【シゴトを知ろう】インテリアコーディネーター 編

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【シゴトを知ろう】インテリアコーディネーター 編

2016.10.17

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】インテリアコーディネーター 編

ベッドカバーとカーテンをコーディネートしたり、家具の配置換えをしたり、自分の部屋のインテリアを工夫するのは楽しいですよね。インテリア好きにとって憧れの職業ともいえる「インテリアコーディネーター」は、企業のオフィスやお店の内装、個人のお宅など幅広くコーディネートするお仕事です。

今回は、フリーランスでインテリアコーディネーターとして活躍する梅本靖子さんにお話を伺いました!

この記事をまとめると

  • 会社や個人のインテリアをトータルでコーディネートする
  • 自分の知識や経験をインテリアに生かすことができる
  • センスはもちろん、依頼主のイメージを柔軟に汲み取る力が必要

すてきな空間というだけでなく、快適にすることが仕事

インテリアコーディネーターの梅本靖子さん

インテリアコーディネーターの梅本靖子さん

Q1. 現在のお仕事内容について教えてください。

私はインテリアコーディネーターとして、企業のオフィスやお店の内装、個人のお宅などのコーディネートに幅広く携わっています。

お客様から住まいに関してご相談をいただき、それに対しご提案をすることが主な業務です。お客様からご注文をいただいた後は、お客様宅への訪問日や、必要な商品の発注、作業をする人の手配を行います。個人のお宅も手がけますが、法人のお客様も多く、会社の事務所や店舗などさまざまな場面で仕事をしています。家具やカーテンの組み合わせはもちろん、床や壁もリフォームする場合もありますし、空間を快適かつ素敵にするのがインテリアコーディネーターの役割です。見た目だけでなく、使い勝手や掃除のしやすさなどもご依頼主に応じて考慮していきます。

私の1日のスケジュールを大まかに説明すると、午前中はメールのチェックや返信をし、書類記入や提案している商品のサンプルの手配などの事務作業を行います。午後からはお客様や仕事関係の方と打ち合わせをし、お約束がない日はパソコンソフトを使ってお客様から依頼されている案件の計画を立てています。インテリア商材の新作発表会や勉強会へ行くこともあります。


Q2. お仕事の中で、魅力ややりがい、楽しさを感じるのはどんなときですか?

インテリアコーディネーターという仕事の魅力は、自分の提案が形として残ることです。そして、自分の経験や勉強したことがその分、仕事に反映されることです。

この仕事のやりがいや楽しさは、貴重なインテリアの作品や、新しいインテリア商材に触れる機会が多いことです。また、お客様の反応が直接分かる場合が多いことです。直接仕事の依頼を自分へいただけることもうれしく思っています。

お客様が何を求めているのか、細かくヒアリングしていく

外観をコーディネートする前

外観をコーディネートする前

Q3. 一方で、お仕事の中で大変さや苦労を感じるのはどんなときですか?

「もっと明るく、きれいに」などと、感覚的な表現を使われる場合が多く、依頼者と私の間にイメージのズレがあり、お客様の求めているご提案ができないときです。また、急ぎの案件のときは夜中や明け方まで作業をすることもあります。他には、納期や金銭的なトラブルが起きやすいことです。

イメージのズレに関しては、例えば「葉っぱのカーテンがいい」と言われても、それが刺繍の葉っぱだったり、ポップなプリントのものだったりといろいろなので、カーテンメーカーで合うようなものを探し、サンプルをメーカーさんから取り寄せて実際に見てもらい、いくつかの選択肢の中から選んでもらうようにすることで対応しています。


Q4. インテリアコーディネーターを志すようになったきっかけを教えてください。

私は20代のころは、一般企業で人事や事務の仕事をしていました。そのときに、習い事の感覚で雑貨やお花のことなどを学べる学校に通いました。その勉強がとてもおもしろく、もっと学びたいと担当の先生に相談したところ、インテリアコーディネーターの受験を勧めていただき、インテリアコーディネーターの資格を取得しました。


Q5. 大学や専門学校ではどのようなことを学びましたか? 

小学生の頃から、社会科や音楽などで世界の人の生活を知ることが楽しく、人の暮らしにずっと興味がありました。そこで、大学では文化人類学や国際政治を学べるところを選びました。その時は深く考えていませんでしたが、大学時代に学芸員資格を取った過程で、博物館や美術館に展示されている以外の裏側(企画や収蔵箇所)へも訪問できたことは、今の仕事の役に立っているかなと思っています。学んできたことに後悔はありませんが、今の仕事に就くのであれば建築学科へ行くことも選択肢の一つだったと思うときもありますね。


Q6. 高校生のころはどんな夢を持っていましたか? 

将来のことは特に考えていませんでしたが、自由な校風だったこともあり、仕事は好きなことをしていきたいと漠然と思っていたかもしれません。部屋の模様替えをしたり、小物を飾ったりと、お金をかけずにできる部屋のコーディネートは高校生ながらよくしていたので、結局好きなことが仕事になっていると言えるのかもしれませんね。

想像力や感覚はもちろん、納期や予算もしっかり管理!

外観をコーディネートした後

外観をコーディネートした後

Q7. このお仕事はどんな人が向いていると思いますか? 

仕事の依頼に対し、イメージをふくらませ、図面や素材の提案などの形にすることができる人です。感覚や創造性が必要な右脳系の仕事ではありますが、期日を守り、予算感を持つことも大事です。ほかには、相手の気持ちを考えることができる人です。それに、お客様の考えやイメージを引き出せるスキルが必要だと思います。

また、好奇心や探求心のある人も向いていると思います。インテリアは日々商品が入れ替わり、流行もある業界なので、常に情報更新が必要です。事務職を経験していた立場から言うと、パソコンを使って書類をつくったりできる能力は強みになりますが、高度な技術は求められない印象があります。図面や絵を描いて伝えることも多いのでFAXが使われることも多いです。


Q8. インテリアコーディネーターを目指している高校生へ向けて、一言メッセージをお願いします。

自分の経験(戸建て、マンション暮らし、実家暮らし、一人暮らし、結婚、育児、介護など)がすべて生きる仕事です。また、50〜60代の方も多く活躍されており、息の長い仕事だと思います。他の業種から転身される方も多いのですが、今の段階でこのお仕事を目指そうと思われている場合はインテリアデザインや建築について学ばれることをおすすめします。学校以外では、旅行や少し背伸びをしたレストランへ貪欲に行き、暮らしの幅を広げておかれるといいと思います。



カーテンや家具を選んだりする素敵な職業……であることは間違いありませんが、依頼主の言葉から希望をくみ取ったり、予算内に仕上げたりと、いろいろと気遣いを求められるお仕事なんですね。納期が大変な時もありますが、自分が手がけた空間で、居心地のよさを感じてもらえるというのは、とてもすてきなことですよね! インテリアコーディネーターになりたいと思った人は、美術館や老舗のレストランなどに出かけて、インテリアについて探ってみましょう!

【profile】日本フリーランスインテリアコーディネーター協会 梅本靖子
http://www.jafica.org

この記事のテーマ
建築・土木・インテリア」を解説

建築や土木に関する技術を中心に学ぶ分野と、インテリアコーディネイトなどデザインを中心に学ぶ分野の2つに大きく分かれます。資格取得のために学ぶことは、建築やインテリアの設計やプランニングに必要な専門知識、CADの使い方などが中心です。どちらの分野も依頼主の要望を具体化できる幅広い知識とコミュニケーション能力も求められます。

「建築・土木・インテリア」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「インテリアコーディネーター」
はこんな仕事です

主に住宅のインテリアについて、知識とセンスを生かして適切にアドバイスする仕事。「どのような暮らしがしたいか」をヒアリングした上で、その人のライフスタイルに即した住空間のイメージプランを提案する。家具、カーテン、壁紙、照明などを含むインテリアをトータルにプロデュースしていくため、幅広い商品知識が必須となる。また、インテリアコーディネーター自身の生活体験が豊かであることが、アドバイスの説得力につながることもある。

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