【シゴトを知ろう】ネイリスト 新人 ~番外編~
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一流のネイリストになるために新人ネイリストは、どんな練習をしているのかなど、ネイルに興味がある人は無いリストの仕事について気になりますよね。
今回は新人ネイリストのお仕事の「あるある」や、ネイリストの知られざる一面について、日本を代表するネイリスト・黒崎えり子さんが主宰するネイルサロン「erikonail(エリコネイル)」の表参道店でネイリストとして働き始めて2年目の杉岡佳織さんに伺ってみました。
この記事をまとめると
- 新人ネイリストは自分の爪で練習することもある
- 休みの日でも人のネイルを見てデザインの勉強をすることも!
- 初めて指名をもらえたことがとても印象深く、今後のやる気につながった
早く仕事が終わっても、技術アップのために練習を重ねている!
――ネイリストは、ネイルチップを使ったりモデルさんに頼んで練習するだけでなく、自分の爪でもネイルの練習をすると聞きました。これは本当ですか?
そうですね。ネイリスト技能検定(JNEC主催)の資格を取得するために勉強をしていたときは、毎日自分の手でも練習をしていました。ネイルチップと実際に人の手にネイルをするのは感覚も違いますし、毎回練習のためにモデルさんを探すのは意外と大変なんです。自分の手なら、休みの日でも深夜でもいつでも練習に使えますから(笑)。
――通常の業務が終わってから練習をすることもあるのでしょうか?
もちろんです。私は入社二年弱の身ですので、まだまだ学ぶこともたくさんあり、早く仕事が終わっても練習をすることが多いです。集中しているとあっという間に時間が経ってしまい、終電帰りになってしまうのもネイリストの『あるある』だと思います。
休みの日でもつい人のネイルはチェックしてしまう!
――お仕事とリンクする、休みの日にありがちな「あるある」があれば教えてください。
どこかへ出かけるために電車に乗っていても、ついつい人のネイルは見てしまいますね。
ネイリストはデザインを考えるのも仕事なので、街中にいる人たちがどんなネイルをされているのかなというのは自然と気になってしまいます。大人になるとお洋服にはTPO(時と所と場合)がありますが、ネイルは小さなパーツなのでその方のお好みがよく反映されたりするんです。例えば、お洋服がモノトーンでシンプルでも、ネイルに動物モチーフが施されていたりすると『あ、こういうかわいらしいのが好きな方なんだな』と思ったりしています。
――ネイリストの意外と知られていない、このお仕事の知られざる事実やトリビアを教えてください。
ネイルアートは華やかですが、実際に一番大事なのはアートを施す前のベースづくりです。キレイなベースがあってこそ、アートが映えますし、ネイルのもちも変わります。ですから、ネイリストになるためにはベースづくりについてしっかりと学ぶことが第一歩です。爪や手のケアに関する知識も欠かせません。
初めて指名をもらえたことが大きな励みに
――最後に、お仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。
初めてご指名をいただけたときは本当にうれしかったです! 今まで練習してきたことが報われたという喜びと、これからも頑張っていこうという励みになりました。今後もたくさん指名していただけるよう、頑張っていきたいと思っています。
杉岡さんは、活躍しはじめたばかりの新人ネイリストですが、積み重ねた努力が実を結び始めているそう。どんな職業でも新人時代というのはあるので、華やかな部分と地道な努力の両方のお話が聞けて参考になったのではないでしょうか。
ネイリストという仕事に興味が湧いた人は、ぜひネイルサロンに足を運んでみてください。実際にどんな仕事をしているのか見てみると、夢も膨らむはずですよ。
【profile】erikonail OMOTESANDO 杉岡佳織
http://www.erikonail.info/nailsalon/
日本ネイリスト協会
http://www.nail.or.jp/
http://nailevent.jp/nailexpo16/
※メイン画像はイメージです
この記事のテーマ
「エステ・ネイル・リラクゼーション」を解説
ネイルアーティストやエステティシャンなど、美容のスペシャリストを育成したり、アロマセラピストやマッサージ師のように身体のもみほぐしや香りでの癒しに関わる知識と技術を身につけます。あわせて学校では、職業に応じた専門技術と接客能力を磨きますが、新しい技術やトレンドに対応するため、自ら学び続ける好奇心やセンスが求められます。