【シゴトを知ろう】歯科衛生士 編

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【シゴトを知ろう】歯科衛生士 編

2016.10.13

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】歯科衛生士 編

虫歯になったときや歯をきれいにしたいときなど、歯医者さんで治療を受けた経験がある人は多いのではないでしょうか? そんな歯医者さんで、歯科医師の指示を受けて器具の準備や受け渡しをしているのが「歯科衛生士」です。

歯の病気予防や歯科医師の診療補助を行う歯科衛生士ですが、患者からすると治療中はどんなことをしているのか見ることができませんし、どんな仕事の役割を担っているのか細かいことまでは知らない人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、歯科医院で歯科衛生士として働く、小森朋栄さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 歯科衛生士は歯の治療だけでなく、定期健診なども担当している
  • 患者さんとの会話から歯みがきや規則正しい食生活の重要性を理解して実践してもらう
  • 人の話を聞くのが好きな人に向いている

患者さんの口の健康をよりいい状態に維持する

Q1. 現在のお仕事内容と一日のスケジュールについて教えてください。

私は歯科医院で、歯周病やむし歯の治療後、それらの再発を予防して、患者さんのお口の健康をよりいい状態に維持するために必要な定期検診(メインテナンス)を担当しています。そのほかには、歯科医院と短大での歯科衛生士の教育に携わっています。

歯科医院での一日の流れは、大まかにはこのような流れになります。

9:15~ 着替え、朝の準備(治療用の椅子や器具、器材の準備など)
9:45~ スタッフ朝礼(注意事項や申し送りなど)
10:00~13:00 患者さんのメインテナンス
13:00~14:00 昼食
14:00~16:00 患者さんのメインテナンス
16:00~18:00 後片づけ、新人歯科衛生士および学生と症例を検討、診療内容に関する業務記録の記載など
18:00 終業

Q2. お仕事の中で、魅力ややりがい、楽しさを感じるのはどんなときですか?

歯周病で歯肉の腫れが続き、外出しても食事のサラダすら召し上がれなかった方がいました。しかし、その方は自分の口の中の状態を理解して自分に合った歯の清掃法や、状態の改善に一緒に努めてくださいました。その結果、治療後は外出先で久しぶりにサラダが食べられたと喜んで報告してくださったり、メンテナンスの大切さを感じたとおっしゃっていただき、健康回復の役に立てたと実感でき、やりがいを感じました。

Q3. 一方で、お仕事の中で大変さや苦労を感じるのはどんなときですか?

歯周病やむし歯はある程度進行しないと痛みませんが、痛みが出るころには手遅れの場合もあります。ですから、痛みが出るずっと前にむし歯の進行や歯肉の腫れに気づいてもらうことが必要です。その際必要なのは関心を持ってもらうことですが、どうしたら関心を持ってもらえるか、患者さんごとの性格も考慮しつつ、会話の中からその方法を見つけ出すことはやりがいでもあり、難しいとも感じます。

歯や体についての基礎から、介護についてなども勉強した

Q4. 現在のお仕事を志すようになったきっかけを教えてください。

私は歯科衛生士の専門学校を卒業後、付属の歯科大学病院に就職しました。歯に冠を被せたり、入れ歯を入れる科で仕事をする中、そのような治療が必要にならないようにするための予防歯科に興味を持ち、予防歯科先進国のスウェーデンの予防歯科センターに留学しました。帰国後、大学病院に戻り予防歯科で働かせてもらい、その後、フィリピンの大学病院で学生の指導を5年間行い、帰国後は主に一般の歯科医院で働いています。いろいろな文化や環境の違いを経験し、どの国でも歯科予防の大切さを感じます。

Q5. 学校、またはそれにあたる過程ではどのようなことを学びましたか?

高校卒業後、歯科衛生士を目指して歯科衛生士専門学校(当時は2年制)に入学しました。歯や体についての基礎並びに専門分野の勉強や介護についてだけでなく、歯科大学病院や身障者センターなどにも実習に行き、お口の健康を保ち、むし歯や歯周病を予防する方法や指導の仕方などについて、歯科診療の補助などを学びました。

Q6. 高校生のころはどんな夢を持っていましたか?

高校生のころから海外に行きたいと思っていましたね。中学のころからファンだった海外ロック歌手に会いたいと漠然と思っていたんです(笑)。ファンだったロック歌手にはまだ会えていませんが、スウェーデンの予防歯科センターへの留学を目指して語学の勉強をがんばれたのも、もしかしたらこのロック歌手の存在のおかげかもしれません。英語だけでなく、留学の条件だったスウェーデン語も勉強して予防歯科の勉強をさせてもらう機会をいただきました。

歯科衛生士には、介護や病院、診療所、企業などさまざまな働く場がある

Q7. このお仕事はどんな人が向いていると思いますか?

健康に携わる仕事につきたいと考えている方、人の話を聞くのが好きな方などにおすすめだと思います!

Q8. 歯科衛生士を目指している高校生へ向けて、一言メッセージをお願いします。

自分が好きと感じること、楽しいと感じることを、今からいろいろ経験してください。歯科衛生士には介護や病院、診療所、企業などさまざまな働く場があるので、その経験が職場選択の際に役に立つと思います。また、結婚、出産などの経験も生かして働ける、やりがいのある仕事だと思っています。


歯科衛生士は、日ごろの歯みがきや規則正しい食生活を私たちに伝えようとしてくれているのですね。今、歯科医院に通っている人や歯に痛みを感じている人は、日常でどんなメインテナンスをすればいいのか、歯科衛生士さんに相談してみましょう!

【profile】歯科衛生士 小森朋栄

この記事のテーマ
医療・歯科・看護・リハビリ」を解説

医師とともにチーム医療の一員として、高度な知識と技術をもって患者に医療技術を施すスペシャリストを育成します。医療の高度化に伴い、呼吸器、透析装置、放射線治療などの医療・検査機器の技師が現場で不可欠になってきました。専門的な技術や資格を要する職業のため、授業では基礎知識から医療現場での実践能力にいたるまで、段階的に学びます。

「医療・歯科・看護・リハビリ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「歯科衛生士」
はこんな仕事です

歯科衛生士は、歯の病気予防や歯科医師の診療補助を行う仕事。生涯健康で丈夫な歯を維持するためには、虫歯や歯周病の予防は不可欠。歯科衛生士は、それらの予防処置として、歯垢や歯石の除去などを行う。子どものうちから正しい歯の磨き方など、セルフケアの指導を行うことも重要な役割だ。診療補助の仕事では、歯科医師の指示を受け、器具の準備や受け渡し、管理などを担当する。出産後の再就職もしやすいため、女性が多い職種でもある。勤務先は歯科医院、保健所、老人保健施設などが挙げられる。

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