【シゴトを知ろう】ビオトープ管理士 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】ビオトープ管理士 ~番外編~

2016.10.20

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】ビオトープ管理士 ~番外編~

「【シゴトを知ろう】ビオトープ管理士 編」では、ビオトープ管理士として、生態系の保全や再生に取り組んでいる靍田鈴子さんにお仕事についてお話を伺いました。いままで何気なく見ていた公園も、生態系というフィルターを通すと、違った視点で見ることができますね。

ビオトープ管理士は、生物や自然と深く関わる仕事ということで、普段から植物に関わっていたりするのでしょうか? ビオトープ管理士の「あるある」や意外な一面について、番外編としていろいろ聞いてみましたよ!

この記事をまとめると

  • 子どものころから、自然や動植物が好きな人が多い職業
  • ハイキングに行くと、周りの生物がどうしても気になってしまう
  • 植物が専門の人や昆虫が専門の人など、得意分野は人それぞれ

子どものころから自然が好きで、川や海、森で遊んでいた!

――このお仕事にありがちな「あるある」があれば教えてください。

ハイキングしていると、気が付くと写真に記録したり、メモをしたりなど、通常の二倍以上の時間がかかって、家族に置いて行かれることがあります(笑)。あとは、公園で携帯型ゲーム機で遊んでいる子どもを見ると、もっと川や森で遊べばいいのにと感じたりします。目で見たり、鼻で感じたり、五感を刺激するような遊びはとっても大事です。


――ビオトープ管理士というお仕事をしているということは、植物や自然が好きなのでしょうか?

そうですね。命があるものにはいやされます。逗子が地元で、川や海があり、森の中が遊び場という環境で育ったのも大きいと思います。遊具で遊ぶ事はほとんどなかったように思います。川は放課後の遊び場で、週末は海の中で魚と遊んでいました。

地域と環境が協力し、生態系の保存をしていく社会へと

「ビオトープネットワークを構築できれば、学校間の環境教育の一つにもつながるのでは」と話す靍田さん

「ビオトープネットワークを構築できれば、学校間の環境教育の一つにもつながるのでは」と話す靍田さん

――今後、生態系がどうなればいいと思いますか?

日本全国どこにでも、それぞれの地域に必ず等間隔で小中学校、または保育園や幼稚園があります。その等間隔を利用して、移動性のある生き物の生息地や休憩場所、餌場などの利用を促す場所を増やし、ビオトープネットワークを構築できれば、学校間の環境教育の一つにもつながり、コミュニティーにもつながるのではと思っています。小規模な地域との連携と自治体規模から県内、そして全国規模での観察記録につなげ、学校サミットみたいなワークショプを展開して、生態系の保全につなげられたらいいですね。

虫が嫌いという人は、ビオトープ管理士にはいない!?

――また、意外と知られていない、このお仕事の知られざる事実やトリビアを教えてください。

虫や植物など自然に詳しいスペシャリストと思われがちで、実際ビオトープ管理士の資格を取得するためには勉強する範囲も広いのですが、人それぞれに得意分野があることが多いです。樹木に詳しい人や、昆虫に詳しい人など、いろいろな人がいますよ。ちなみに、いままで生き物が嫌いというビオトープ管理士には会ったことはありません。


――最後に、お仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

都内の真ん中の小学校で、どうしても自分たちの手で、生き物が来てくれるような池をつくりたいと、何度も連絡しあい、ついに子どもたちの手だけで池をつくりあげたと、うれしそうに報告していただいたときです。ほかには、子ども向けのワークショップで、カードゲームで遊ばせながら生態系を学ばせているときに、普段は携帯ゲーム機で遊んでいる子供たちが夢中になって遊んでくれるときなども、やっぱりとてもうれしく感じますよ。



ビオトープ管理士というお仕事だからというわけではないですが、やっぱり自然や植物が好きなんですね。そうした「好き」という気持ちがつながって仕事になっているのかもしれません。

ビオトープ管理士という仕事が気になったら、公共の公園などでビオトープづくりをしているところがあるので、そうしたところに実際に足を運んでみましょう! 五感で生態系について感じることで、生物の魅力をより深く知ることができるでしょう。


【profile】公益財団法人 日本生態系協会 靍田鈴子
http://www.biotop-kanrishi.org
横浜環境保全緑化株式会社
http://www.y-green.co.jp/index.html

この記事のテーマ
環境・自然・バイオ」を解説

エネルギーの安定供給や環境問題の解決など、自然や環境を調査・研究し、人の未来や暮らしをサポートする仕事につながります。また、自然ガイドなど、海や山の素晴らしさと安全なレジャーを多くの人に伝える仕事もあります。それぞれ高い専門性が求められる職業に応じて、専門知識や技術を学び、カリキュラムによっては資格取得や検定も目指します。

「環境・自然・バイオ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ビオトープ管理士」
はこんな仕事です

「ビオトープ」とは、野生の植物や動物、微生物がお互いにつながりをもって生息できる場所を指す。ビオトープ管理士は、自然の保護・再生をめざすことができる、ビオトープの創出や保護ができる技術者。損なわれてしまった生態系を取り戻すため、環境省などの中央省庁、地方自治体などが環境対策の一環として、ビオトープ事業に着目。その推進役として活躍が期待されている。ビオトープ管理士は大きく2つに分類され、プランニングをする「ビオトープ計画管理士」と設計・施工をする「ビオトープ施工管理士」がある。

「ビオトープ管理士」について詳しく見る