【シゴトを知ろう】サウンドエンジニア ~番外編~

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【シゴトを知ろう】サウンドエンジニア ~番外編~

2016.10.11

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】サウンドエンジニア ~番外編~

「【シゴトを知ろう】サウンドエンジニア 編」では、THE NEATBEATSの
MR.PANさんにお仕事の内容や魅力について伺いました。その深いこだわりに感銘を受けた人も多いのではないでしょうか。

サウンドエンジニアのお仕事というと、ポピュラー音楽に携わる仕事ですから、時代とともにいろいろな変化があるはずです。こちらの記事では番外編として、サウンドエンジニアのお仕事の「あるある」や、知られざる一面についてお話を伺ってみました! 

この記事をまとめると

  • さまざまな「音」を表現するエンジニアにとって、今はあまり普及していない昔の音楽機材などはとても貴重
  • バンドマンはグルメな人が多い!?
  • 自分に対する付加価値を認めてもらうことがエンジニアにとって大事

「真空管」を見ながらご飯を食べられる!?

サウンドエンジニアとしても活躍している、ロックバンド・THE NEATBEATSの MR.PANさん

サウンドエンジニアとしても活躍している、ロックバンド・THE NEATBEATSの MR.PANさん

――これだけスタジオにビンテージ機材を集めるのは、苦労されることもあるのではないですか?

それはありますね。まず部品に苦労することがあります。古い機材を100%の状態で使えるようにするには、修理や部品などのメンテナンスが必要で、それにはけっこうな時間と費用がかかります。100%の状態のビンテージ機材が手に入ることはまずないので、その修理が大変ですね。やっぱり古い機材は壊れやすいですし、パーツも消耗品なんです。今の家電みたいに、「壊れたら買い替えてください」というのではなくて、「壊れたら直してください」というパターンが多いです。その消耗品を探すのも大変なんです。

要するに、50年前のパーツを探してもすぐに見つからない、すごくマニアックな世界ですね。それでもその機材にしか出せない音というのがあるので、苦労してパーツを集めてでも、いろいろな種類の機材をそろえたいですね。

私たちの世界のあるあるとしては、機材のパーツを見ながらご飯を食べられることですね。真空管(※)を見ながらご飯を食べられますから(笑)。“特殊エンジニアあるある”かもしれないですけど、当時のパーツのカタログとかを見ているだけですごく楽しいんですよ。

(※内部を高度に真空にしたガラスの管。この真空管を利用してスピーカーから音が出るようにする装置を「真空管アンプ」という。)

真空管は音楽の機材に限らず、昔の戦闘機とかにも使われていたんです。そういう当時のパーツに私が魅力を感じているのは、50年代60年代というのは、宇宙開発競争というか、みんなが宇宙に夢を持っていた時代で。電気パーツというのは地球で作る未知なるものっていう感じをパーツごとに蓄えていて、生きている感じがすごいんですよ。だから古いアンプを買って来て、当時のパーツと真空管が残っているときは、「うわあ、まだ生きてるのか」って思いますね。アンプとか楽器とかは自分の中では道具ではなくて「生き物」なんです。

バンドマンはグルメな人が多い!?

――休みの日にありがちな「あるある」があれば教えてください。

これはエンジニアというよりは、「ツアー・バンドマンあるある」なんですけど、全国各地でいろいろなおいしいものを食べて、変にグルメになっているので、オフの日でもグルメ系のサイトでお店を検索しがちなんですよ(笑)。ツアー先でもグルメ系サイトを見てます。

それと、私の場合は、ライブでツアーに行っても、打ち上げはほとんどしません。もう40歳を越えると打ち上げをするバンドマンは急激に減ります。40歳を越えると疲れがたまるし、お酒を飲む機会も減りますね。これは「40代以上のバンドマンあるある」ですね(笑)。

誰でも家でレコーディングできることがサウンドエンジニアの仕事に影響している

――ほかにも、このお仕事ならではの「あるある」なことを教えてください。

自分に対する付加価値をどういうところで認めてもらうかというのは、これからのエンジニアには必要だと思います。それは例えば、「話がおもしろいから」でもいいと思います。一緒にいたら楽しい、とか。
だから最近のエンジニアさんはみんなすごく性格がいい人が多いですよ。昔はすごくムスッとしていたり会話ができなかったりする人も多かったけど、最近はもう「ようこそいらっしゃいませ! どんな音がいいのかな?」みたいな人もいると思います。
私のところは逆に、「一見さんお断り」みたいなスタジオです(笑)。うちの店の楽しみ方を知っている人だけが来る、みたいな感じですね。ある意味バブル時代の名残というか、すごく高級感あふれる感じがいいのかなって思います。でも、そろそろこのスタジオもオープンにして行こうかなって思っていますけどね。



こだわりを持ったサウンドエンジニアであり年間100本以上のツアーに出ているバンドマンでもあるMr.PANさん。最近のTHE NEATBEATSのライブでは、「生音ライブ」も人気を集めています。

サウンドエンジニアの仕事に興味のある人は、こだわりを持ってつくられた音楽がどんなものなのか、ぜひCDやレコード、ライブで体験してみてくださいね。

【profile】MR.PANさん(THE NEATBEATS)
http://www.neatbeats.net/

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

「音楽・イベント」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「サウンドエンジニア」
はこんな仕事です

レコーディングエンジニアとも呼ばれ、録音スタジオが主な職場だ。録音機材をコントロールし、関係者が納得する音をつくり出すのが仕事。音楽を世間にリリースするにあたって欠かせない録音の職人といえる。歌手や演奏者の特性、テーマを考慮して使う録音機材を選ぶ。演奏音各音域のバランスを取り、調整を重ねてから録音する。楽器ごとに最適な音質を探り、全てのパートを重ねてミックスダウンでバランスを整える。最終行程のマスタリングでトータルの音圧などを微調整して完成となる。

「サウンドエンジニア」について詳しく見る