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白い服を着ると太って見えるって本当?

2015.09.08

提供元:マイナビ進学編集部

白い服を着ると太って見えるって本当?

色によってものの見え方や持つ印象が違うということがあります。ファッション業界だけでなく、あらゆる業界や実生活にも活躍する色彩学の面白さについて考えてみましょう。

この記事をまとめると

  • 色には膨張色と収縮色があり、普段の生活でも無意識にその効果を体感している
  • インテイリアやメイクの仕事でも色の持つ効果を利用している
  • それぞれの色が持つ効果や働きを学ぶ「色彩学」という学問がある

デザインの世界では常識の「膨張色」と「収縮色」って何?

白い服は太って見えると言われますが、本当なのでしょうか? 明るい色と暗い色の服を少し離れたところから見つめたら、どちらをより自分の近くに感じますか? 答えは「明るい色の服」でしょう。明るい色とは一般的に白・オレンジ・黄色などの暖色系を指しますが、これらの色は「膨張色」とも呼ばれます。膨張色は、黒や紺などの暗い色と並べると自己主張するかのように前に出てくるようなイメージを目に与えます。逆に、黒や紺に緑などの寒色系の色は見る人から後退し縮んでいくようなイメージを目に与えるため、収縮色と呼ばれています。白い服を着ると太って見えるといわれているのは、周りの色を押しのけて着ている白が膨張して前に出てくるように見えてしまうからです。
ファッションやインテリアの世界では、この膨張色と収縮色を駆使してさまざまな商品が生み出されています。皆さんがお店で無意識に手に取った洋服にも、手に取ってもらうためのあらゆるテクニックが秘められているかもしれません。

大きさや遠近感をコントロールできる? 色の不思議

「狭い部屋を広く見せるために、床を寒色系のタイルで敷き詰め、天井は真っ白にする」。
こういった手法が、インテリアの世界では当たり前のように使われています。また、ファッションやメイクの世界でも膨張色と収縮色は大活躍しています。
メイクをするとき、鼻にハイライトを入れると鼻筋が高く見えるという手法。これは膨張色の「前に向かって浮き上がるような印象を与える」特徴を駆使しています。
また、暗い色の服はスタイルが引き締まって見えるだけでなく、明るい色を着たときよりも肌を明るく見せてくれる効果があります。これは、色と色の差が大きいと互いの個性が尊重される明度対比という現象によるものです。商品の陳列方法や値札の表示に関しても同じで、値札の文字は白地に赤字で書くと、人の目につきやすくなります。商品を陳列する際も、同じ色ばかりを並べるのではなく、明るさの違う商品を隣り合わせることによって互いの存在感が引き立ち、人目を引くようになるのです。

色のパワーを知れば、進むべき道が見えてくる!

色の持つ特徴や個性を知るってとても面白いでしょう? このような色が持つ効果などを学ぶのが「色彩学」と呼ばれる学問です。色彩学を深く理解すれば、ファッションやインテリア、商品プロディースの分野で役立ちます。色彩に関する知識と能力はデザイナーやメイクアップアーティストはもちろん、カメラマンやプロの絵描き・版画家を目指す人にも必要となるでしょう。また、ファッションやアパレルに興味がないという人も、実生活では出かける時に何を着るか選びますね。普段意識しなくても、私たちの生活は色の影響を受けています。色彩学を学ぶことは、自分の気付かなかった身の回りのできごとを解明する一つのきっかけとなるかもしれません。普段私たちが当然だと受け入れている「常識」を学ぶ学問は、皆さんに新しい発見をもたらしてくれるでしょう。

この記事のテーマ
生活・服飾・美容」を解説

生活・服飾・美容の分野には、生きていくために必要不可欠なものだけではなく、それによって生活がより豊かで快適になることを目的としているものもあります。たとえば生活学では、だれもが安全で快適に暮らせる空間を実現するために、ユニバーサル・デザインの研究を行います。服飾や美容は、トレンドや利用者によって多様化するニーズに対応するために、素材、色、デザイン、施術方法など、あらゆる角度から美を追究しています。

「生活・服飾・美容」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「服飾・被服学」
はこんな学問です

服飾について専門的に学び、より優れた服飾を追究する学問。世界各地の服飾文化について、歴史や存在意義、機能性などを分析し、科学的な視点から服飾文化の向上や創造に役立てるのが主な目的。デザイン、縫製など服飾造形の技能を追究し、習得する「プロダクトデザイン分野」、繊維の性質や加工、管理を学ぶ「テキスタイル化学分野」、商品流通や消費を研究する「消費科学分野」のほか、文化財となる服飾品の保存を学ぶこともあり、領域は幅広い。

「服飾・被服学」について詳しく見る