【シゴトを知ろう】航海士 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】航海士 ~番外編~

2016.10.13

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】航海士 ~番外編~

「【シゴトを知ろう】航海士 編」では、川崎汽船株式会社で二等航海士として活躍していらっしゃる齊藤学さんに、お仕事の内容や魅力について伺いました。

航海士の方は、お仕事で海外の国々を訪れる時や、また、テレビで船の事故のニュースが流れた時には「とある行動」を取ってしまいがちだそうです。こちらの記事では番外編として、航海士のお仕事の「あるある」や、知られざる一面についてお話を伺ってみました!

この記事をまとめると

  • 船の事故のニュースが流れると、気になって見てしまいがち。事故原因を推測することも
  • 航海士は、船のハンドルを握ることはない。
  • おじいさんが見たのと、同じ海が見られたことは感慨深かった

海外の国々を訪れる航海士の仕事。時差で体内リズムが狂いがちに……

――このお仕事ならではの、仕事上の「あるある」なことを教えてください。

この仕事では、海外の国々を船で訪れます。そのため、時差で体内リズムが狂いがちです。例えば、日本からエジプトに向かうとします。両国の時差は7時間。約2週間かけてエジプトに向かう中で、毎日30分、船上の時間を遅らせていきます。起床する時間も毎日変わるので、慣れない人は苦労しているようです。


――また、お仕事とリンクする、休みの日にありがちな「あるある」があれば教えてください。

テレビで、船の事故のニュースが流れると、気になって見てしまいます。まだ、事故の原因が明らかになっていない時には、自分の仕事上の経験から、原因を推測することもあります。

航海士は、実際に船のハンドルを握っているわけではない

――意外と知られていない、このお仕事の知られざる事実やトリビアを教えてください。

航海士は、実際に船のハンドル(舵輪)を握っていると思われがちですが、そうではありません。船のハンドルを握っている人は操舵手といいます。では、航海士がどんな仕事をしているかというと、具体的には、計画された航路を走り、他船と衝突しないように、周囲の見張り・船位確認等を行い、操舵手に指示して、目的地まで船を操縦します。

また、航海士の仕事は三直制(3人が交代で勤務すること)になっています。3人が4時間ごとに交代し、1日24時間切れ目なく、安全な航海に努めています。自分の担当の時は、1人で本船の安全航行に対する責任を持って、仕事をしなければいけません。

おじいさんが行った海と、同じ海が見られたことは仕事における一番の思い出

――最後に、お仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

航海士の仕事に就いたのは、海軍に所属していた祖父が、私の小さなころから、船の話をしてくれたり、本を買ってきてくれたりしたことがきっかけでした。そのため、航海士として、オーストラリアの近くの珊瑚海(さんごかい・Coral Sea)を航行した時のことは、一番の思い出として心に残っています。

なぜなら、祖父も珊瑚海海戦時に、当海域でアメリカ軍との決戦に臨んだからです。約70年の時を経て、祖父の航跡をたどる事ができ、感慨にひたりましたね。また、世界の遠い国まで航海をして、無事に日本に帰って来たときには非常に達成感を感じます。



起床する時間が毎日変化するのは大変そうです。また、実際に航海士の方が船を操縦するわけではない、というのは意外な事実だったのではないでしょうか。この記事で航海士さんの仕事内容に興味を持った人は、ぜひ自分でも詳しく調べてみてくださいね。

【profile】川崎汽船株式会社 齊藤学
https://www.kline.co.jp/

一般社団法人 日本船長協会
http://captain.or.jp/

この記事のテーマ
自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙」を解説

陸・海・空の交通や物流に関わるスキルを学びます。自動車、飛行機、船舶、鉄道車両などの整備・保守や設計・開発、製造ラインや安全の管理、乗客サービスなど、身につけるべき知識や技術は職業によってさまざまで、特定の資格が求められる職業も多数あります。宇宙については、気象観測や通信を支える衛星に関わる仕事の技術などを学びます。

「自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「航海士」
はこんな仕事です

船舶の操縦や指揮を執り航行させる航海士は、たくさんの乗客、乗員、および荷物の安全を守る船長の右腕的存在だ。航海前には機関士とともに航海計画を立て、航路と気象状況を確認する。航海に入るとレーダーやGPSで位置や航路を確認する。航海士になるには国家試験である「海技士国家試験」に合格後、1~6級の「海技士(航海)免許」を取得する。なお航海士の仕事内容は、取得した免許の等級により細かく分かれており、甲板部の統括を担う1等航海士になるには2級以上の「海技士免許」が必要になる。

「航海士」について詳しく見る