【シゴトを知ろう】骨董屋 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】骨董屋 ~番外編~

2016.11.02

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】骨董屋 ~番外編~

骨董品を売買し生計を立てる「骨董屋」というお仕事。「名前は聞いたことあるけど、どんな人がどうやって働いているのかは知らない」という人が多いのではないでしょうか。
そこで今回、骨董屋を営む西さんに、骨董屋業界についていろいろとお話を伺ってきました!

この記事をまとめると

  • 骨董屋がは、”自己主張”をしっかりできる人が向いている
  • 骨董市場の動向や商品の流通など、情報を掴む力が求められる
  • 好きなことを仕事にする場合、その気持ちと同等の“貪欲さ”が求められる

仕入れに競り勝つ“自信”、お客様に対する“コミュニケーション力”が必要

――一般人が知らない業界用語などはありますか?

一般家庭や蔵などで仕入れた物を業者市に持ち込むことを「売り込み」と言います。また、陶器に描かれた図柄の事を「景色」と言ったり、ヒビの事を「入(にゅう)」と表現したりしています。他にも陶器、刀剣など、ジャンルによってさまざまな用語が存在しています。


――一般の方に言うと驚かれることなどはありますか?

物の価値が時代により変動するように骨董業界にも流行り廃りが存在しますし、一般の家庭でゴミになってしまうような物に、驚くような価値がついたりする場合も少なくはありません。一般の方が骨董品に触れる機会はあまりないと思いますので、価値をお伝えしたときに驚かれることはありますね。


――業界内にはどんな性格の人が多いですか?

個性があり自己主張できる人が多いですね。商品を扱うときやオークションで競り勝たなければならないときなどは、個々人の自信と主張が重要になります。
また、ネットだけでなく実際にお店を持っている骨董屋は、接客業ということもありコミュニケーションに長けている人が多いですね。

“情報収集”が商売を左右する

――業界内で働くにあたって意識していることはりますか?

数々の催事をこなしていくため、スケジュールの調整や体調管理は非常に大事です。もちろん、骨董屋として売れ筋を読むため、市場の動向にも気を配らなければいけません。


――業界内に横のつながりなどはありますか?

あります。この業界に身を置いて重要だと感じた事の一つが「横のつながり」です。売れ筋の商品を把握するためには情報を早く手に入れなければいけません。知り合いの業者さんが多ければ多いほど情報が入る速度や正確性が上がっていきます。そういう意味で3代目の私は恵まれた環境にいるのかもしれません。

好きなことを仕事にするには“貪欲さ”が必要

――業務の中で驚いた経験などはありますか?

骨董品の価値を見定めるというのは、商品を扱っている骨董屋であっても難しいんです。なので、「これにそんな価値があるのか!」と、骨董屋の私でも驚くような品を見たことが何度かあります。


――業界内にはどのようなキャリアパスがあり、どのような人が出世するのでしょうか?

骨董屋は経営仕事なので、お店を大きくする、経営を安定させるということがキャリアアップだといえるのではないでしょうか。また、それを達成するためには「貪欲さ」が必要だと思います。
骨董屋に限らず、「好きなもの、こと」を仕事にする場合、好きだという思いと同じくらいのしたたかさ・貪欲さが必要です。なので、そういった気持を持ち続けられる人が出世できるのではないでしょうか。



骨董屋さんと聞くと厳格な印象がありますが、情報伝達が商売を左右するため業界内のつながりが強く、柔軟なコミュニケーションが求められるというのは意外でした。
骨董屋という仕事に興味がある方は、店舗や骨董市などに足を運び、実際に商品を見てみてはいかがですか?

【profile】(有)総合美術 秩父美術館 学芸員 西勝寿

この記事のテーマ
デザイン・芸術・写真」を解説

デザインは、本や雑誌、広告など印刷物のデザイン、雑貨、玩具、パッケージなどの商品デザイン、伝統工芸や日用品などの装飾デザインといった分野があり、学校では専門知識や道具、機器を使いこなす技術を学びます。アートや写真を仕事にする場合、学校で基礎的な知識や技術を身につけ、学外での実践を通して経験やセンスを磨きます。

「デザイン・芸術・写真」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「骨董屋」
はこんな仕事です

骨董品の売買を行う仕事。日本、中国、ヨーロッパの骨董品を中心に、年代物の美術品や各種陶器、着物、年代物の生活道具などの物品を取り扱っている。地方の骨董市に買い付けに行ったり、仕入れ先や顧客との価格交渉を進める。骨董品には定価がないので、「目利き」と「信頼」が何より大切。豊富な経験・知識と本物を見抜く鑑識眼、さらに信頼を得る接客マナーも必要とされる。骨董屋に勤めながら長く経験を積み、知識とノウハウを獲得し、警察の「古物営業許可」を得てから独立開業するケースが多い。

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