【シゴトを知ろう】商業施設士 編

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【シゴトを知ろう】商業施設士 編

2016.10.31

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】商業施設士 編

街へ出かけて、ショップやカフェへ訪れた際、おしゃれな内装にハっとさせられることってありませんか? もしかしたら、そのおしゃれな空間設計には商業施設士の人が関わっているかもしれません。

それでは、商業施設士とはどんなお仕事なのでしょうか? 今回は、東京都渋谷区にある「有限会社bose international」の堀江篤史さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 商業施設士は、商業施設の空間設計や経営計画などを提案する
  • 学校でインテリアデザインを身に付けてから商業施設士になる、という道もある
  • 実際にお店へ訪れるてみることが、商業施設士への興味のきっかけになる

クライアントの要望を店舗づくりに落としこむ

Q1. 現在のお仕事内容について教えてください。

まず商業施設士とは、商業施設の運営管理システムや店舗の構成・デザインなどを考える専門家にあたります。店舗づくりを総合的に計画し、監理まで行なうのが仕事です。

私はクライアントさん(顧客)の要望に合わせて、店舗の空間設計から幅広く携わらせていただいております。ただ、店舗の見栄えがよければいいというわけではなく、長く続けていくために、クライアントさんと打ち合わせを重ね、事前の経営計画を提案したりします。また、実際開業後に「お店の売り上げを伸ばしたい」といった依頼を受けるうことも珍しくありません。

<一日のスケジュール>
09:00 出勤、メール返信・進行状況確認など
10:00 社内打ち合わせ
11:00 デザイン業務
12:00 昼食
13:00 クライアント打ち合わせ
16:00 デザイン業務
20:00 退勤


Q2. お仕事の中で、魅力ややりがいを感じるのはどんなときですか?

私が設計や計画提案などに携わらせていただいた店舗がにぎわっているのを見ると、少しでも力になれているのだと実感できます。実際に店舗の売り上げが上がったという話を聞くと本当にうれしいですね。


Q3. 一方で、お仕事の中で大変さや苦労を感じるのはどんなときですか?

場合によっては、急な依頼や内容に対応しなくてはならないこともある、といったことでしょうか。週末の休みの予定が立たないこともありますね。

幼馴染の父に感化されて、空間設計に興味

Q4. 現在のお仕事を志すようになったきっかけを教えてください。

この世界を目指した最初のきっかけは、幼馴染のお父さんの影響です。そのお父さんは建築士をしている人で、小さなときから、具体的な意味も分からず憧れを抱き、そこから空間的なものに興味を示していったのだと思います。私はのちにインテリアデザインの専門学校に通い、2社ほどの会社に勤め、現場の経験を積んでから独立し、今の会社を始めました。


Q5. 専門学校ではどのようなことを学びましたか?

専門学校ではインテリアデザイン科に所属していました。そこで、図面の書き方や、ヒューマンスケール(人間の身体やその一部分の大きさを尺度にして考えること)など基本的な寸法感覚や知識、それをベースにした空間の構成方法・デザインのおもしろさなどを学びながら、作品づくりを行いました。このときに、自分なりに一生懸命作品づくりに取り組みましたが、その過程でいろいろな建築物や商業空間を見たり調べたりすることで、知識を得ることのベースが築かれていったのかな、とも思います。

自分の部屋のアレンジも空間設計の第一歩に

Q6. 高校生のころはどんな夢を持っていましたか?

漠然としたものでしたが、デザインなどに携わりたいとは思っていました。高校生のころは、手近な自分の部屋などを、なけなしのアルバイト代でいろいろ材料を買ってきては、どうにかおしゃれに見えるようにアレンジしていましたね。


Q7. このお仕事はどんな人が向いていると思いますか?

どんな仕事のジャンルでもいえることですが、物事を発展的に考えられる人は向いているかと思います。あとは、いろいろな要素の組み合わせを発見できる柔軟性や、それだけの情報を取り入れられる思考力など持っているといいでしょう。「そんな能力が自分にあるだろうか」と不安に思う人もいるかもしれませんが、それは仕事をしていく中で、その環境と意識の持ち方次第でいくらでも変化していくはずなので、単純に「続けていく」力を持っている人はやはりいいと思います。


Q8. 商業施設士を目指している高校生へ向けて、一言メッセージをお願いします。

まずは、いろいろなお店に足を運んで、その目で見て体験してほしいですね。インターネットとスマホの発展から、お店に足を運ばないでも済むことが増えてきています。でも、やはり実際に体感したものと、一片的な情報を見た場合とでは、情報量が違いますよ。その両輪でいろいろ見て知って体感してほしいです。「商業施設士」とひとくくりで言っても、その中にさまざまな仕事がありいろいろな経験ができますので、ぜひ目指していただきたいです。



学校でインテリアデザインの知識を得てから、商業施設士に。堀江さんが示すように、商業施設士への道は、さまざまな選択肢のなかから進めるようです。どんな経緯で商業施設士になるかによって、きっと仕事における得意分野も違ってくるでしょう。将来、商業施設士を目指している人は自分の関心事と向き合い、それを意識して建築の知識を身につけていくといいかもしれません。外出する際は、気になる建物をチェックすることも忘れずに。

【profile】有限会社bose international 堀江篤史

この記事のテーマ
建築・土木・インテリア」を解説

建築や土木に関する技術を中心に学ぶ分野と、インテリアコーディネイトなどデザインを中心に学ぶ分野の2つに大きく分かれます。資格取得のために学ぶことは、建築やインテリアの設計やプランニングに必要な専門知識、CADの使い方などが中心です。どちらの分野も依頼主の要望を具体化できる幅広い知識とコミュニケーション能力も求められます。

「建築・土木・インテリア」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「商業施設士」
はこんな仕事です

商業施設士とは、デパートからショッピングモール、個人経営店など、あらゆる商業施設の企画や運営、デザインなど総合的なプロデュースをする仕事。新規オープンだけではなく、リニューアルなども手掛け、その商業施設の立地条件や客層からニーズに合ったものを提案し、計画する。必須資格ではないが、公益社団法人 商業施設技術団体連合会が専門知識と技術を認めた人に付与する「商業施設士」、上位資格の「マイスター商業施設士」「シニア商業施設士」があり、雇用する企業が取得を助成する場合もある。

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