【シゴトを知ろう】ホテルスタッフ ~番外編~
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「【シゴトを知ろう】ホテルマン編」では、長野県松本市にあるビジネスホテル「プレミアホテル-CABIN-松本」のホテルマンとして働く宮下達也さんにお仕事の内容や魅力について伺いました。
こちらの記事では番外編として、ホテルマンのお仕事の「あるある」や、知られざる一面についてお話を伺ってみました。
この記事をまとめると
- フロントのスタッフが休憩に行ってから急に忙しくなりがち
- プライベートでも旅行やホテルの予約をしようとする人についアドバイスしてしまう
- 日本のホテルには海外の生活習慣に由来する知られざる名残がある
ほかのスタッフが休憩に行った瞬間、急に忙しくなることがよくある
――ホテルスタッフならではの、仕事上の「あるある」なことを教えてください。
私が勤めているビジネスホテル、「プレミアホテル-CABIN-松本」は、少数精鋭で運営しています。スタッフのうち誰かがが昼食などで休憩に行った瞬間に何故だか急にとても忙しくなることはよくありますね。ホテルあるあるだと思います。
ホテルの予約方法をついつい口出しをしてしまうことも
――お仕事とリンクする、休みの日にありがちな「あるある」があれば教えてください。
知り合いや友だちと話していて旅行やホテルを予約しようとしていると知ったときには、つい職業病的なところが出てしまいがちです。ホテルをお得に予約できる方法などを、頼まれているわけではなくてもついつい口出しをしてしまうことがありますね」
日本のホテルには海外のホテルの知られざる名残がある
――ホテルスタッフのお仕事について意外と知られていない、知られざる事実やトリビアがあれば教えてください。
少し高級なホテルにはベッドの掛け布団の上(寝転んだ状態で足の辺り)に帯上の敷物があります。これは、ただの飾りのように見えますが、海外のホテルは靴を履いたままベッドに横になったりするので、足を置くために用意されているものなんです。その名残もあり、見た目も綺麗なので、日本でも置いているホテルがあるんですよ。
普段、何気なく宿泊しているホテルにも、海外の風習の名残があったんですね。
ビジネスホテルについて詳しく知ることは、こうした日本の生活文化の変化について知るきっかけなるかもしれません。
ホテルマンの仕事に関心がある人は、自分が宿泊するときに、普段は気にしていない部分にも着目してみるとおもしろいかもしれませんね。
【profile】プレミアホテル-CABIN-松本 宮下達也
※メイン画像:プレミアホテル-CABIN-松本の展望台レストラン
この記事のテーマ
「旅行・ホテル・ブライダル・観光」を解説
目指す業界の専門知識を学び、パソコンなどのスキルを身につけます。旅行・観光では資格取得や採用試験対策、ホテル・ブライダルでは、現地実習を通して実践力を養う研修が多く含まれます。共通して求められるのは、ゲストに非日常のサービスや空間を提供する接客技術やサービス精神。不規則な勤務に対応できる体力の養成も求められます。
この記事で取り上げた
「ホテルスタッフ」
はこんな仕事です
宿泊客が心地よくホテルを利用できるようもてなすことが仕事。ホテルスタッフと一口にいっても、その職種は実にさまざま。ホテルの従業員の先頭に立って指示を出すホテル支配人をはじめ、ホテルに着いた宿泊客を迎えるドアスタッフ、チェックイン・アウトの管理や会計を行うフロントスタッフ、荷物の預かり役を担うクロークなど多岐にわたる。24時間体制でスタッフが交代しながら営業するのが基本。ホテルの規模によっては職種を兼務することもある。
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