですね。

私も続けられるのであれば続けていきたいと思いますし、体力があればやりたいですが、「40歳になった時やれているだろうか」と考えると少し不安も感じます。



働き始めたばかりの幼稚園の先生が、専門の研修を受けているというのは意外なお話でした。実際に働き始めると、想像していたこととの差が出てくるというのは、幼稚園の先生になりたての水澤さんだからこそ感じる部分があるのかもしれません。
子どもたちと目線を合わせて会話をするからこそ膝が痛む。その痛みは勲章ともいえるかもしれません。幼稚園の先生や保育園の先生になりたいと思っている人はぜひ参考にしてみてください。

【profile】幼稚園教諭 水澤里菜

この記事のテーマ
保育・こども」を解説

乳幼児から小学生までのこどもの生活を保護し、心身の成長を促すための専門知識を身につけます。こどもの心身の発達や行動、保健・衛生、基本的な読み書きや情操教育、体操といった体力向上教育など、学びの分野は多岐にわたります。保育士の資格取得者の職場は保育園だけでなく、企業内の保育施設などにも広がりつつあります。

「保育・こども」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「幼稚園教諭」
はこんな仕事です

歌や体操、絵本の読み聞かせ、工作などを通じて、子どもたちの心身の発達のための教育を行う仕事。生活の世話やしつけをする保育園と異なり、小学校入学にあたって必要となる集団生活の基本的なルールを教えていく。子どもが興味を持つよう、遊びのなかに知識を盛り込みつつ、文字や数など勉強の基礎を指導する幼稚園も少なくない。発達が目覚ましい子どもたちの成長を間近で感じられるのが、幼稚園教諭のやりがいともいえるだろう。少子化により園児は減少傾向にあるものの、延長保育を行う園も多く、需要は高い。

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