【シゴトを知ろう】クルーズスタッフ 編

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【シゴトを知ろう】クルーズスタッフ 編

2016.10.17

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】クルーズスタッフ 編

みなさんの中には、観光地で船に乗って楽しんだことがある人もいるのではないでしょうか。景色を巡ったり、船内で食事を楽しんだりすることを目的とした船を「観光船」といいます。そして、観光船の中で、お客様をおもてなしする人たちを「クルーズスタッフ」といいます。

今回の記事では、神奈川県横浜市にある「株式会社ポートサービス」で、クルーズアテンダント(クルーズスタッフ)として活躍している、神 麻里子さんにお仕事内容や魅力について、詳しく伺いました。

この記事をまとめると

  • クルーズスタッフは、観光船の中でお客様のおもてなしをする仕事
  • 高校生のころは、映画館で接客をしていた神さん。その経験は今の仕事にもつながっている
  • クルーズスタッフを目指すなら、多様な年齢層のお客様がくる環境でアルバイトをし、英会話を勉強しておくと後々役立つ

クルーズスタッフとして、お客様のプロポーズのお手伝いをしたこともある

予約受付業務中の神(じん)さん

予約受付業務中の神(じん)さん

Q1. 現在のお仕事内容について教えてください。

私は、横浜港・みなとみらい地区を船によって遊覧する観光船事業の『株式会社ポートサービス』という会社で、クルーズアテンダントとして働いています。

仕事内容は、マリーンルージュ・マリーンシャトルという観光船でのおもてなしです。具体的には、ご乗船いただくお客様のお出迎え・客室のご案内・船内での観光アナウンス・お客様の記念写真撮影・ケーキや花束のご用意・お土産品の販売・船内レストランでドリンクオーダー受け・船内清掃など、接客に関わる仕事すべてを行っています。マリーンルージュ勤務での1日の流れは、大まかに以下のようになります。

11:00 出勤・乗船準備
11:40 乗船開始
12:00 出航・乗務(90分)
13:30 帰港
13:40 休憩
14:30 出航・乗務(60分)
15:30 帰港
16:00 出航・乗務(90分)
17:30 帰港・次便ディナーの準備(ケーキや花束の用意)
19:00 出航・乗務(120分)
21:00 帰港
21:30 退勤


Q2. お仕事の中で、魅力ややりがい、楽しさを感じたのはどんなときですか?

お客様に喜んでいただけたときが一番やりがいを感じます。特に印象的だった出来事は、マリーンルージュのディナーで個室を貸切り、お客様が恋人にプロポーズをされたときのことです。マリーンルージュでは、お誕生日などの特別な日に、サプライズのお手伝いとしてケーキや花束をお持ちすることも珍しくありません。でもその日のサプライズは「プロポーズ」であり、花束をお持ちするタイミングを絶対にはずしてはいけなかったので、いつも以上にプレッシャーを感じていました。

レストランのサービスマンからお客様の食事の進み具合を聞き、個室の窓の外からも様子を伺っていました。お客様からこちらにサインをいただき、お相手には見えないように花束をお持ちしました。そして、お客様がプロポーズの言葉とともに花束をお渡しされ、プロポーズは成功しました! お客様の幸せをお手伝いできる仕事として実感し、とてもやりがいを感じた瞬間でした。


Q3. 一方で、お仕事の中で大変さや苦労を感じるのはどんなときですか?

お客様が多いときは、どうしてもお客様お一人おひとりへの対応に、丁寧さが欠けてしまっているように感じます。そこが大変だなと思うときもありますね。また体力勝負の仕事なので、身体がきついときもあります。でも苦労を感じることはありません。

専門学校で学んだ、英会話や接客といった経験は今の仕事に生きている

出航時にはアナウンスを行なう

出航時にはアナウンスを行なう

Q4. 現在のお仕事を志すようになったきっかけを教えてください。

もともと船に乗ることが好きで、横浜にも地元愛がありました。そこで横浜の観光船事業をしている今の会社を志望しました。クルーズアテンダントになることは狭き門をくぐることだと思っていましたが、挑戦をしてみようと勇気を出して応募しました。

今の仕事に就くまでは2つ専門学校に行きました。1つは映画・テレビの映像編集の専門学校で、もう1つは英会話を学ぶ専門学校でした。卒業後は、映画館でシネマアシスタントとして接客業務をしていました。幅広い年齢層のお客様と出会い、接客する中でいろいろな人がいることを知り、自己成長ができたと思います。


Q5. 専門学校ではどのようなことを学びましたか?

映像編集の勉強は今のお仕事とかけ離れているように見えますが、演出によって人がどう感じ、どう思うかを想像するという点では、今のお仕事にも生かされていると思っています。

また、外国語の専門学校では、英会話を使って接客のできる人材教育を目指していました。ですので、英会話を学ぶと同時に所作・言葉遣い・身だしなみといったビジネスマナーも厳しく教えられました。そこで英会話とビジネスマナーを身に付けたことは、今の仕事に直結して役に立っていますね。


Q6. 高校生のころはどんな夢を持っていましたか?

高校生のころは、映像編集者になりたかったです。その夢もあって高校生のころも映画館でアルバイトをしていました。無意識に取り入れていたことは、「好きなジャンル+接客」というセットで仕事を選んでいたことですね。高校生のころから接客は好きで、「映画+接客」というセットで考え、映画館での仕事を選びました。

人と話すことが好きな人、話を聞くのが好きな人はクルーズスタッフの仕事に向いている

観光船・ルージュ・シャトル

観光船・ルージュ・シャトル

Q7. このお仕事はどんな人が向いていると思いますか? 

いろいろな人と話すことが好きな人が向いていると思います。あとは人の話を聞くのが上手な人ですね。人の話をよく聞く人は、相手の求めていることをくみ取ることができる人だからです。


Q8. クルーズスタッフを目指している高校生へ向けて、一言メッセージをお願いします。

アルバイトをするときにも、同年代をターゲットとしたサービスの職種ではなく、多様な年齢層の人と話せる環境に自分を置くような仕事を選んだ方がよいと思います。また、これから訪日外国人のお客様がもっと増えていくと思われますので、英会話の勉強は今からしておくと将来役に立つのではないでしょうか。



観光船に乗るときは、どこか「特別感」を感じるものです。接客業にもさまざまな種類がありますが、クルーズスタッフは、お客様の「特別な休日」をおもてなしするすてきな仕事といえるでしょう。この記事を読んで、クルーズスタッフの仕事に興味を持った人は、ぜひ書籍やインターネットで、もっと詳しく調べてみてくださいね。


【profile】株式会社ポートサービス 神 麻里子
https://www.yokohama-cruising.jp/

この記事のテーマ
自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙」を解説

陸・海・空の交通や物流に関わるスキルを学びます。自動車、飛行機、船舶、鉄道車両などの整備・保守や設計・開発、製造ラインや安全の管理、乗客サービスなど、身につけるべき知識や技術は職業によってさまざまで、特定の資格が求められる職業も多数あります。宇宙については、気象観測や通信を支える衛星に関わる仕事の技術などを学びます。

「自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「クルーズスタッフ」
はこんな仕事です

周遊を目的とするクルーズ船の船内で働くスタッフの総称。クルーズ船には、甲板や機関といった運航部門だけでなく、客室や飲食施設、さらに多彩な施設が備えられており、その規模は大型ホテルに匹敵するほど。それらの施設で働くスタッフも、クルーズスタッフに含まれる。さながら、一つの街が海上を移動しているようなもの。クルーズそのものが、移動よりも「船上で過ごす時間を楽しむ」ことを主目的としているため、クルーズスタッフにも一流ホテルに引けをとらないようなホスピタリティーの提供が求められる。

「クルーズスタッフ」について詳しく見る