【シゴトを知ろう】キッチンスペシャリスト 編

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【シゴトを知ろう】キッチンスペシャリスト 編

2016.10.17

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】キッチンスペシャリスト 編

みなさんは「キッチンスペシャリスト」という仕事を知っていますか? キッチンには水道やシンク、コンロなどの設備がありますが、使い手によってさまざまなニーズがあります。そのときに、どのように配置すれば使いやすく、さらに効率よくなるかをアドバイスするお仕事が「キッチンスペシャリスト」です。キッチンの空間全体をコーディネートするお仕事ともいえるでしょう。

今回は、住居から商業施設まで、幅広く住関連サービスを手がける『LIXIL』でキッチンスペシャリストとして活躍する吉田玲子さんにお話を伺いました!

この記事をまとめると

  • 使い勝手のよいキッチンをつくり上げるのがキッチンスペシャリストの仕事
  • 作業を効率よくするために、調理中の行動を研究することもある
  • 料理が好きな人はもちろん、生活にかかわることが好きな人に向いている

企業に所属し、ハウスメーカーへキッチンの提案を行う

キッチンの施工例イメージ 株式会社LIXIL

キッチンの施工例イメージ 株式会社LIXIL

Q1. 現在のお仕事内容について教えてください。

私は、「LIXIL」という住まいと暮らしの総合住生活企業に勤務しています。窓、玄関ドアなどの住宅およびビル用内装・外装建材から、トイレ、バスルーム、キッチンなどの水回り設備など、家を1軒建てるために必要な分の商材を豊富にラインナップしています。その中で私は、キッチンの開発部門で主にハウスメーカー様へのキッチン空間の提案などの仕事に従事しています。


Q2. お仕事の中で、魅力ややりがい、楽しさを感じるのはどんなときですか?

調理中の行動を徹底的に観察して、使う方の無意識の行動を分析し、作業に伴うストレスや身体的負担を軽減し、調理をやさしくサポートする技術を用いて開発されたアイテムが当社には多数あります。そのようなアイテムをお客様におすすめしたとき、「そうなんです、そこがストレスだった! このアイテムだったら解決できますね!」などと、お褒めの言葉をいただくことがあります。そういうときに、少しでもお客様の生活のサポートになれたと実感できて、うれしくなりますね。


Q3. 一方で、お仕事の中で大変さや苦労を感じるのはどんなときですか?

キッチンでは、水や電気、ガスなどを使いますので、それらの設備位置には細心の注意をはらいます。現場で取り付けられないなどのトラブルが発生しないように、細かな図面のチェックが大変な作業ではあります。ほかには、2011年の震災の際には、交通網も混乱し、当社のキッチンをお届けできないことがありました。やはり、当社の製品を選んでくださった方にお届けできないなどのトラブルが発生すると、申し訳ない思いでいっぱいになります。


Q4. キッチンスペシャリストを志すようになったきっかけを教えてください。

私の場合は、キッチン関係の仕事に従事したことがきっかけで、キッチンスペシャリストの資格を取得しました。もともと料理は好きでしたので、勉強はとても興味深く意欲的に取り組めました。試験では作図の出題もありますが、自宅のキッチンリフォームを想定して想像力をふくらませて練習するなど、とても楽しい勉強でした。取得のための勉強をしていて気付いたことは、キッチンはどの家庭にもあるものですが、部材の呼び名や種類、歴史・変遷など意外にも知らないことが多くあることです。キッチンについて体系的に学ぶことができるので、この資格は基礎知識としてとても役立っています。


Q5. 大学や専門学校ではどのようなことを学びましたか?

大学では、現在の仕事とはあまり関連のない国文学を専攻していました。当時は、キッチンについては知らないことが多かったかもしれません。そのため、キッチンスペシャリストの勉強は、基礎知識を学ぶためにとても役立ちましたね。その後は住宅内装の基礎知識も学びたいと考え、インテリアコーディネーターの資格を取得しました。

高校生の時は、人の喜びにつながるような仕事がしたいと考えていた

Q6. 高校生のころはどんな夢を持っていましたか?

ばく然と人の喜びにつながるような仕事をしたいと考えていました。当社の企業理念に「世界中の人びとの豊かで快適な住生活の未来に貢献」という一文があるのですが、それを読むたびに、思い描いていた希望の仕事に従事しているのだな、と実感しています。具体的なビジョンは無かったとしても、夢や希望をずっと心に持ち続けていることが、その後の人生に自然とつながっていくのかもしれません。


Q7. このお仕事はどんな人が向いていると思いますか?

キッチンを使ってくださる方がどうしたら喜んでくださるかを考えることができる、想像力のある人が向いているのではないかと思います。また、キッチンという、調理に使っていただくものを扱うので、食べることや料理が好きな方は、とても楽しく仕事に取り組めると思います。

身近な存在である「キッチン」は、興味を持って勉強がしやすい

Q8. キッチンスペシャリストを目指している高校生へ向けて、一言メッセージをお願いします。

キッチンは衣食住の「食」と「住」にかかわる、大切な設備です。毎日使用する身近なものなので、勉強する際にも興味深く取り組みやすい資格なのではないかと思います。また、キッチンは実際に使用するとさらに身近になりますので、料理を勉強するのもいいと思います。私は今も勉強中です。



「キッチンスペシャリスト」という仕事は、どんな人がキッチンを使うのか、どうすれば使いやすいのか、などと想像力を使うお仕事なんですね。料理が好きな人にとっては、理想のキッチンを考えることができる夢のようなお仕事です。時代の流れとともに、新しい技術を使ったキッチン設備がたくさん出てくるので、最新の設備や美しいデザインに触れることもできそうです。

キッチンスペシャリストに興味を持った人は、まずは自宅のキッチンを自分なりにコーディネートすることから始めてみてはいかがでしょうか。

【profile】LIXIL 吉田玲子
http://www.lixil.co.jp

この記事のテーマ
建築・土木・インテリア」を解説

建築や土木に関する技術を中心に学ぶ分野と、インテリアコーディネイトなどデザインを中心に学ぶ分野の2つに大きく分かれます。資格取得のために学ぶことは、建築やインテリアの設計やプランニングに必要な専門知識、CADの使い方などが中心です。どちらの分野も依頼主の要望を具体化できる幅広い知識とコミュニケーション能力も求められます。

「建築・土木・インテリア」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「キッチンスペシャリスト」
はこんな仕事です

キッチンスペシャリストは、顧客の相談に応じてキッチンを使いやすい快適な空間にする提案を行う。設計から施工まで携わるが、顧客の要望は年々多様化が進んでおり、キッチンスペシャリストには最新の設備機器、建築の知識など、高度な専門的知識と経験が求められる。資格には公益社団法人 インテリア産業協会が認定する「キッチンスペシャリスト資格」があり、キッチン関連メーカーや設計事務所、住宅設備会社など、さまざまな現場で活躍するためには取得しておくとよいだろう。

「キッチンスペシャリスト」について詳しく見る