【文理選択】インテリアコーディネーター編

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【文理選択】インテリアコーディネーター編

2016.10.06

提供元:マイナビ進学編集部

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【文理選択】インテリアコーディネーター編

文系か理系かで進路は大きく変わるので、文理選択で悩む人はきっと多いと思います。せっかく選ぶのならば、将来、自分が目指す仕事に近づけられたらうれしいですよね。

そこで今回は、快適な住空間を作るために適切な提案・助言を行うプロフェッショナル、「インテリアコーディネーター」としてお仕事をする梅本靖子さんに、高校時代の文理選択をはじめ、進路や進学のことについて伺いました。

この記事をまとめると

  • 社会人になってから通った雑貨の学校が、インテリアコーディネーターを目指すきっかけになった
  • 大学時代の仲間とのつながりが強く、現在の仕事でかかわることも
  • 大学での授業内容は今の業務とあまり関連しないが、一般教養や人脈などにつながっている

文系の高校で、私立の文系の女子大へと進学

インテリアコーディネーターの梅本靖子さん

インテリアコーディネーターの梅本靖子さん

ーー高校在学中は、文系・理系どちらを選びましたか?

私は文系を選びました。理系の勉強ができなかったというのもありますが、社会と英語が好きだったので自然とそうなりましたね。ちなみに高校自体は文理でクラス分けはありませんでした。

ーー高校進学時はどの学部・コースを選びましたか?

私が通っていたのは、千葉県にある普通科の高校です。本当はもっと行きたい県立高校があったのですが、私立の滑り止めに落ちてしまったので、家から近く、確実に合格できる高校を受けました。進学率がよかったのも選ぶ決め手となりました。

ーー高校生当時、なりたい仕事はありましたか?

高校時代は、まだ将来のことはあまり考えていませんでした。ファッションが好きで、プリクラやポケベルにはまっている普通の高校生だったと思います。

ーー高校当時、進学後はどんなことを学びたいと考えていましたか?

社会や英語関係の学問を学べたらいいなと思っていましたが、まだその当時はあまり明確ではありませんでしたね。

ーー大学受験時はどういう学校を、何校ほど志望しましたか? また、どのような入試方法でしたか?

私の場合は一般入試で、5校ぐらい願書を出しました。私立文系にしぼったので、センター試験も受けなくて。姉が女子大だったこともあり、その流れで女子大を受け、結果的にそのまま入学しました。偏差値のみで判断し、共学に入学しようかと迷ったのですが、周囲の薦めもあり再度見学に行き、雰囲気がよかったので女子大に決めました。高校時代はまったく勉強をしなかったので、11月から受験勉強を始めました。高3の夏も文化祭準備に忙しかったくらいです。

サークルの仲間との繋がりが強く、仕事で関わることも

外観をコーディネートする前

外観をコーディネートする前

ーー大学ではどのようなことを学びましたか?

現代文化学や地域文化について学ぶ学科に在籍していました。1年次は比較文化、文化人類学、国際政治などを体系的に学びました。2年次からゼミがあり、3年間国際政治を専攻しました。入学前は欧米に興味があったのですが、いざふたを開けてみたら中国、韓国、東南アジアを中心に学ぶカリキュラムが多かったので驚きました。これは、進学先を選ぶときの自分の調べ方が甘かったせいですが、結果的にはよかったと思っていますね。卒論も、発展途上国の民主化について書きました。

また、英語は4年間必修で、コラムや論文を読んでレポートを書いたり、読書感想文も英語の本を読み、英語で書くため苦戦しました。キリスト教も必修だったので、1・4年生のとき授業を受けていました。

サークルは4年間、インカレのテニスサークルに入りました。学校と自宅が往復3時間半かかったので、通いやすい場所にあるコートで、懇親会も通学途中の駅を利用できることを基準に選びました。今でもサークルの友達とは学年問わず連絡をとっており、お客様として家具を買ってもらうこともありますよ。また1年次から2年間、進学塾の受付のアルバイト、4年次は就職活動が終了してからの約半年間を千葉県にあるテーマパークで販売のアルバイトをしていました。このテーマパークでの経験は、現在のサービス業の基礎として財産になっています。

ーー大学生の時はどのような仕事に就きたいと考えていましたか?

今になってとても反省しているのですが、大学に入学することがゴールとなってしまい、世の中でどのようにお金を稼いでいくかという感覚が欠如していました。なので、日々満喫しているだけで、仕事については意識していませんでした。

漠然と英語を使う職業に就きたいと思っていたのですが、英語の聞き取りができず、かつもっと勉強したいというモチベーションがなかったので早々に挫折しました。就職活動が始まってから、百貨店や商業施設を中心に就職活動をしました。

学校の先生のすすめで、インテリアコーディネーターを目指すように

外観をコーディネートした後

外観をコーディネートした後

ーー今の仕事に就くことになった経緯を教えて下さい。

新卒で、鉄道会社の生活サービス部門に入社しました。ですが、能力・体力ともに周囲についていけないと感じ、2年で退職をしました。その後、第二新卒で家電メーカーの人事関係の会社に再就職しました。海外赴任者のサポート部署だったので中国、香港、台湾、東アジアエリア担当として日本からサポートしていました。現地採用の方と英語でやりとりなどもあり、赴任者の方ともコミュニケーションがうまくいっていましたが、結局3年で退職しました。

その当時、もっと主体的に動いて仕事をしたい、オフィスの外でも働きたいという気持ちをずっと持っていて。当時の息抜きが通勤途中、雑貨店やお花屋さんでの買い物だったので、こういう好きなことをもう少し詳しく知りたいなと思い、調べてみたら雑貨コーディネーターコースがある学校があることを知り、通うことにしました。そして、そこでインテリアコーディネーターとして活躍されていた雑貨コースの先生のすすめがあり、インテリアコーディネーターの資格を受けることにしました。

合格後はインテリアコーディネーターの仕事をもちろん考えたのですが、採用が経験者枠しかなかったため、職域を定めずインテリア業界に枠を広げ、結果カーテンメーカーの営業職に就きました。しかし、扱う商材が自社のものだけなのと、やはりインテリアコーディネーターになりたいのだなと確信し、何のあてもなかったのですが、フリーランスで活動を始めました。ありたがいことに今所属しているフリーランスの団体に加入して知り合った先輩などから、仕事を継続的にいただくことができました。

途中で結婚・出産し、子どもが生後4か月になってから月に数日仕事を再開させました。保育園入園前から仕事が忙しくなり、今に至ります。

大学では人脈とともに、知識や見聞を広げることができた

ーー大学で学んだことは今どのような形で生きていますか?

日本以外のことを勉強し、自分の常識が当たり前ではないということを4年かけて身につけることができたことでしょうか。『識字率』という用語を知ったときも、世界にはこういう基準があるのだと衝撃を受けました。日本は恵まれた国だと思いますが、そこに至る歴史的背景も調べる機会も多かったです。

第二新卒で入った会社では、第二外国語だった中国語で挨拶程度の簡単なコミュニケーションがとれましたし、そういった一般教養を大学時代に身に着けられてよかったと思っています。


社会人として会社に勤める仲で、自分が好きなこと、やりたいと思う仕事を見つけて資格取得のために努力した梅本さん。インテリアのことは大学では直接的に学んでいませんが、人とのつながりや見聞を広げるといった意味で、大学時代はとても有意義なものだったと振り返ってくれました。

インテリアコーディネーターの中には、美術が得意な人や建築について知識を持つ人などさまざまな得意分野を持つ人もいるそうなので、ぜひみなさんも自分の得意分野についてしっかりと考え、文系・理系を選んでみてくださいね!

【取材協力】
日本フリーランスインテリアコーディネーター協会
http://www.jafica.org